トヨタ・KDエンジン

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1KD-FTV

トヨタ・KDエンジンは、トヨタ自動車水冷直列4気筒ディーゼルエンジンの系列である。

1KD-FTVは、コースター用を除く乗用登録用ディーゼルエンジンとしては、前任の1KZ同様、トヨタのラインナップ中最大排気量である。


系譜[編集]


ディーゼルエンジン


6気筒以上のガソリンエンジン
  • A型(初代) 直6  ┌- G型(2代目) 直6 ──────→ 4気筒 AR型 に統括
  •    ↓    M型 直6 ───→ JZ型 直6 -───┐
  • B型(初代) 直6     VZ型 ∨6MZ型 ∨6 ┴→ GR型 ∨6 → V35A型
  •    └─-→ F型 直6 ───────→ FZ型 直6 ──┐
  •              UZ型 ∨8 ─────┴-→ UR型 ∨8
  • センチュリー専用エンジン V型 ∨8GZ型 ∨12
  • レクサス・LFA専用エンジン LR型 ∨10


4気筒以下のガソリンエンジン
  •         U型 G型(初代)     ┌─-→ SZ型KR型
  •  S型(初代)P型K型 -┬─-→ E型 ──┴─→ NZ型 ─→ NR型
  • C型(初代)R型 -┬→ T型 -┼→ A型(2代目) ┬→ ZZ型 -→ ZR型
  •          ├─────┼→ S型(2代目) ┴-→ AZ型 -→ AR型A25A型
  •          ├─────┴─→ Y型 -┐  TZ型
  •          └────────────┴─→ RZ型 ──→ TR型
  • U型(水平対向2気筒)と KR型(直列3気筒)以外はすべて直列4気筒。
  • G型(初代) は日野ブリスカに搭載されていた GR100 をトヨタのエンジン系列に組み入れて改称。1年で消滅。
  • 初代エスティマ系専用としてアンダーフロア型ミッドシップレイアウトを実現するために造られた TZ型 は AZ型 に統括。



型式[編集]

2000年7月登場

ディーゼルエンジン

水冷直列4気筒DOHCターボ 電子制御コモンレール筒内直接噴射

なおトヨタ製のプレジャーボートに搭載される「M1KD-V」は本エンジンをベースに開発されたものである。

1KD-FTV - 3000cc[編集]

1KD-FTV
登場年月 2000年7月
エンジン種別 ディーゼルターボ
インタークーラー付き
燃料噴射方式 電子式コモンレール
筒内直接噴射式
冷却方式 水冷
シリンダー配置・数 直列4気筒
弁形式 ベルト駆動
4バルブ DOHC
ボア×ストローク 96mm×103mm
排気量 2982cc
圧縮比 17.9:1

※ハイエース200系 16.0:1

(2010/07/26~)
15.0:1

出力 125kW(170PS)/3400rpm

※ハイエース200系 100kW(136PS)/3400rpm

(2010/07/26~)
106kW(144PS)/3400rpm

トルク 352Nm(35.9kg・m)
/1800-3400rpm

※ハイエース200系 300Nm(30.6kg・m)
/1200-2400rpm

(2010/07/26~)
300Nm(30.6kg・m)
/1200-3200rpm

重量 -kg

※ハイエース200系用エンジンでは、後述の2KD-FTVと同じくオイルフィルターの小型化が行われていて、それ以前のエンジンとはオイルフィルターの互換性がない。

国内市場では諸事情から大きな出力の向上は行われなかったが海外市場向けでは127kW/410Nmや140kW/420Nmといった出力トルクアップされたモデルも存在する[1]

2KD-FTV - 2500cc[編集]

2KD-FTV
登場年月 2004年8月
エンジン種別 ディーゼルターボ
インタークーラー付き
燃料噴射方式 電子式コモンレール
筒内直接噴射式
冷却方式 水冷
シリンダー配置・数 直列4気筒
弁形式 ベルト駆動
4バルブ DOHC
ボア×ストローク 92mm×93.8mm
排気量 2494cc
圧縮比 18.5:1
出力 80kW(109PS)/3400rpm
トルク 260Nm(26.5kg・m)
/1600-2600rpm
重量 -kg

※このエンジンでは、ディーゼルエンジンのND型エンジンと同じく、オイルフィルターの小型化が行われた。

脚注[編集]

  1. ^ 一方で出力トルクが向上したモデルに採用されたピストンにクラックが生じるという不具合の報告があり、リコールにはなっていないものTSBが出ている。国内ではこれらのモデルは正規では存在しない。

関連項目[編集]