デメトリオス
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デメトリオス(ギリシア語: Δημήτριος Dēmḗtrios デーメートリオス)は、ギリシア語の男性名である。この名は「デーメーテールに属する[1](Δημήτηρ Dēmḗtēr(デーメーテール)+-ιος -ios(形容詞化接尾辞))」を意味する。中世以降の発音に基づけばディミトリオス(変化形はディミトリス)となる。古代からよく用いられていたが、テッサロニケのデメトリオスが正教会を中心に非常に崇敬されたため、特にスラヴ語圏で用いられるようになった人名である。
日本語ではデメトリオ、デメテリオともいう。
他言語
[編集]この名は以下の名に対応する。
- アッカド語: de-meṭ-ri/de-met-ri
- ラテン語: Demetrius デーメートリウス(デメトリウス)
- イタリア語: Demetrio デメトリオ
- 教会スラヴ語: ディミトリー(ディミトリイなど)
- ロシア語: ドミトリー(ドミートリー、ドミトリイなど)
- ウクライナ語: Дмитро Dmytro ドミトロ
- ベラルーシ語: ジミトリー
- ブルガリア語: Димитър Dimitar ディミタル
- マケドニア語: Димитар Dimitar ディミタル
- セルビア語: ディミトリイェ
- セルビア・クロアチア語: Dmitar/Дмитар ドミタル
- ルーマニア語: ディミトリエ、またはDumitru ドゥミトル
- アルバニア語: Dhimitër ディミタル
- ジョージア語: დემეტრე Demet're デメトレ、またはディミトリ
人物
[編集]君主
[編集]- セレウコス朝の王
- その他の君主
- パロスのデメトリオス - パロス、イリュリアの支配者
- キュレネのデメトリオス - キュレネ王、マケドニア王デメトリオス1世の息子
- デメトリオス・アンゲロス・ドゥーカス(ディミトリオス・アンゲロス・ドゥカス) - テッサロニキ専制公、テッサロニキ皇帝テオドロスの息子
哲学者
[編集]- パレロンのデメトリオス - 紀元前4世紀の哲学者・政治家
- ラコニアのデメトリオス - 紀元前2世紀のエピクロス派の哲学者
- キュニコスのデメトリオス - 1世紀のキュニコス派の哲学者
著述家
[編集]- デメトリオス - 紀元前400年ごろのギリシア喜劇作家、ディオゲネス・ラエルティオスに言及がある。
- マグネシアのデメトリオス
- トロイゼンのデメトリオス - 1世紀の文芸史家、ディオゲネス・ラエルティオスとアテナイオスに言及がある。
文法家
[編集]- スケプシスのデメトリオス - 紀元前3世紀の文法家、考古学者
- デメトリオス・イクシオン - 紀元前2世紀
- デメトリオス - 21の書簡の書き方とその模範を書いた文法学者
- タルソスのデメトリオス
キリスト教徒
[編集]- アレクサンドリアのデメトリオス - 2世紀から3世紀のアレクサンドリア主教
- アンティオキアのデメトリオス - 3世紀のアンティオキア主教
- テッサロニケのデメトリオス(聖大致命者潤膏者デメトリオス) - 4世紀のキリスト教の殉教者、聖人
その他
[編集]- アロペケのデメトリオス - 彫刻家
- ニコメディアのデメトリオス
- デメトリオス - 美文家
- スニオンのデメトリオス
- デメトリオ(デメトリオス) - 『新約聖書』で言及されている銀細工職人の名およびキリスト教徒の名
イタリア人など
[編集]- デメトリオ・ディ・モンフェラート - 最後のテッサロニキ王
- デメトリオ・ストラトス - ギリシャ系イタリア人の音楽家
- デメトリオ・アルベルティーニ - イタリアのサッカー選手
曖昧さ回避
[編集]脚注
[編集]- ↑ “The amazing name Demetrius: meaning and etymology” (英語). Abarim Publications. 2026年3月24日閲覧。