デビッド・ペイン

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デビッド・ペイン Portal:陸上競技
Osaka07 D6A David Payne.jpg
デビッド・ペイン(2007 世界陸上大阪大会にて)
選手情報
フルネーム デビッド・ペイン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
種目 障害走
生年月日 (1982-07-24) 1982年7月24日(37歳)
生誕地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ
居住地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国フロリダ州クレアモント
身長 185cm
体重 81kg
自己ベスト
110mハードル 13秒02(2007年)
 
獲得メダル
陸上競技
オリンピック
2008 北京 110mH
世界陸上競技選手権大会
2007 大阪 110mH
2009 ベルリン 110mH
パンアメリカン競技大会
2007 リオデジャネイロ 110m H
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デビッド・ペイン(David Payne、1982年7月24日 - )はアメリカ合衆国陸上競技選手。専門は110メートルハードル。一発勝負には弱いが、予選準決勝決勝とラウンドをこなしていく大会には強い選手である[1]

オハイオ州シンシナティに生まれ、のちに一家は同州ワイオミング(Wyoming)へ引っ越した。陸上競技を始めたのは高校2年生の時である[2]。ペインはシンシナティ大学在学中、110mハードルと400mハードルを専門としていた。大学生時代、アメリカの学生陸上競技大会カンファレンスUSAConference USA)にて多数のタイトルを獲得し、2004年の大会では模範選手として最優秀選手賞(Conference USA Outdoor Athlete of the Year)を受賞した。また110mハードルと400メートルハードルの両方でシンシナティ大学の学内記録を打ち立て、2度全米大学体育協会(NCAA)の110mハードルの部を制している。2004年にシンシナティ大学を卒業[2]フロリダ州クレアモント在住[2]

2007年パンアメリカン競技大会ではダイロン・ロブレスに次いで銀メダルを獲得する。同年大阪市で開催された世界陸上競技選手権大会では、予選と準決勝で自己ベストである13秒02を記録、決勝で銅メダルを獲得した[2]。この大会には本来、全米選手権で4位だったペインは出場できなかったのだが、アメリカ代表のドミニク・アーノルド怪我で出場できなくなったことにより、8月27日電話で招集され、翌8月28日夜に大阪入りし、さらに翌8月29日の予選に出場するというハードスケジュールだった[2]。緊急招集での出場であったため、本国アメリカのマスメディアからも「お前、誰? 何で走ったの?」と質問攻めに遭った[1]

2009年世界陸上ベルリン大会にて

2008年の全米選手権では、自力でオリンピックへの出場切符をつかみ、同年に中華人民共和国で開かれた北京オリンピックでは110mハードルでシーズンベストとなる13秒17を記録して銀メダルを獲得した。この時の金メダリストはキューバの選手で、世界記録保持者のダイロン・ロブレスであった。

2009年は大半の室内競技会への出場を見合わせ、オリンピック出場時の調子を取り戻して同年の全米選手権に110メートルハードルに出場し、ドイツベルリンで開催される世界陸上競技選手権大会への出場を決めた。この試合でペインは写真判定の上、0.003秒差の13秒115でテレンス・トランメルに辛勝した。トランメルは北京オリンピック出場者で、世界陸上大阪大会の銀メダリスト、またかつての110メートルハードルの全米覇者である。トランメルは最終ハードルでペインに追い付き、追い抜いたと思われたことから、ペインの勝利は大いなる驚きをもって受け入れられた。なお、世界陸上ベルリン大会ではトランメルに同タイムで敗北、銅メダルだった[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b 及川彩子"スポーツナビ|世界陸上 2009|注目外国人|選手プロフィール/デビッド・ペイン"Y's Sports Inc(英語、2012年3月10日閲覧。)
  2. ^ a b c d e USA Track & Field, Inc"USA Track & Field - David Payne"(英語、2012年3月10日閲覧。)
  3. ^ AFPBB"ブラスウェイト 男子110メートルハードルで金メダル、世界陸上ベルリン大会"2009年8月21日(2012年3月11日閲覧。)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]