トーマス・ラム

	ノッティンガム・フォレストでのラム (2016年)
名前
本名	トーマス・アントン・ルドルフ・ラム; Thomas Anton Rudolph Lam
ラテン文字	Thomas Lam
基本情報
国籍	フィンランド; オランダ
生年月日	1993年12月18日（30歳）
出身地	アムステルダム
身長	188cm
選手情報
在籍チーム	メルボルン・シティFC
ポジション	DF
利き足	右足
ユース
0000-2005	アムステルダムシューヘ
2005-2012	AZアルクマール
クラブ1
代表歴2
	1. 国内リーグ戦に限る。2022年5月23日現在。; 2. 2021年10月9日現在。; ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

トーマス・アントン・ルドルフ・ラム（Thomas Anton Rudolph Lam、1993年 12月18日 - ）は、オランダ・アムステルダム出身のフィンランド人サッカー選手。メルボルン・シティFC所属。ポジションはDF。フィンランド代表^[3]。

クラブ歴[編集]

AZ[編集]

2005年にAZアルクマールの下部組織に加入し、順調にステップアップし、2011年にプロ契約を結んだ。2011-12シーズンよりトップチームに昇格し、翌シーズンの2012年9月16日、ローダJC戦にてトップチームデビューを果たした^[4]。2013年12月12日、UEFAヨーロッパリーグのPAOKテッサロニキ戦でトップチーム初ゴールを記録した^[5]。

ズヴォレ[編集]

2014年7月24日、PECズヴォレに移籍した^[6]。8月16日のFCドルトレヒト戦で公式戦デビューし^[7]、10月29日のKNVBカップ HHCハルデンベルグ戦ではDFながらハットトリックを達成し、6-1での大勝の貢献した^[8]。結果、2シーズンの在籍でレギュラーとして活躍し、リーグ通算64試合4得点を記録した。

ノッティンガム・フォレスト[編集]

ズヴォレでの活躍から古巣のAZを始めアヤックス・アムステルダムなどがラム獲得に動いたが、2016年7月8日、ノッティンガム・フォレストFCがラムをフリーで獲得した^[9]。8月6日、デビュー戦となったバートン・アルビオンFCとのリーグ開幕戦では移籍後初ゴールを記録するなど、順調な滑り出しを見せた^[10]。しかし、その後は怪我の影響もあり、徐々に出場機会を失っていった。

トゥウェンテへのレンタル[編集]

2017-18シーズンはFCトゥウェンテにレンタルされた。レンタルされた理由は、ノッティンガム・フォレストの監督を務めていたマーク・ウォーバートンがラムに、今シーズンの構想に入っていないと告げたためである^[11]。しかし、トゥウェンテではシーズンを通して安定したプレーを続け、リーグ戦28試合に出場した。

ズヴォレへの復帰[編集]

2018年8月29日、ズヴォレと2年契約を結んだ^[12]。

代表歴[編集]

2015年6月9日、エストニア代表戦でフィンランドA代表デビューを果たした^[13]。

人物[編集]

オランダ人の父とフィンランド人の母を親に持つが、代表でフィンランドを選択した^[14]。

個人成績[編集]

2020年4月28日

クラブ[編集]

クラブ	シーズン	リーグ			カップ		リーグカップ		その他		通算
クラブ	シーズン	ディヴィジョン	出場	得点	出場	得点	出場	得点	出場	得点	出場	得点
AZ	2011–12	エールディヴィジ	0	0	0	0	—		0	0	0	0
	2012–13		6	0	2	0	—		—		8	0
	2013–14		0	0	0	0	—		1	1	1	1
	通算		6	0	2	0	—		1	1	9	1
PECズヴォレ	2014–15	エールディヴィジ	29	2	5	4	—		0	0	34	6
	2015–16	エールディヴィジ	35	2	1	0	—		—		36	2
	通算		64	4	6	4	—		0	0	70	8
ノッティンガム・フォレスト	2016–17	チャンピオンシップ	19	2	1	0	1	0	—		21	2
FCトゥウェンテ (loan)	2017–18	エールディヴィジ	28	3	2	0	—		0	0	30	3
PECズヴォレ	2018–19		25	4	3	0	—		0	0	29	4
	2019-20		14	0	2	0	—		0	0	16	0
	通算		36	4	5	0	—		0	0	45	4
キャリア通算			154	13	16	4	1	0	1	1	172	18

代表[編集]

2020年4月28日

フィンランド代表	国際Aマッチ
年	出場	得点
2015	2	0
2016	7	0
2017	7	0
2018	5	0
2019	1	0
通算	22	0

タイトル[編集]

クラブ[編集]

AZ

KNVBカップ : 1回 (2012-13)

PECズヴォレ

ヨハン・クライフ・スハール : 1回 (2014)

個人[編集]

SPL最優秀若手選手賞 : 1回 (2011年)^[15]

脚注[編集]

^ “List of players under written contract registered between 01/07/2016 and 31/07/2016”. The Football Association. p. 33. 2016年11月11日閲覧。
^ ^a ^b “T. Lam”. Soccerway. 2016年3月13日閲覧。
^ “Thomas Lam” (Finnish). Suomen Palloliitto 2016年7月31日閲覧。
^ “Hat trick Altidore helpt swingend AZ langs zwak Roda JC” (オランダ語). Voetbal International (2012年9月16日). 2020年4月28日閲覧。
^ “AZ groepswinnaar na knap gelijkspel bij PAOK” (オランダ語). AZアルクマール (2013年12月13日). 2020年4月28日閲覧。
^ “Zwolle neemt Lam transfervrij over van AZ” (オランダ語). Algemeen Dagblad (2014年7月23日). 2020年4月28日閲覧。
^ “Niet meer verwachte zege voor PEC Zwolle diep in blessuretijd” (オランダ語). Algemeen Dagblad. 2020年4月28日閲覧。
^ “Drie spelers maken hattrick in KNVB-beker” (オランダ語). Algemeen Dagblad (2014年10月30日). 2020年4月28日閲覧。
^ “Thomas Lam: Nottingham Forest sign Finland international defender”. BBCスポーツ (2016年7月8日). 2020年4月28日閲覧。
^ “Nottingham Forest 4-3 Burton Albion”. BBCスポーツ (2016年8月6日). 2020年4月28日閲覧。
^ “Thomas Lam claims he endured 'unfair and frustrating' time at Nottingham Forest”. ノッティンガム・フォレスト (2017年8月3日). 2020年4月28日閲覧。
^ “Huuhkaijen Thomas Lam palaa Zwolleen” (フィンランド語). YLE. 2020年4月28日閲覧。
^ “Estlands Purje akterseglade lojt Finland” (フィンランド語). YLE (2018年8月28日). 2020年4月28日閲覧。
^ “Lam 'Leef van den tot dag'” (オランダ語). AZアルクマール (2016年11月18日). 2020年4月28日閲覧。
^ “Brechtelistä vuoden lupaava pelaaja” (Finnish). Palloliitto. (2012年12月10日). オリジナルの2013年3月13日時点におけるアーカイブ。 2015年2月17日閲覧。

外部リンク[編集]

PEC Zwolle official profile
トーマス・ラム – SPL competition record
トーマス・ラム - UEFA主催大会成績
トーマス・ラム - National-Football-Teams.com
トーマス・ラム - Soccerbase
トーマス・ラム - Voetbal International （オランダ語）
トーマス・ラム - fussballdaten.de （ドイツ語）

[1] “List of players under written contract registered between 01/07/2016 and 31/07/2016”. The Football Association. p. 33. 2016年11月11日閲覧。

[T._Lam-2] “T. Lam”. Soccerway. 2016年3月13日閲覧。

[3] “Thomas Lam” (Finnish). Suomen Palloliitto 2016年7月31日閲覧。

[4] “Hat trick Altidore helpt swingend AZ langs zwak Roda JC” (オランダ語). Voetbal International (2012年9月16日). 2020年4月28日閲覧。

[5] “AZ groepswinnaar na knap gelijkspel bij PAOK” (オランダ語). AZアルクマール (2013年12月13日). 2020年4月28日閲覧。

[6] “Zwolle neemt Lam transfervrij over van AZ” (オランダ語). Algemeen Dagblad (2014年7月23日). 2020年4月28日閲覧。

[7] “Niet meer verwachte zege voor PEC Zwolle diep in blessuretijd” (オランダ語). Algemeen Dagblad. 2020年4月28日閲覧。

[8] “Drie spelers maken hattrick in KNVB-beker” (オランダ語). Algemeen Dagblad (2014年10月30日). 2020年4月28日閲覧。

[9] “Thomas Lam: Nottingham Forest sign Finland international defender”. BBCスポーツ (2016年7月8日). 2020年4月28日閲覧。

[10] “Nottingham Forest 4-3 Burton Albion”. BBCスポーツ (2016年8月6日). 2020年4月28日閲覧。

[11] “Thomas Lam claims he endured 'unfair and frustrating' time at Nottingham Forest”. ノッティンガム・フォレスト (2017年8月3日). 2020年4月28日閲覧。

[12] “Huuhkaijen Thomas Lam palaa Zwolleen” (フィンランド語). YLE. 2020年4月28日閲覧。

[13] “Estlands Purje akterseglade lojt Finland” (フィンランド語). YLE (2018年8月28日). 2020年4月28日閲覧。

[14] “Lam 'Leef van den tot dag'” (オランダ語). AZアルクマール (2016年11月18日). 2020年4月28日閲覧。

[15] “Brechtelistä vuoden lupaava pelaaja” (Finnish). Palloliitto. (2012年12月10日). オリジナルの2013年3月13日時点におけるアーカイブ。 2015年2月17日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10]

[11]

[12]

[13]

[14]

[15]