ディ・チェコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

ディ・チェコ(またはデ・チェッコDe Cecco)は、イタリアの食品工業会社の一つ。1886年に創業した。日本では日清フーズ株式会社が販売を行っている。

概要[編集]

パスタを主力製品としており有名である。同社のパスタは成型にブロンズダイスを用いており、表面がザラザラしているのが特徴である。表面がザラついているため、パスタソースとの絡みが良いとされる。また、製造においては低温で長時間乾燥させており、茹で上げ時にはもちもちとした食感を楽しめる。2013年春、日本向け製品のパッケージデザインが横型のものに変更された。

歴史[編集]

1886年、ディ・チェコ兄弟によって、イタリア中部のアブルッツォ地方の小さな町ファーラ・サン・マルティーノにおいて設立された。パスタ工場を設立する以前、ニコラ・ディ・チェコは石臼で小麦粉を生産していた[1]

1908年、同社は小麦の束を持つ農民の少女を商標として採用した。第二次世界大戦中、工場はドイツの爆撃によって破壊されたが、戦後に再建された。戦後に増加した需要に対応するため、1950年にペスカーラに新しい工場を完成させた。1980年にファーラ・サン・マルティーノに新工場が開設され、生産量は倍増した。1986年、同社はオリーブオイルのブランドを確立し、製品の多様化を始めた。 以後、ディ・チェコ社の製品は、ソース、穀類、トマトを原料とする製品に拡大している[2]

2013年現在、ディ・チェコ社は世界で3番目に大きなパスタ企業である[3]

その他[編集]

パスタ以外にオリーブオイル冷凍食品も販売されている。

脚注[編集]

  1. ^ Augusta Consorti; Luciano D'Amico; Massimo Sargiacomo. “Accounting and Management in the Pasta Industry. The De Cecco Case (1886–1955)”. Accounting and Food: Some Italian Experiences. Routledge, 2016. pp. 42-68. ISBN 131722843X. 
  2. ^ Paola Pierucci. “L'impresa familiare in Abruzzo. Il caso della De Cecco”. L'impresa familiare nel Mezzogiorno continentale fra passato e presente. Un approccio interdisciplinare. Franco Angeli, 2007. ISBN 8856819376. https://books.google.it/books?id=8xWWLrAqg5oC&dq=%22de+cecco%22+++olio+extra+vergine&source=gbs_navlinks_s. 
  3. ^ Andrea Guccione. Consuma meridionale: Un manifesto per il sud. Imprimatur, 2013. ISBN 886830113X. https://books.google.it/books?id=ljVQAwAAQBAJ&pg=PT72&dq=1886++%22de+cecco%22&hl=en&sa=X&ved=0ahUKEwje6tzstorQAhUlI8AKHUL-AckQ6AEIGzAA#v=onepage&q=1886%20%20%22de%20cecco%22&f=false. 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]