トヨタヴェルブリッツ

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トヨタヴェルブリッツ
クラブカラー   グリーン
愛称 ヴェルブリッツ
創設年 1941年
本拠地 愛知県豊田市
グラウンド 豊田スタジアム
パロマ瑞穂ラグビー場
収容人数 44380(豊田S)
15000(パロ瑞穂ラ)
代表者 宮市 達也(部長)
監督 サイモン・クロンヘッドコーチ
所属リーグ JAPAN RUGBY LEAGUE ONE
ファーストカラー
セカンドカラー
公式サイト
http://sports.gazoo.com/verblitz/
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マスコットのライガー(Riger 秩父宮ラグビー場 2018年1月13日撮影)

トヨタヴェルブリッツ: Toyota Verblitz)は、愛知県豊田市をホストタウンとしてJAPAN RUGBY LEAGUE ONEに所属しているラグビーチームである。

概要[編集]

1941年、トヨタ自動車工業ラグビー部(呼称はトヨタ自工)として創設。1982年7月、親会社の合併に伴いトヨタ自動車ラグビー部(呼称はトヨタ自動車)に名称変更。2004年のトップリーグ参入に合わせて、トヨタ自動車ヴェルブリッツとなる。VERDE(=緑:イタリア語)、BLITZ(=稲妻、力強さ:ドイツ語)を合わせた名前であり、緑はトヨタ伝統のジャージカラー。ヴェルブリッツを名乗る前の「トヨタ自動車ラグビー部」時代は、長らく同社の高級乗用車クラウンのエンブレムを模したマークを胸につけていた。

全国社会人大会には、1949年度(第2回大会)に初出場。翌1950年度には決勝に進出したが、八幡製鉄に敗れて準優勝に終わった。以降、決勝には何度か進出するもなかなか優勝にはたどり着けなかったが、5回目の決勝進出となった1968年度の大会で、八幡製鉄を下して悲願の初優勝を遂げた。初出場から、最後の大会となる2002年度までの間に、近鉄に次いで歴代2位となる50回出場した。優勝5回(歴代5位)、準優勝10回(歴代1位)、通算143試合(歴代1位)、通算94勝(歴代1位)という輝かしい記録を残している。

1966年に関西社会人リーグに加盟。1970年度には初優勝を遂げた。1976年度から1983年度にかけては8連覇を達成した。加盟初年度から同リーグ最終年度(2002年度)まで1部リーグに在籍し続け、近鉄に次ぐ15回の優勝を記録した。

しかし、トップリーグ初年度(2003年度)の参加を目指した2002-03シーズンでは、関西社会人リーグ4位、全国社会人大会でもグループCで3連敗を喫して、初年度からのトップリーグ参加を逃した。2003-2004シーズンはトップリーグの下位リーグであるトップウェスト所属となったが、ここで優勝を果たし、その後のトップリーグチャレンジシリーズでも、トップイースト10トップキュウシュウの優勝チームを相手に2連勝して、1年でトップリーグに昇格した。

2021年7月16日、新リーグJAPAN RUGBY LEAGUE ONEの1部リーグに振り分けされることになった[1]

マスコット[編集]

  • ライガー(Riger)- 雷神をモチーフとしている。

タイトル[編集]

全国大会

最上位リーグ

下位リーグ

カップ戦

7人制大会

成績[編集]

リーグ戦戦績[編集]

トップリーグ創設以前[編集]

年度 所属リーグ Div. 順位 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差 備考
1966 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 5 2 0 3 82 102 -20 三すくみ
1967 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 6 4 0 2 164 66 98
1968 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 6 4 0 2 168 84 84 三すくみ
1969 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 6 5 0 1 154 82 72
1970 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 6 5 0 1 150 74 76 同率優勝
1971 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 6 4 0 2 163 100 63 同率
1972 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 5位 6 2 0 4 128 150 -22
1973 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 6 3 1 2 132 86 46
1974 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 6 5 0 1 170 64 106
1975 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 6 5 0 1 239 104 135
1976 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 6 6 0 0 242 94 148
1977 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 6 5 0 1 248 116 132 同率優勝
1978 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 6 5 0 1 191 80 111 同率優勝
1979 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 6 6 0 0 248 65 183
1980 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 7 0 0 308 94 214
1981 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 7 0 0 336 50 286
1982 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 6 0 1 187 62 125 同率優勝
1983 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 6 0 1 243 41 202 三すくみで同率優勝
1984 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 5 0 2 228 76 152
1985 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 6 0 1 248 63 185
1986 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 310 59 251
1987 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 7 0 0 482 58 424
1988 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 5 0 2 256 130 126 三すくみ
1989 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 242 109 133
1990 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 292 97 195
1991 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 278 91 187
1992 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 7 5 0 2 310 115 195
1993 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 6位 7 3 0 4 178 201 -23 3チーム同率4位。順位は当該決戦による
1994 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 7 4 0 3 279 173 106
1995 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 6 1 0 392 81 311 同率1位。順位は抽選による
1996 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 517 145 372
1997 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 362 77 285
1998 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 6 1 0 409 78 331 同率優勝
1999 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 7 0 0 326 102 224
2000 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 7 0 0 404 152 252
2001 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 7 5 0 2 249 116 133
2002 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 4位 7 4 0 3 228 174 54

トップリーグ創設以降[編集]

シーズン 所属リーグ Div. 順位 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差 勝点 結果 カップ戦 日本選手権
2003-2004 トップウェストA 2部 優勝 リーグ戦:1位
トップチャレンジ1:トップリーグに自動昇格
ベスト8
2004-2005 トップリーグ 1部 4位 11 8 0 3 427 224 203 43 リーグ戦:4位 マイクロソフトカップ:ベスト4 準優勝
2005-2006 トップリーグ 1部 4位 11 7 0 4 431 263 168 37 リーグ戦:4位 マイクロソフトカップ:ベスト8 ベスト8[注 6]
2006-2007 トップリーグ 1部 3位 13 9 0 4 448 267 181 47 リーグ戦:4位
プレーオフトーナメント:ベスト4
準優勝
2007-2008 トップリーグ 1部 3位 13 9 1 3 452 269 183 50 リーグ戦:3位
プレーオフトーナメント:ベスト4
ベスト4
2008-2009 トップリーグ 1部 8位 13 6 0 7 310 286 24 31 リーグ戦:8位
2009-2010 トップリーグ 1部 3位 13 10 1 2 394 219 175 48 リーグ戦:4位
プレーオフトーナメント:ベスト4
準優勝
2010-2011 トップリーグ 1部 3位 13 11 0 2 446 261 185 55 リーグ戦:3位
プレーオフトーナメント:ベスト4
ベスト16
2011-2012 トップリーグ 1部 10位 13 5 0 8 341 323 18 29 リーグ戦:10位
2012-2013 トップリーグ 1部 5位 13 9 1 3 343 291 52 43 リーグ戦:5位 ベスト16
2013-2014 トップリーグ 1部 6位 7 5 0 2 142 111 31 22 リーグ戦:1stステージ・プールA・4位 ベスト8
7 3 0 4 127 188 -61 14 リーグ戦:2ndステージ・グループA・6位
2014-2015 トップリーグ 1部 6位 7 4 1 2 157 145 12 22 リーグ戦:1stステージ・プールB・4位
7 2 0 5 126 198 -72 11 リーグ戦:2ndステージ・グループA・6位
2015-2016 トップリーグ 1部 5位 7 5 0 2 203 125 78 26 リーグ戦:プールB・3位
順位決定トーナメント:5位
プレシーズンリーグ:3位
2016-2017 トップリーグ 1部 8位 15 7 0 8 353 332 21 35 リーグ戦:8位  
2017-2018 トップリーグ 1部 4位 13 10 0 3 394 288 106 46 リーグ戦:レッドカンファレンス・2位
総合順位決定トーナメント:4位[注 7]
  4位[注 7]
2018-2019 トップリーグ 1部 4位 7 5 1 1 237 135 102 26 リーグ戦:レッドカンファレンス・3位
総合順位決定トーナメント:4位[注 8]
トップリーグカップ:優勝 4位[注 8]
2019-2020 トップリーグ 1部 大会中止[2] トップリーグカップ:出場辞退[注 9]  
2020-2021 トップリーグ 1部    

2021年度スコッド[編集]

2021年度のスコッドは次の通り[3]太字は今年度からの新加入選手。

過去の所属選手[編集]

所属選手の不祥事[編集]

2019年6月20日、チーム所属の樺島亮太選手(7月11日付で懲戒解雇[4])が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された[5]。これを受けてトヨタ自動車ヴェルブリッツは同年6月22日に始まったトップリーグカップ2019への参加を急遽辞退した[6]。なお、この捜査の過程でイェーツ・スティーブン選手の容疑が浮上し、同年6月27日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された[7]。スティーブンの逮捕を受けて、日本ラグビー協会岡村正会長は「同じチームから2人目の逮捕者が出たことは、日本ラグビーの根幹を揺るがす大変な事態」とのコメントを発表した[8]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ a b 三菱自工京都と両チーム優勝
  2. ^ 近鉄と両チーム優勝
  3. ^ 大阪府警と両チーム優勝
  4. ^ 大阪府警、神戸製鋼と3チーム優勝
  5. ^ 神戸製鋼と両チーム優勝
  6. ^ 24-28で早稲田大学に敗れた。これによりトヨタ自動車は日本選手権にトーナメント制を導入後、初めて大学生チームに敗れたトップリーグチームとなった。
  7. ^ a b ジャパンラグビートップリーグ2017-2018総合順位決定トーナメント 兼 第55回日本ラグビーフットボール選手権大会
  8. ^ a b ジャパンラグビートップリーグ2018-2019総合順位決定トーナメント 兼 第56回日本ラグビーフットボール選手権大会
  9. ^ 所属選手の不祥事によりトップリーグカップの出場を辞退。
  10. ^ 2021年1月から半年間ハイランダーズに加入予定。

出典[編集]

関連項目[編集]

トヨタのスポーツチーム[編集]

外部リンク[編集]