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中川 ひろたか （なかがわ ひろたか、男性、1954年 2月14日 [1] 絵本ライター 、シンガーソングライター 。埼玉県 大宮市 （現：さいたま市 ）出身[1] ソングブックカフェ 所属。
制作した楽曲の総数は2500曲以上、絵本の累計販売部数は630万部に達する[2]
普門院幼稚園、大宮市立大成小学校 、大宮市立大成中学校 、埼玉県立春日部高等学校 を卒業後、一浪を経て1973年 に上智大学法学部 に入学。1976年 3月に大学3年生で中退[1]
1976年4月に千早子どもの家保育園 にて保育士としての活動を始める。当時、児童福祉法 上保育園で保育をすることが認められたのは女性に限られており、書類上は用務員 とされていたという[3] 1977年 、法律改正により男性も保母 試験が受けられるようになり[4] [1] [5] 1981年 3月に保育園を退職[6]
1979年 7月、初の著作『あそびうたがいっぱい』（湯浅とんぼ ＋中川ひろたか、ばるん舎 ）を刊行[7] [8] 1980年、松村伊都子と結婚。引き出物として作った『動物園に入れた動物と入れなかった動物たちのうた』（ばるん舎）刊行。『おーいかばくん』（詞・中川いつこ 曲・中川ひろたか）収録。
1982年、『空とぶ遊び歌』（共著・福尾野歩 小学館）刊行。
1983年、『ちびっこくらすのあそびうた』（共著・湯浅とんぼ 全社協）刊行。
1986年、『カレンダーソング』（共著・湯浅とんぼ 全社協）刊行。『みんなともだち』収録。
1987年、4月から雑誌『音楽広場』（クレヨンハウス）で新沢としひことの歌の連載が始まる。その年『世界中のこどもたちが』『誰かが星をみていた』『うさぎ野原のクリスマス』『はじめの一歩』『ともだちになるために』などの歌が生まれた。
1991年、『にじ』を発表。新沢との連載は、『音楽広場』『クーヨン』合わせて15年に及び、毎年、楽譜集とCDが作られた。
1994年 、『こどもちゃれんじ ・ぽけっと』11月号掲載の「さつまのおいも」で絵本作家デビュー[9] 1995年 6月に書籍化され、中川にとって初の（書籍として刊行された）絵本作品となった。同書は2週間で増刷、3か月で1万5000部を売り上げるヒットとなった[10] 作品は小学校 の国語 ・音楽 の教科書 にも採用されている[11] [5]
2006年 2月には、神奈川県 鎌倉市 に絵本カフェ「Song Book Cafe」をオープン[5] D1（だじゃれグランプリ）を考案。2004年 から開催[5]
A1（あそびうたグランプリ）を考案。2009年 から開催[5]
2011年 4月5日 、東日本大震災 復興支援として「みんなともだちプロジェクト 」を立ち上げる[5] 2011年、ボードゲーム「カロム 」の全国大会「C1（カロムグランプリ）」を主宰する。
中川が新たに文章を書き下ろした電子絵本アプリ『中川ひろたか名作おはなし絵本』シリーズは、2012年11月時点で日本国内と国外をあわせて35万ダウンロード以上を記録している[12] 音楽活動 [ 編集 ] 1979年 10月、バンド 「こどもあーず」（三輪まさかつ、桂牧と3人組）を結成[13] 1980年 2月9日 には初コンサートを実施する[14] 1983年 5月、初のカセット 作品『あそびうたがいっぱい』（湯浅とんぼ＋中川ひろたか）をレコーディング[15] [7] 1985年 11月にユニット「ノボ&ピーマン」（福尾野歩と2人組）を結成[16] 1987年 、バンド「トラや帽子店」（福尾野歩、増田裕子 と3人組）を結成[17] [18] 1月13日 、かつしか学園で初ライブを実施[19] 1988年 7月、初のアルバム（カセット）『世界中のこどもたちが』（トラや帽子店＋新沢としひこ）を発売[20] 1997年 8月に『題名のない音楽会 』に出演[21] 1998年 4月1日 の仙台 でのコンサートを最後に休業を宣言[22] 2000年 4月に正式解散した[23] [24] 1991年 、ユニット「下中商会」（下畑薫と2人組）を結成。同年1月に初ライブを実施する[25] 1999年 、「Beat Bang Boys」を結成。同年2月14日 、初コンサートを実施。同年12月、初CD『コロガルニホンゴ』を発売。2000年 9月解散[26] 2001年 2月、渡辺茂 （ba）、菊池丈夫（drm）、友成好宏（p）、佐藤克彦 （G）中川ひろたかによるバンド「Gel（ゲル）」を結成[27] [28] 『マジスカ軽音楽同好会』を結成し2枚のアルバムを発売。
2009年
大友剛（P.Vo）、野々歩 （Vo）、中川ひろたか（G.Vo）の新ユニット、ON'S（オンス）を結成し、2010年7月に1stアルバム『輪になって』が発売された。
ジャズプレーヤー・岡淳と知り合い『モダンギャグカルテット・MGQ 』を結成。2019年に『ジャズ・はじめの一歩』をキングレコードよりリリース。
2012年、下畑薫との『下中商会』を復活させ、ビートルズの邦題から新しい歌を作るという企画で、4枚のアルバムを製作。
2018年、左手中指を負傷。ギターが思うように弾けず、ベースに転向。ベースだけで親子コンサートはできないので、ピアニスト・本田洋一郎 と二人でライブを始める。若い頃、オールディーズバンドをやっていた本田と意気投合。オールディーズを日本語に訳して歌うバンド『洋ちゃん・ひろちゃん』を結成。12月小岩の「ジョニーエンジェル」で初ライブ。
2019年、些細なことから山野さと子 と3人でライブをすることになり、バンドを組むことになる。バンド名は『ヒネるズ 』。本田が歌う『レッツツイストアゲイン』から引用。ヒネるズ名義で最初の録音『おーいかばくん』がキングレコードより発売。 主な作品 [ 編集 ] ないた（金の星社 ／絵・長新太 ）※第10回日本絵本賞 大賞受賞
「ピーマン村」シリーズ（童心社／絵・村上康成）
「ピーマン村」とは中川の愛称「ピーマン」と、村上の「村」に由来する[29] さつまのおいも
おおきくなるっていうことは
えんそくバス
みんなともだち
「だじゃれ」シリーズ（絵本館 ／絵・高畠純）
おこる（金の星社／絵・長谷川義史 ）
ぼくはうちゅうじん（アリス館／絵・はたこうしろう）
コップちゃん（ブロンズ新社／絵・100%オレンジ）
わすれんぼうのサンタクロース（教育画劇／絵・中川貴雄）
あくび（文溪堂 ／絵・飯野和好 ）
ピンポーン（偕成社／絵・荒井良二）
ワニのスワニー（講談社 ／絵・あべ弘士 ）他、多数。 自叙伝 [ 編集 ] 中川ひろたかグラフィティ〜歌・子ども・絵本の25年（旬報社 、絵・ささめやゆき 、2003年）
ピーマンBOX〜中川ひろたか博覧会（講談社 ） 作詞 5つのメロンパン（原曲：イギリス民謡「Five Currant Buns」、1977年）
中川が「子どもの遊び研究会」に参加していた当時、湯浅とんぼからElizabeth Matterson著"Games for the Very Young"を渡され、その中に収録されていた「Five Currant Buns」を日本語に訳したもの。原詞に登場するパンをメロンパン だと解釈して訳詞した（原詞に「メロンパン」という言葉は出てこない）。後日、中川がイギリス人の英会話教師に「Five Currant Buns」の訳詞として「5つのメロンパン」を聴かせたところ「イギリスにはメロンパンはない」と言われたという。21世紀初頭現在、一般的に歌われているバージョンでは、歌の途中におばさんと子供の台詞が入るが、原曲には該当する台詞はなく、中川も作詞していないと述べている[30]
えらいこっちゃのおにぎりくん（作曲：藤井宏一）
NHK教育 「いないいないばあっ! 」で採用。 作曲 いっぽんばし にほんばし（作詞：湯浅とんぼ、1978年作曲[31] 口コミ により全国に広まった歌の一つ。人から人へ伝えられていく過程で新たな歌詞が追加され、本来の歌詞以外にも地域によって様々なバリエーションで歌われている。そのため、中川がコンサートでこの歌を歌うと観客から「歌詞が違う」という声が出てくるという[32]
おーい かばくん（作詞：中川いつこ）
フジテレビ系列 『ママとあそぼう!ピンポンパン 』1981年4月の歌[33] 1989年には3番が追加されて『ひらけ!ポンキッキ 』に採用される[34]
2007年にはCD付絵本として出版されている[35]
おしりフリフリ（作詞：のぶみ ）
世界中のこどもたちが（作詞：新沢としひこ 、1987年）
雑誌『月刊音楽広場』（現：『月刊クーヨン』、クレヨンハウス ）1988年1月号の「今月の歌」として発表。トラや帽子店の1stアルバム『世界中のこどもたちが』にも収録。1992年度に東京書籍 の小学5年生の音楽教科書に掲載され、その後他社の音楽教科書にも掲載される[36] ポンキッキーズ21 』でも歌われた。
ともだちになるために（作詞：新沢としひこ、1987年）
にじ（作詞：新沢としひこ）
2011年、つるの剛士のミニアルバム『ちゅるのうた 』に収録される。
2019年、花王アタック CMソング。
2020年、明治プロビオヨーグルトR-1 CMソング。
はじめの一歩（作詞：新沢としひこ、1987年）
メロンにきいてもわからない（作詞：新沢としひこ）
1990年10月、『ひらけ!ポンキッキ』に採用される[34]
1990年12月15日に、橘いずみ 、ガチャピン 、ムック のシングル「いっとうしょうたいそう2」のC/Wとして、増田裕子 が歌ったバージョンがシングル発売された。
パレード（作詞：新沢としひこ）
みんなとあそぼ（作詞：谷口國博）
NHK 『おかあさんといっしょ 』使用曲。
風の花束（作詞：中田有博）
そらとぶくじら（作詞：わたなべもも）
1996年、NHK『みんなのうた 』で、外山喜雄 とデキシーセインツの歌により放送された[37] 作詞・作曲 さかながはねて
手あそび歌として幼稚園や保育園でよく歌われる[38]
2019年に絵本化され[39] MOE 絵本屋さん大賞・パパママ賞の5位を受賞した[40]
みんなともだち
『ひらけ!ポンキッキ』1989年3月の歌に採用される[34] [41]
1989年3月21日発売のムック のシングル「こんこんこんのこぎつねさん」のC/Wとして、山崎清介 と砂川直人が歌ったバージョンがシングル発売。1998年に「ピーマン村」シリーズの一冊として絵本化される。
たちねぶた音頭
絵本『たちねぶたくん』イメージソング。
だじゃれだゾ〜
NHK『おかあさんといっしょ』2008年2月の歌。 『酢付手巻のり』（浜乙女 ）
CMの作詞・作曲・歌・イラストを担当[42] テレビ出演 [ 編集 ] ラジオ出演 [ 編集 ] 愛称について [ 編集 ] 愛称はピーマン 。保育士 時代につけられた。本来は「ピーナツ」だったが、保育園の園児に「ピーナツのあだ名」としてつけられた名前がそのまま定着した。なお「ピーナツ」は、保育園であだ名が必要になったときに、大学生 時代に甥からつけられた名前を名乗ったのが由来である[43]
外部リンク [ 編集 ] シリーズ キャラクター ドラマ
関連楽曲
関連人物
ステージ 関連番組 コンサート 特別番組 関連項目
日本・埼玉県大宮市（現：さいたま市）
