ディスカバリー (アルバム)

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ディスカバリー
エレクトリック・ライト・オーケストラスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル Jet/Epic/Sony
プロデュース ジェフ・リン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(英国)
  • 5位(米国)
ゴールド等認定
  • 200万枚(RIAA
エレクトリック・ライト・オーケストラ 年表
アウト・オブ・ザ・ブルー
(1977)
ディスカバリー
(1979)
タイム
(1981)
ミュージックビデオ
「Shine a Little Love」 - YouTube
「Confusion」 - YouTube
「The Diary Of Horace Wimp」 - YouTube
「Last Train to London」 - YouTube
「Don't Bring Me Down」 - YouTube
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ディスカバリー』 (Discovery) は、1979年に発表されたエレクトリック・ライト・オーケストラ (ELO) のアルバム

概要[編集]

これまでのELOの音楽性は、ストリングスを多用した壮大なスケールの作品が目立ったが、本作はバンドからストリングス・メンバーを解雇した上で、ストリングスはすべて本物のオーケストラによるものになった。その上で、シンセサイザーをこれまで以上に利用し、楽曲自体もポップでコンパクトなものに変貌した。結果的には、そうした路線に変えたことが大きな成功へと繋がった。次作『タイム』ではストリングスを大幅に減らし、キーボードサウンドを主軸としたため、ストリングスによるELOサウンドを聴ける最後のオリジナルアルバムとなった。ちなみに、ストリングス・メンバーを解雇した上でシンセを利用した本作だが、実際は前作『アウト・オブ・ザ・ブルー』でもストリングス・メンバーはほぼ参加していなかった。

アルバムには「シャイン・ラヴ」「ロンドン行き最終列車」「ドント・ブリング・ミー・ダウン」など、ELOの代表曲が数多く含まれている。

2001年にはリマスター盤が発売され、未発表曲やデモ・ヴァージョンがボーナス・トラックとして追加収録された。

セールス[編集]

全英第1位を5週間キープし、1979年の年間アルバム・チャートでも第2位となる大ヒットを記録した。アメリカでも5位まで上がり、200万枚を売り上げた。世界的なセールスで見ると、最も成功したELOのアルバムとなった。

収録曲[編集]

  1. シャイン・ラヴ - Shine A Little Love
    シングルカットされた。アルバムを象徴するかのようなディスコソング。
    曲の終盤では「ELO」というコーラスも聞かれる。
  2. コンフュージョン - Confusion
    「ロンドン行き最終電車」と両A面でシングルカットされた。ロイ・オービソンのオマージュ。Yamaha CS-80の音色を元に曲を構成していったという。
    日本テレビ系『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の1コーナー「勉強して東大に入ろうね会」のオープニングテーマ曲に使用されていた。
  3. ニード・ハー・ラヴ - Need Her Love
  4. ホレスの日記 - The Diary Of Horace Wimp
    シングルカットされた。ホレスという名の若者の恋物語を日記形式で語る。歌詞には土曜日のみ登場しないが、ジェフによると「土曜日はイギリス男児にとってはサッカーを見に行く日だから」ということ。
    最後のサビでは、歌詞内の「Life」と「Wife」が反対になっているのもポイントである。
  5. ロンドン行き最終電車 - Last Train To London
    「コンフュージョン」と両A面でシングルカットされた。ロンドンのスタジオとバーミンガムとを電車で行き来していた頃の経験を元にして書いた。曲中に「Last train to London」という実録音の駅構内アナウンスが挿入されている。
  6. ミッドナイト・ブルー - Midnight Blue
  7. オン・ザ・ラン - On The Run
    アルバム内で唯一、シングルとしてリリースされていない曲。この曲のイントロは、ジェフ曰く「世界一苛立つイントロ」を目指して作ったという。
  8. ウィッシング - Wishing
  9. ドント・ブリング・ミー・ダウン - Don't Bring Me Down
    レコーディングの土壇場に書かれた曲で、ELOの楽曲では初めてストリングスが一切入っていない。シングルカットされ、皮肉にも大ヒットとなる。これまでのELOと区別をつけるという点で重要な曲となった。メンバー全員が参加して「せーの!」で弾いたラフかつ重厚なピアノ・リフが特徴。


リマスター盤ボーナス・トラック
  1. オン・ザ・ラン (ホーム・デモ)  On The Run (Home Demo)
  2. セカンド・タイム・アラウンド (ホーム・デモ)  Second Time Around (Home Demo)
    • 未発表デモ。
  3. リトル・タウン・フラート  Little Town Flirt