トブルク

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右上のTobrukがトブルク
トブルクの夜景

トブルク(アラビア語:طبرق、ラテン文字表記:TobrukまたはTubruqなど)はリビア東部の地中海岸にある都市。エジプトに近い港湾都市である。2011年の人口は約12万人。

北アフリカ一と言われる天然良港を持ち、都市の周囲は砂漠となっている。キレナイカの主要都市の一つであり、空港もある。古代ギリシャ時代にはギリシャ人植民都市であったが、その後はキレナイカ地方を守るローマ人の城壁都市となった。その後十数世紀の間、トブルクはキャラバンの中継地点として機能した。

第二次世界大戦時には、要塞であったトブルクは北アフリカ戦線における連合軍・枢軸軍の争奪戦の場となった。開戦時はイタリア領であったものの、イギリス軍が占領し、長期にわたる枢軸軍の包囲に耐えた。その後、枢軸軍が奪回したが、1943年には再びイギリス軍が占領している。

内陸油田からの原油パイプラインがあり、積出し基地となっている。

2009年ペストアウトブレイクが発生。患者数5人のうち死亡者は1人。トブルクは、自然界でペストが存在している地域とされるが、過去25年以上、人でのペストは報告されていなかった[1]

出典[編集]

  1. ^ ペスト:地域別罹患率・死亡率の検討-2004年~2009年 CDC Travelers' Health, Outbreak Notice(2010年2月18日)2017年3月4日

関連項目[編集]

トブルク港と街並み