トラックステーション

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トラックステーションは、主として営業用トラックドライバーを対象とした休憩施設と運行管理センターが一体となった道路施設。略称は「トラステ」もしくは「TS」。

概要[編集]

モータリゼーションの進展で長距離ドライブをすることが増え、安全運転のために休憩施設が求められるようになった。

また、これらの施設では、トラックドライバーに対して業務上の連絡を取り合うサービスを提供することが望まれている。このような背景の下に「トラックステーション」の制度が創設された。

施設[編集]

トラックステーションは、全国の主要国道沿いに、一定数の駐車スペース、トイレ、休憩、仮眠、入浴、食事ができる休憩施設、業務上の連絡を取り合い、周辺のトラックステーションをネットワークで結び交通情報や気象情報を提供する情報提供施設(運行管理センター)を備えた施設が設置され、サービスが提供されている。

トラックステーションは、公益社団法人全日本トラック協会の計画に基づき、公益財団法人貨物自動車運送事業振興センター・各都道府県トラック協会が建設・管理・運営する形が取られる。

近年は、コンビニエンスストアの増加や、携帯電話電子メールビジネスホテルの普及などで、福利施設(入浴、仮眠、宿泊、食事)は年中無休から休日ありや営業時間短縮になった施設が多い。また、食事施設を廃止しコンビニエンスストアを誘致した施設もある。

日本のトラックステーションの数[編集]

運営主体 設置数 名称 備考
公益財団法人貨物自動車運送事業振興センター 29 トラックステーション うち1箇所は福島県トラック協会と共同設置
公益社団法人福島県トラック協会 5 トラックステーション
共同休憩所
うち1箇所は貨物自動車運送事業振興センターと共同設置
一般社団法人茨城県トラック協会 4 トラック休憩所
一般社団法人群馬県トラック協会 5 休憩所
共同輸送サービスセンター
公益社団法人長野県トラック協会 1 共同休憩所
一般社団法人愛媛県トラック協会 1 トラックステーション
合計 46  

かつて東名高速道路には、「公益財団法人貨物自動車運送事業振興センター」が管理・運営主体となる「運行管理センター」(夜間のみ営業のトラックドライバー用の休養施設)が2箇所(牧之原サービスエリア上り線・上郷サービスエリア下り線)設置されていたが、2014年平成26年)12月20日をもって廃止された[1]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 東名高速道路「上郷下りSA」及び「牧之原上りSA」運行情報センター閉鎖のお知らせ 全日本トラック協会 2014年12月16日掲載・2015年7月5日閲覧

外部リンク[編集]