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トニー・カーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Tony Khan

トニー・カーン
生誕 (1982-10-10) 1982年10月10日(43歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イリノイ州シャンペーン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身校 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
職業 実業家、スポーツエグゼクティブ、プロモーター
著名な実績 オールエリートレスリングのCEO、TruMedia Networksのオーナー兼会長
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アントニー・ラフィク・“トニー・カーン“1982年10月10日 - )は、アメリカの実業家、スポーツプロモーターである。 オール・エリート・レスリング(AEW)の創設者兼共同オーナーとして最も知られており、同団体の最高経営責任者ゼネラルマネージャーエグゼクティブプロデューサー、クリエイティブ責任者も務める[1]

NFLジャクソンビル・ジャガーズプレミアリーグフラムFCのオーナーである実業家シャヒド・カーンの息子。両組織で幹部職を務めており、ジャガーズでは最高戦略責任者、フラムでは副会長兼フットボール運営部長を務めている。カーンが関わっているその他の事業には、スポーツ分析会社TruMedia Networks、マネジメント会社Activist Artists Management、リング・オブ・オナー(ROH)などがある。

青年時代

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1982年10月10日、イリノイ州シャンペーンアーバナで、パキスタン系アメリカ人の父シャヒド・カーンとアメリカ人の母アン・カールソンの間に生まれる。シャヒドは、自動車バンパーを供給するFlex-N-Gateの創業者オーナーであり億万長者。トニーは、2001年にユニバーシティ・ラボラトリー高校を卒業し、 2007年イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で金融学の理学士号を取得した。

ビジネス

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アメリカンフットボールとサッカー

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2012年7月に父シャヒドのジャガーズ買収に伴いにチーム経営参加。現在はテクノロジーとアナリティクス部門を率いて選手育成、ドラフト外フリーエージェントのスカウトなどを担当。

2017年から副会長兼サッカー運営担当ディレクターを務め、アナリティクスチームを設立。 2021–22シーズンのチャンピオンシップ昇格に貢献。

プロレス

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2019年、学生時代から熱狂的なプロレスファンであるトニーは、プロレス団体「All Elite Wrestling」(AEW)を設立。社長、CEO、ゼネラルマネージャー、エグゼクティブプロデューサーを努め、番組構成から選手ブッキングまで全般に関与。

PPVイベント『Double or Nothing』は2019年5月25日にネバダ州ラスベガスMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催。 2019年10月2日、「AEW Dynamite」がTNTで放送開始。

テレビのストーリーに積極的に参加しているわけではないが、イベントやその他の正当な事項に関する発表を行うため、時折出演しており、ストーリー上は最高権威者であると考えられている。2024年4月24日のダイナマイトでは、The Eliteヤングバックスオカダ・カズチカジャック・ペリー)にリングで襲われパイルドライバーで病院送りにされる。そのシーンは翌日のNFLドラフトでも話題になり全米中の注目を浴びた。

2019年~2022年までレスリング・オブザーバー・アワードの年間最優秀プロモーター賞。2020年~2022年まで最優秀ブッカー賞を受賞した。

その他の事業

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ボストンを拠点にスポーツ産業の分析を専門とするエンジニアリング会社「TruMedia Networks」のオーナー。カーンは2015年にTruMedia Networksを買収し、彼の所有下で同社はスポーツ分析エンジニアリングサービスを拡大し、 ESPNナショナルフットボールリーグゼブラ・テクノロジーズメジャーリーグの60%以上のクラブを顧客に抱えている。

脚注

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  1. ^ 大物レスラーを次々引き抜き! アメリカに誕生した謎の金満プロレス団体『AEW』の全貌 - スポーツ - ニュース”. 週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト] (2019年2月12日). 2022年2月13日閲覧。