デモンゲイズ (ゲーム)

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デモンゲイズ
ジャンル ファンタジー・ダンジョンRPG
対応機種 PlayStation Vita
開発元 エクスペリエンス
発売元 角川ゲームス
プロデューサー 千頭元
ディレクター 安宅元也
人数 1人
メディア Vitaカード、ダウンロード
発売日 日本の旗 2013年1月24日[1]
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
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デモンゲイズ』(DEMON GAZE)は、角川ゲームスから2013年1月24日[1]に発売されたPlayStation Vita用ソフト[2]

概要[編集]

エクスペリエンス開発の3DダンジョンRPG。同社が開発したゲーム『円卓の生徒』と世界観を共有している。

武器屋・道具屋などの施設がある竜姫亭を拠点に、パーティを組んでダンジョンへ挑戦し、ボスキャラクター「デモン」を撃破することがゲームの目的である。

撃破したデモンは、竜姫亭で「デモンの鍵」にしてもらうことでプレイヤーの支配下に置かれ、以後の戦闘に参加させることができるようになる。また、鍵に変化させる過程でストーリーに深く関わるイベントが発生する。

システム[編集]

サークル
本作では戦闘・探索で得られるアイテムが価値の低いものに設定されている代わりに、ダンジョンの各地に点在する「サークル」を利用することで効率的に価値の高いアイテムを収集できるようになっている。
具体的には、サークル専用アイテム「ジェム」を使用することで戦闘を強制的に発生させ、それに勝利すると使用ジェム数に応じて価値の高いアイテムを入手できる。例えば、「剣のジェム」を2つ使用すれば剣系の武器が2つ手に入る。
ゲイザーメモ
ダンジョンで特定のアイテムを使用することにより、あらかじめ用意された語句からいくつかを選ぶという形で、他ユーザーと共有する文章「ゲイザーメモ」を作成して残すことができる。また、他ユーザーの残したゲイザーメモを確認することもでき、メモから戦闘や探索の助けになる情報を得ることができる。
ただし、どちらの機能もPlayStation VitaPSNに接続させなければ利用できない。

製作[編集]

ゲーム作りの出発点になったのは、「『めぞん一刻』や『ラブひな』などの漫画にみられる主人公たちが下宿で愛と青春に満ちた共同生活をするという世界観をゲームにしたいという思いである」とエクスペリエンスの千頭元と安宅元也は語っている[3]。その一方、2人は「幅広いユーザーにダンジョンRPGを楽しんでもらうために見た目を親しみやすくしながらもゲームを進めるにつれてストーリーがハードになっていく展開にした」とも話している[3]

システム[編集]

キャラクターメイキング[編集]

好きな種族・姿・声・クラス・名前を設定でき、クラスと種族以外は後から変更できる。主人公は仲間とともに竜姫亭に住まう。ダンジョンから戻ると、住人の人数と強さに見合った家賃を全室分一度に請求される。

あらすじ[編集]

見知らぬ地下牢獄で目を覚ました青年は、自分と同様に牢獄へ閉じ込められていた「デモン」と呼ばれる凶悪な半機械生命体[3]に襲われるも、その場に居合わせた賞金稼ぎローナの助けによってそれを退け、その魂を捕らえる。

青年はデモンの魂を瞳に封じ込むことができる「魔眼(デモンゲイズ)」の持ち主であったが、自分が何者で何故牢獄に囚われていたのか、何故この力を使えるのかを覚えていなかった。行き場のない青年に、ローナは少女フランが経営する「竜姫亭」で賞金稼ぎとして働くことを提案する。青年は提案を受け入れ、各地を荒らすデモンを退治しながら自分の記憶を探っていく[3]

登場人物[編集]

主人公
竜姫亭の地下牢獄に囚われていた記憶喪失の青年。魔眼の所有者でありデモンの魂を捕らえて使役できるが、何故この能力を使えるのかは本人も分かっていない。ローナの後継者としてデモン狩りに勤しみ、宿の住人達と絆を深めていく。
デフォルトネームは「オズ」。種族は人間、クラスはデモンゲイザーで固定だが、名前容姿は変更することができる。

竜姫亭の住人達[編集]

フラン・ペンドール
声 - 早見沙織
「竜姫亭」の女主人。父親に自分の力を証明するために一人で宿を経営している。
主人公の住み込みをデモンの魂を条件に認める。人柄は良いが、お金にうるさく一部の知識・価値観が一般のそれとずれている。
ランスローナ・ベオウルフ
声 - 田中敦子
賞金稼ぎの女性。主人公の魔眼に似た「邪眼」の所有者で、彼女もまたデモンを倒すことのできる力を持つ。しかし現在、邪眼の力は失われている。
自分に代わってデモンに挑む主人公のために、戦闘の基礎やデモンの領域を探索するための術を教える。
ピーネ
声 - 沼倉愛美
竜姫亭の住み込み使用人。宿の雑用全般をフランに代わってこなしている。
ダンジョンで発見できる「黒く光るキノコ」を彼女に渡すと、特定のアイテムと交換してもらえる。
ルゥ・ルナーク
声 - 田村ゆかり
竜姫亭をよく訪れる幼い賞金稼ぎ。小柄だが腕は一流で、他の賞金稼ぎ達からも一目置かれている。
カッスル・グロンダイク
声 - 新垣樽助
竜姫亭の一室で武器屋を経営する青年。口は悪いが、面倒見の良い兄貴分である。
レゼルム・ランティール
声 - 遠野志貴
竜姫亭の一室で道具屋を経営するエルフ。お調子者なため周囲をよくトラブルに巻き込む。カッスルとは喧嘩友達である。
プロメス
声 - 秋奈
竜姫亭の地下で葬儀屋を経営する少女。恥じらいが薄く半裸で出歩くことがしばしばある。
ダンジョンで発見できる「魂のドクロ」を彼女に渡すと、特定のアイテムと交換してもらえる。
ククレ
声 - 田村マミ
自称スタイリストのミグミィ族の青年。竜姫亭の脱衣所で美容院を経営している。女性の尻にこだわりを持っている。
バッツ、ジグ、モーリ
竜姫亭をよく訪れる賞金稼ぎたち。下宿するほど稼げないため普段は大広間で飲んだくれている。主人公を魔眼のダンナ/アニキと呼び慕う。

デモン[編集]

領域の支配者である半機械生命体。各ダンジョンには1体以上のデモンが配置されている。鍵となったデモンを連れ歩くことで戦闘や探索に有利な効果を得ることができる。

いずれのデモンも平常時は身体のどこかに鎖が巻かれている。

コメット
眼鏡をかけた魔法少女の姿をしたデモン。暴走時には人狼の姿になる。
回復・補助魔法に長け、連れ歩くとアイテムドロップ率の上昇・隠し扉の発見などの恩恵を受けられる。
マルス
竜人の姿をしたデモン。
物理攻撃に長け、連れ歩くと物理攻撃力の上昇の恩恵を受けられる。
クロノス
両肩に盾を装備したデモン。角のついた仮面を被っており、暴走時はその仮面が外れる。
HPと物理防御に長け、連れ歩くと物理防御力の上昇・ダメージ床無効化などの恩恵を受けられる。
ネプトゥヌス
人魚の姿をしたデモン。暴走時には尾びれが人間の足に変化する。
回復魔法に長け、連れ歩くと最大HPの上昇の恩恵を受けられる。
アストロ
男性のデモン。セミロングの美男子。
攻撃魔法に長け、連れ歩くと最大MPの上昇の恩恵を受けられる。
ヘルメス
男性のデモン。飛行機乗りのような格好をしている。
素早さと物理攻撃に長け、連れ歩くと命中および回避の上昇・不意打ち無効化などの恩恵を受けられる。
ユピテル
少女のデモン。フードを被り、右目に包帯を巻いている。
致命の攻撃に長け、連れ歩くとダメージ壁無効化の恩恵を受けられる。
ヴィーナス
女性のデモン。踊り子のような格好をしている。
特筆すべき能力はないが、連れ歩くと獲得金額および獲得経験値の上昇の恩恵を受けられる。
プルート
淫魔の姿をしたデモン。
物理攻撃と魔法攻撃に長け、連れ歩くと魔法防御および回避の上昇の恩恵を受けられる。
ウラヌス
天使の姿をしたデモン。
物理攻撃と物理防御に長け、連れ歩くと魔法防御および命中の上昇の恩恵を受けられる。

種族[編集]

5つの種族が存在し、それぞれで初期ステータスが異なる。主人公の種族はヒューマンで固定されている。

ヒューマン
平均的なステータスを持つ。どんなクラスでもこなせる。
エルフ
INTに特化したステータスを持つ。ウィザードに向いている。
ドワーフ
STRとVITに特化したステータスを持つ。ファイターやナイトに向いている。
ミグミィ
MYSに特化したステータスを持つ。ヒーラーに向いている。
ネイ
AGIに特化したステータスを持つ。アサシンやサムライに向いている。

クラス[編集]

8つのクラスが存在し、それぞれで習得スキルが異なる。主人公のクラスはデモンゲイザーで固定されている。

デモンゲイザー
主人公専用クラス。魔眼(デモンゲイズ)を持つ者。専用コマンド「デモン」を使用できる。
ファイター
単体攻撃を得意とする前衛職。
パラディン
高い防御力によって、敵の攻撃から味方を護る前衛職。
サムライ
列攻撃を得意とする前衛職。
レンジャー
遠距離攻撃を得意とする後衛職。
アサシン
高い回避力によって、敵の攻撃から味方を護る前衛職。
ウィザード
魔法による列・全体攻撃を得意とする後衛職。
ヒーラー
回復・補助を得意とする後衛職。

漫画版[編集]

電撃マオウ』2013年12月号より連載中。作画:くろの、協力:川辺ケイン。

出典[編集]

外部リンク[編集]