ドラえもんのひみつ道具 (ま)

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ドラえもんのひみつ道具 (ま) では、藤子・F・不二雄漫画ドラえもん』、『大長編ドラえもん』(VOL.1〜17)、藤子・F・不二雄のその他の著作に登場するひみつ道具のうち 、読みが「ま」で始まるものを列挙する。

まあまあ棒[編集]

まあまあ棒(まあまあぼう)は、「まあまあ棒」(てんとう虫コミックス第23巻に収録)に登場する。

先端にX形の付いた棒。人(ロボット含む)がどんなに怒っていても、X形の部分で口をおさえて「まあまあ」となだめれば怒りを静められるという道具。ただし、まあまあ棒は怒りを腹の中へためこんで我慢させるだけであって怒りを消すというわけではないため、あまり我慢をさせすぎると怒りが満タンになって爆発が起こる。作中では、スネ夫がその危険性を知らずにジャイアンをわざと怒らせての使用を繰り返した末に爆発した。ドラえもん曰く、爆発のエネルギーは火山の噴火にも匹敵するそうだが、幸いにも作中では爆発したジャイアンとそばにいたスネ夫が黒こげになるだけで済んだ。

マイクロアンテナ[編集]

マイクロ補聴器[編集]

マイクロ補聴器(マイクロほちょうき)は、「めいわくガリバー」(てんとう虫コミックス第36巻に収録)に登場する。

耳に差し込んで使用するイヤフォン型の小型補聴器。相当小さな音までも聞き取ることができる。ドラえもんとのび太が小人型異星人の住む惑星へ行った際、住民の声があまりに聞き取りにくいために使用した。

まいごさがし機「ごはんだよー」[編集]

まいごさがし機「ごはんだよー」(まいごさがしきごはんだよー)は、『ドラえもん のび太と雲の王国』に登場する。

小さな食堂を象った道具。屋根の煙突からおいしそうな匂いの煙を出し、お腹をすかせた人または動物を引き寄せる。効き目はお腹の空き具合により、鼻が詰まっていたら効果は無いらしい。劇中では雪山から保護した少年(タガロ)を探す為に使用したが、結果的に物語後半で意外な役割を果たした。

マイハウスガス[編集]

マグマ探知機[編集]

マグマ探知機(マグマたんちき)は、「無人島の作り方」(てんとう虫コミックス第9巻に収録)にて登場する。

マグマの場所を特定するための道具。マグマの上を通ると「マグマグ」という奇妙な音を鳴らして知らせてくれる。

マジックおしり[編集]

マジックおしりは、「マジックハンド」(てんとう虫コミックス第13巻に収録)に登場する。

人のおしりを象った道具。思い切りひっぱたくと、離れた場所にいる人間のおしりにその痛みが伝わる。ひみつ道具と対象者との感覚がどう繋がっているのかは、作中では描かれていない。

作中ではドラえもんがマジックハンドで悪戯をしていたのび太を懲らしめる為に、母の玉子に使わせた。

マジックおなか[編集]

マジックおなかは、「まんが家ジャイ子」(てんとう虫コミックス第24巻に収録)に登場する。

おなかを象った道具。中央に取り外し可能なヘソが付いている。ヘソを取り外して使用者のおなかに付けておき、離れた場所からマジックおなかをくすぐると、ヘソを付けられた者もおなかがくすぐったくなって笑ってしまう。

マジック・セメント[編集]

マジック・セメントは、「うそつきかがみ」(てんとう虫コミックス第2巻に収録)に登場する。

チューブ入りの接着剤。粉々に割れた鏡でも、継ぎ目も消して元どおりに修復することができる。

マジックチャック[編集]

マジックチャックは、「マジックチャック」(ぴっかぴかコミックススペシャル『カラー版ドラえもん』に収録)に登場する。

チャックを象った道具。壁などに貼り付けてチャックを開くと、その中に隠れたり、壁を通り抜けたりできる。同様の道具に「通りぬけフープ」がある。

てんとう虫コミックスでは、「ドラえもん大事典」(てんとう虫コミックス第11巻に収録)で登場する。

マジックドーム[編集]

マジックドームは、『ドラえもん のび太と雲の王国』に登場する。

のび太たちが雲の上に作った王国を隠すために使った道具。缶詰のような道具から薄い煙の幕が広がり、雲の王国全体を包むことで、内側からは外が透けて見えるものの、外側からは雲の王国はただの雲にしか見えなくなる。

そのため、一度ドームの外へ出てしまうと、自分たちのいた雲を見つけるのに苦労するのが難点。

缶の表面には「MAGIC DOME」と書かれているが、「MAGIC DOOM」となっているコマもある。

マジックハンド[編集]

マジックハンドは、「マジックハンド」(てんとう虫コミックス第13巻に収録)に登場する。

1対の手袋を象った道具。これを手にはめて手を動かすと、離れた場所にある物に手を触れずに力を加えることができる。物を掴んだり、動かしたり、人を殴ったりと使い道は多岐にわたる。直接の関係はないがコミックス第1巻「ドラえもんの大予言」で大型のマジックハンドが登場している。

作中ではのび太が調子に乗ってこの道具を悪用したため、最後は母の玉子にドラえもんが用意した「マジックおしり」でお仕置きされる羽目になった。

テレビアニメ第2作第1期「謎の四次元カバン」(2002年3月30日放送、DVD『ドラえもんコレクションスペシャル特大号』春の6に収録)では、数メートル離れた物を自分の元に取り寄せるという「取り寄せバッグ」のような効果もあった。

同様の機能を持つ道具に「とうめいハンド」がある。

マジックハンモック[編集]

マジックハンモックは、「ドラえもん大事典」(てんとう虫コミックス第11巻に収録)に登場する。

蛇使いのような籠からロープが伸び、その先端にハンモックが繋がっている。ハンモックに乗って笛を吹くとロープがどこまでも伸びる。

マジックボックス[編集]

マジックボックスは、「マジックボックス」(藤子・F・不二雄大全集第4巻に収録)に登場する。

2メートルほどの大きさの箱と、30センチメートルほどの細長い筒のセット。箱の方には側面に3つの穴が開いており(穴同士は四次元空間で繋がっている)、筒には中央にレンズが備えられている。箱の中で座り、上の穴に目を近づけ、真ん中と下の穴に片手と片足をそれぞれ差し込むと、筒の両端からその手と足が飛び出し、筒のレンズの見た光景が使用者の目に映る。これにより、この筒をもうひとつの体として自在に操り、歩き回ったり、家にいながらにしてあちこちの光景を見たり、物をつかんだりすることができる。

まじんのいないまほうのランプ[編集]

まじんのいないまほうのランプは、「まじんのいないまほうのランプ」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』第3巻に収録)に登場する。

千夜一夜物語』に登場する魔法のランプを模した道具。名前の通り、普段は「魔神」は入っておらず、これを持って人の名前を呼ぶと、その人物がランプの中に吸い込まれる(名前を呼ぶ時はある程度融通が利き、その人の本名でなくともあだ名や役職などでも吸い込められる)。その後でランプをこすると、中に入った人が魔神の姿となって現れ(頭にターバンを巻き、下半身が煙状となって宙に浮いている)、命令すれば何でも受けてくれるようになる(中に入った人は、誰かにランプをこすられない限り、ランプの中から出ることはできない)。魔神となっている間は本人の意思は麻痺しており、呼び出した者の言うがままになるが、魔神となっていた時の記憶は残るので、もとの人間に戻った時にランプの持ち主とトラブルが発生する恐れがある。ただし、なぜか作中で最初にのび太が魔神になった際には、宿題をしろという命令を受けて動いていた記憶は無かった模様。命令をこなすと、魔神の姿から元に戻る。魔神になった人は、命令を最低1つ以上こなさないと元には戻れない。テレビアニメ第2作第2期ではランプの中は超空間となっており、吸い込まれた人間は再び外に出されるまで本人の意思は失わないとされている。

マタタビ香水[編集]

マタタビ香水(マタタビこうすい)は、「恋するドラえもん」(てんとう虫コミックス第27巻に収録)に登場する。

ネコ用の香水。作中では詳細不明。『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ 天使たち~ 超特別編』で登場するものには、猫がメロメロになるという効能を持つ。ただし、使用されなかった。

マッチ棒型ライト[編集]

マッチ棒型ライト(マッチぼうがたライト )は、「まわりのお天気集めよう」(てんとう虫コミックス第43巻に収録)に登場する。

大きなマッチ棒を模した電灯。見た目は白いマイクのよう。球状部分から熱を出し、雪でできた壁に容易に穴を開けることができる。ドラえもんとのび太は気候集中装置を利用して野比家に雪を積もらせ、このライトを使って雪の家を作った。

なお、この道具の名称は原作中には出てこない。テレビアニメ第2作第1期「気候集中装置」(1990年11月30日放送)では「マッチ棒型ライト」としている。

狂時機[編集]

狂時機(マッドウオッチ)あるいは驚時機(きょうじき)は、以下の作品に登場する道具。

  • 「マッド・ウオッチ」(てんとう虫コミックス第8巻に収録。狂時機にマッドウォッチとルビを振っている。なお雑誌掲載当初は「狂時機」、藤子不二雄ランド第15巻では「マッドウオッチ」というタイトルになっている)
  • 「ひろびろ日本」(てんとう虫コミックス第21巻に収録。この作品のみ掲載当初から「狂時機(きょうじき)」と日本語読み。(表現の改変については後述)
  • 「ガンファイターのび太」(てんとう虫コミックス第24巻に収録。使用はされるが道具は出てこない。表記は「マッドウォッチ」)
  • 「『時』はゴウゴウと流れる」(てんとう虫コミックス第34巻に収録。ただし、使用されない上に道具も出てこない。表記は「マッド・ウォッチ」)
  • 「万能クリーナー」(てんとう虫コミックス第42巻に収録。道具は登場し、使用場面もあるが、名称は登場しない)に登場する。
  • 「宇宙ガンファイターのび太 後編」(テレビアニメ第2作第2期。表記は「マッドウォッチ」)

ストップウオッチを象った道具。この道具を使うとある一定の範囲だけ時間を遅く進めたり、早く進めたり、止めたりすることができる。スイッチをSに合わせると遅くなり、Cに合わせると早くなる(Sは「Slow」、Cは「Cue」の略)。「ひろびろ日本」では全世界(全宇宙)の時間を止めており、ウルトラストップウォッチタンマウオッチのような使い方をしている。ただしこの道具は上記の2つの道具と違い、時間干渉の影響を受けない者と受けるものを自在に設定できるという利点を持つ(「マッド・ウオッチ」作中でのドラえもんのセリフ『ぼくらは(設定した時間の)流れの外にいるけど』より)。

「『時』はゴウゴウと流れる」では、「どこかで落とした」とドラえもんが発言しているが、後作の「万能クリーナー」でジャイアンの動きを止めるために使用している。

この道具も「狂音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ・虫退治機」と同様に、ある時期を境に「狂」の「驚」への改変(言葉狩り)が行われ、このひみつ道具も「驚時機(きょうじき)」という名称に改変された。それを受けて、「マッド・ウオッチ」という名称も「驚時機(きょうじき)」という名称で登場するようになった。しかし間をわせる械であるので、「驚」は誤った表現。藤子・F・不二雄大全集へ収録するにあたって、この改変は作者によるものではないと判断され、エピソード「マッド・ウオッチ」と「時はゴウゴウと流れる」については道具名が掲載当初の表記に差し戻された(なお、ほかのエピソードは2012年5月時点で大全集未収録であるため、対応は不明)。

ひみつ道具の事典の場合、『ドラえもん全百科(ドラえもんオールひゃっか)』(1979年7月発行)から『ドラえもんひみつ道具完全大事典』(1994年12月発行)までは「狂時機」(読みがなの表記は「マッドウォッチ」。「マッドウオッチ」ではない)[1][2][3]、『最新版ドラえもんひみつ道具大事典』(2004年1月発行)以降は「驚時機」(読みがなの表記は「マッドウオッチ」)としている[4][5]

窓けしききりかえ機[編集]

窓けしききりかえ機(まどけしききりかえき)は、「あの窓にさようなら」(てんとう虫コミックス第19巻に収録)に登場する。

窓の景色を切り替える道具。近くの窓に向けて方角と距離を指定すると、目的の位置にある家や乗り物の窓から見た景色を、近くの窓に映し出す。単に光景が見えるだけではなく、実際に空間が繋がっている。向こうの窓の外から窓を開けずに中を覗いた場合、向こうの窓の中が見え、こちらの窓の中は見えない。

景色にうつった内容は、きりかえ機に内蔵されている「まどビデオ」に録画でき、他の窓に投影することもできる。

さらにオプションとして「自動ついせきアダプター」がある。これをきりかえ機に取り付け、切り替えた景色に映っていた者を追跡対象に設定すると、追跡対象者が移動して窓に映らなくなっても、追跡対象者を映し出す窓を自動的に探し出し、追跡対象者の動きを追うことができる。

まねラジコン[編集]

まねラジコンは、「まねコン」(てんとう虫コミックス第21巻に収録)に登場する。

手のひらに入るほど小さなコントローラー2つで構成される。2人の人間の体にそれぞれをつけておくと、送信側(アンテナ先端が逆三角形)の動作の通りに受信側(アンテナ先端が球形、これはスイッチにもなっている)も動く。受信側が抵抗すると送信側にもその抵抗が伝わるが、送信側にはかなわない。本来は運動神経の鈍い人にダンスなどを教えるための道具だという。テレビアニメ第2作第2期に登場した際は、正式名称は「まねコン」とされている。

魔法事典[編集]

魔法事典(まほうじてん)は、「魔法事典」(てんとう虫コミックス第37巻に収録)に登場する。

始めは白紙の本だが、魔法の使い方を好きなように書き込むと、その通りに魔法が使える。使い方は自由で、手などで一定の仕草をとる、呪文を唱えるなどさまざまに決められる。呪文にした場合は呪文を逆から唱えると効力が消えるようになる。また、魔法が書かれたページを破ることで、その部分の魔法を無効にすることもできる。

魔法の使用は誰にでも有効で、呪文を書き込んだ本人でない者が偶然その呪文を唱えても、魔法が発現する。また使用者が呪文を唱えた後、他の誰かがその呪文を逆から唱えても、使用者の魔法の効力が消える。ドラえもんの世界では魔法を科学で作れるらしい。

まほうのかがみ[編集]

まほうのかがみは、「まほうのかがみ」(藤子・F・不二雄大全集第3巻に収録)に登場する。

手鏡を象ったひみつ道具。この鏡に物体を写すと、鏡の中からその物体の複製品を取り出すことができる。人物やロボットを写すと、複製された者が自我を持ったまま鏡の中から出てくる。

同様の機能を持つひみつ道具として「フエルミラー」がある。フエルミラーは備え置き型だが、こちらは手持ち型。また、フエルミラーの場合は自分自身が鏡の中から現れて勝手に振舞うことがあるが、こちらで複製した1人の自分は従順であり、仕事を任せることができる。フエルミラーで増やしたものは左右反転状態になるが、こちらは左右反転することなく複製できる。

まほうの地図[編集]

まほうのとけい[編集]

まほうのとけいは、「まほうのとけい」(藤子・F・不二雄大全集第3巻に収録)、「今、何時?」(ぴっかぴかコミックススペシャル『カラー版 ドラえもん』に収録)に登場する。

柱時計を象った道具。時計の針を回すと、実際に世界中の時刻が変わる。

作中では名称不明。ここではエピソード「まほうのとけい」のサブタイトルを用いている。

まほうのひも[編集]

まほうのひもは、「まほうのひも」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』第6巻に収録)に登場する。

蛇使いを思わせるかごに長いひもが入っており、笛を吹くとひもがするすると伸びる。ひも自体が意思を持っており、人の形や乗り物の形に変形して持ち主を助ける。「世話やきロープ」とほとんど同じだが、かごから出す際に「ピーヒョロロープ」のように笛を吹く点と、持ち主が用事などを怠けようとすると巻き付いて引き止める点などが異なる。また、ひも自体が人の顔のように変形し、物を食べることもできる。

魔法のほうき[編集]

魔法のほうき(まほうのほうき)は、『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』に登場する。

気ままに夢見る機による夢世界の中で魔法使いドラモンとなったドラえもんが乗る魔法のほうき。乗って空を飛ぶほか、ほうき自体が意思を持ち、ドラモンの命令によってひとりでに動き回ることができる。また、これを持っていないとドラモンは魔法の力を失う。

作中ではこれをポケットから出す描写はなく、ドラモンとしての魔法使いの衣装同様、夢世界の中での小道具のようにも見えるが、映画の公式サイトではひみつ道具の1つとして扱われている。

魔法の虫めがね[編集]

魔法の虫めがね(まほうのむしめがね)は、「虫めがね」(藤子・F・不二雄大全集第3巻に収録)に登場する。

レンズが赤と青の2種類の虫眼鏡があり、赤の方で物を見ると、その物が大きく見えるだけなく、本当に大きくなる。青の方だと小さくなる。

鏡にうつった自分の姿を赤の虫眼鏡で見れば、自分自身の体を大きくすることもできる。

作中では「虫めがね」としか呼んでいない。1979年に出版された『ドラえもん全百科』ではこの道具を指して、『魔法の虫めがね』と紹介された。だが、1983年に『大きくなる虫めがね』という類似道具が登場する作品が発表されてからは以下の問題が発生している。

ひみつ道具の事典では一様に「魔法の虫めがね」としているが、「物を見ると、その物が大きく見えるだけなく、本当に大きくなる」という説明しか載せておらず[1][2][3][4][5]、その説明だけでは「大きくなる虫めがね」(1983年発表作品に登場する類似道具)を指すこともできる。『ドラえもんひみつ道具完全大事典』(1994年12月発行)以降は「大きくなる虫めがね」も同時に掲載しているが、「魔法の虫めがね」の説明文を修正する措置を取っていないため、「大きくなる虫めがね」と説明文がほぼ同じという状態に陥っている。

魔法ぼうし[編集]

魔法ぼうし(まほうぼうし)は、『ドラえもん のび太の魔界大冒険』に登場する。

三角錐型に無数の星模様のついた帽子。かぶると魔法が使えるようになるというわけでなく、単なるファンタジーの雰囲気を出すためだけのなんの変哲もない帽子。『のび太の魔界大冒険』で魔界を訪れた際には、そこに住む悪魔たちが偶然似たデザインの星が多いほど階級の高さを示す帽子をかぶっていたため、無数の星が描かれていた帽子をかぶっていたドラえもんは、階級の低い悪魔から上級悪魔と勘違いされて危うく窮地を逃れることができた。

なお前述の名称は原作漫画での呼称で、映画の作中では「魔法のぼうし」と呼ばれていた。またのび太の夢では「そくせき魔法帽」と言う名称だった(こちらは実際に魔法が使用できる。劇場版ではドラミちゃんがドラえもんから借りた)。

ママをたずねて三千キロじょう[編集]

ママをたずねて三千キロじょう(ママをたずねてさんぜんキロじょう)は、「ママをたずねて三千キロじょう」(てんとう虫コミックス第21巻に収録)に登場する。

この錠剤を飲むと、1粒ごとに300メートル歩かないと母親に会えなくなる。母親に会いそうな状況になると、電話が鳴って母親がそちらへ行ってしまうなど、偶然の発生が母に会えないというシチュエーションを作り上げる。

瓶には1万粒入っており、一瓶全部飲むと名前の通り3000キロメートル歩かないと母親に会えなくなる。3000キロメートルとは日本からグアム島あたりまでの距離。作中でのび太が一瓶全部飲んでしまったときには、どこでもドアで1500キロメートル先へ行ってから自宅へ戻ることで、玉子に会うことができた。

ま水ストロー[編集]

まもり紙[編集]

まもり紙(まもりがみ)は、「ぼくのまもり紙」(てんとう虫コミックス第23巻に収録)に登場する。

「まもり神」ならぬ「まもり紙」。一見ただの紙だが、手をパンパンと叩いて毎日3回拝むと、その者に常に付き添ってあらゆる災難から守ってくれる。たとえば階段から転げ落ちればクッションのように受け止めてくれたり、ボールが飛んでくればバットのように丸まって打ち返したり、いじめっ子を打ちのめしたり、と多岐にわたり活躍する。その力は、ジャイアンすら全身ボロボロになって息を切らしながら闘って、どうにか勝つことができたほど。

似て非なる道具として「びんぼう紙」がある。

マリオネッター[編集]

マリオネッターは、「マリオネッター」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』第3巻に収録)に登場する。

この道具から伸びた1本の糸を人につなげると、マリオネットのように人を意のままに操ることができる。慣れていないと操るのは難しい。

まるいものじ石[編集]

まるいものじ石(まるいものじしゃく)は、「まるいものじ石」(藤子・F・不二雄大全集第7巻に収録)に登場する。

輪のような道具。これを人が頭にかぶると肉体自体が一種の磁石になり、鉄ではなく丸い物(丸顔の人も含む)をなんでも引き寄せるようになる。

○×うらない[編集]

○×うらないは、『ドラえもん のび太と竜の騎士』に登場する。

○と×を象った2つの道具。これを床や地面に置いて質問をすると、○×いずれかが空中に浮かび、答えを○×で回答する。○のときは「ピンポーン」×のときは「ブブー」と音が鳴る。的中率は100パーセント。意思らしきものもあるようで、占い結果にケチをつけると相手を叩きつけて叱ったりする。(ただし、聞き方が悪いと結果として間違った回答を出してしまう。現にドラえもんは、『地球上に恐竜は生き残ってるか?』と質問したため、地球の上では絶滅したという回答が出てしまい、実際は地球の内部には生き残っていた)

マンガ原作集[編集]

マンガ原作集(マンガげんさくしゅう)は、「カンヅメカンでまんがを」(てんとう虫コミックス第25巻に収録)に登場する。

あらゆる漫画の筋書きが載っている本。登場人物はA、Bなどの仮名になっており、自分で考えたキャラクターをあてはめれば、たちどころに漫画やアニメ作品ができあがる。作中に登場したものは、表紙に「だれにも書けるマンガ原作大全集(5) SFマンガ集」と書かれている。

まんが製造箱[編集]

万病薬[編集]

万病薬(まんびょうやく)は、「ペロ! 生きかえって」(てんとう虫コミックス第3巻に収録)に登場する。

試験管に入った錠剤。その名の通り、飲むだけで全ての病気を完治させることができる。ただし場合によっては(怪我・老衰など)効果がないこともある。

作中では「どんなびょう気にもきくくすり」と呼んでいる。テレビアニメ第2作第2期「ペロ! 生きかえって」(2006年5月12日放送)では、名称は画面上のテロップにも公式サイトにもないものの、作中で「動物のいろんな病気に効く薬」と呼んでいた。『ドラえもん全百科』(1979年7月発行)を始めとするひみつ道具の事典では一様に「万病薬」としている[1][2][3][4][5]

出典[編集]

  1. ^ a b c 『ドラえもん全百科』小学館〈コロタン文庫 43〉、1979年7月25日発行。ISBN 4-09-281043-1
  2. ^ a b c 『ドラえもんひみつ大事典』小学館〈ビッグ・コロタン 11〉、1985年5月10日発行。ISBN 4-09-259011-3
  3. ^ a b c 『ドラえもんひみつ道具完全大事典』小学館〈ビッグ・コロタン 66〉、1994年12月10日発行。ISBN 4-09-259066-0
  4. ^ a b c 『最新版ドラえもんひみつ道具大事典』小学館〈ビッグ・コロタン 96〉、2004年1月1日発行。ISBN 4-09-259096-2
  5. ^ a b c 『ドラえもん最新ひみつ道具大事典』小学館〈ビッグ・コロタン 111〉、2008年9月3日発行。ISBN 978-4-09-259111-0
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