デオダート

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デオダート

エウミール・デオダート(Eumir Deodato de Almeida、1942年6月22日 - )は、ブラジルリオデジャネイロ出身のクロスオーバー/フュージョンミュージシャンアレンジャー、プロデューサー、キーボード奏者。70年代以降は主にデオダート名義で活動している。

バイオグラフィ[編集]

リオデジャネイロ生まれ。1964年、ブラジルでデビューした後、1967年頃からアメリカへ渡り、ジャズレーベルCTIなどでアレンジャーとしてミルトン・ナシメントアントニオ・カルロス・ジョビンマルコス・ヴァーリフランク・シナトラなどの数々のアルバムの製作に携わる。その一方で、ブラジルでの活動時代において9作のアルバムを製作している。

1973年、デオダート名義としてCTIレーベルにてアルバム『Prelude』を発表。クラシック作品をエレクトリック・ジャズにアレンジした「ツァラトゥストラはかく語りき」が異例のヒットとなった[1]。同曲は最も有名な初期クロスオーバー/フュージョンの一曲として知られ、日本でもNHKFMを中心にオンエアされた。続いて同年発表の『Deodato2』でもジョージ・ガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」を取り上げており、本作も代表作品として知られている。この曲の他ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、スティーリー・ダンの「ドゥ・イット・アゲイン」、ムーディー・ブルースの「サテンの夜」、などもデオダート流のアレンジを加えて収録されている。

CTIを離れてからはMCAワーナー・ブラザース・レコードと渡り歩きアルバムを製作。1970年代後半には、クール・アンド・ザ・ギャングのプロデュースを担当。また、ビョークKevin Rowland等、レコーディング・プロデューサーとしても活動している。

2001年、15年ぶりにミュージシャンとしての活動を再開、コンサートを中心に活動し始めた。2008年8月にはコットンクラブ東京にて来日公演を果たし、以降も時折来日している。2010年には久々のソロ作The Crossingを発表した。

ディスコグラフィ[編集]

ブラジル活動時代[編集]

タイトル 発売年 注釈
Inútil Paisagem 1964 Forma
Idéias 1964 Odeon
Impuls O! (Os Catedráticos) 1964 Equipe
Samba Nova Concepção 1964 Equipe
Tremendão (Os Catedráticos) 1964 Equipe
Ataque (Os Catedráticos) 1965 Equipe
Boleros 1965 Odeon
Percepção 1972 London, Blue Note
Os Catedráticos 73 1972 Equipe

デオダート名義[編集]

タイトル 発売年 注釈
Prelude 1973 CTI
Deodato 2 1973 CTI
In Concert/Live At Felt Forum 1973 CTI
Whirlwinds 1974 MCA
Artistry 1974 MCA
First Cukoo 1975 MCA
Very Together 1976 MCA
Love Island 1978 Warner Bros.
Knights Of Fantasy 1979 Warner Bros.
Night Cruiser 1980 Warner Bros.
Happy Hour 1982 Warner Bros.
Motion 1984 Warner Bros.
Somewhere Out There 1989 Atlantic
The Crossing 2010 Expansion

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]