デルタ航空1141便墜落事故
事故機と同型のB727-200
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| 出来事の概要 | |
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| 日付 | 1988年8月31日 |
| 概要 | フラップの出し忘れ、及び警報装置の故障による離陸失敗 |
| 現場 | |
| 乗客数 | 101 |
| 乗員数 | 7 |
| 負傷者数 (死者除く) |
76 |
| 死者数 | 14 |
| 生存者数 | 94 |
| 機種 | ボーイング727-200Adv |
| 運用者 | デルタ航空 |
| 機体記号 | N473DA |
デルタ航空1141便墜落事故とは、1988年にダラス・フォートワース国際空港で発生したデルタ航空のボーイング727による離陸失敗事故である。
事故の概略[編集]
航空機と乗務員[編集]
- 使用機材:ボーイング727-232Adv
- 機体記号:N473DA
- 製造年:1973年11月
- 飛行時間:43023時間
- 乗務員
事故発生[編集]
テキサス州ダラス発ユタ州ソルトレイクシティー行きデルタ航空1141便は午前8時59分17秒に離陸承認され、滑走路18Lを滑走し始めた。機首を引き起こした際、VR(機首引き起こし速度)を超えたにもかかわらず、なぜかボディギアが滑走路から離れなかった。1141便は午前9時00分31秒に滑走路の終端を使い切り、ILSローカライザーアンテナアレイに激突し炎上。1141便は衝突後も機体を横にしたまま滑走路端から980メートル滑り続け、空港の周辺を囲むフェンスの近くで停止した。
機体は衝撃によって機首がへし折れ、機体後部は激しく燃えていた。
この事故により乗員乗客108名のうち、14名が死亡し26名が重傷、50名が軽傷を負った。
事故原因[編集]
1989年9月26日にNTSB (国家安全運輸委員会)は、事故報告書を公表した。
事故当時、パイロットはフラップとスラットを展開し忘れていた。本来はこのような離陸設定が施されていない状態でエンジン推力を上げると、警報が鳴るようになっているが、事故機の警報装置は故障していて鳴らなかった。 1141便のパイロットは設定ミスに気付かず滑走を開始、機首引き起こし速度を超えたので機首を引き起こしたが揚力が足らず、機体は上昇しなかった。さらに翼の上で気流が乱れ、胴体後方のエンジンへの空気の流れが不安定になった結果、コンプレッサーストールが発生。機体の速度がさらに落ち始め、上昇できないままILSローカライザーアンテナアレイに激突した。
またCVRにはパイロットが客室乗務員との会話に夢中になっている様子が残されており、「会話に夢中になるあまり注意散漫になりチェックリストを見落とした」と考えられている。また、この事故のおよそ1年前の1987年8月16日、ノースウエスト航空255便(MD-80/MD-90)が、全くと言っていいほど同じ原因で墜落(離陸時にフラップを展開し忘れたため墜落)していたこともあり、FAAはステライルコックピット(航空機が高度約3000メートル以下を飛行する間、客室乗務員からコックピットへの連絡を原則として禁止すること)を厳守するように警告した。
外部リンク[編集]
関連項目[編集]
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