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ディアナ地域圏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ディアナ地域圏
地域圏
ディアナ地域圏の公式ロゴ
地域圏章
マダガスカル国内におけるディアナ地域圏の位置
マダガスカル国内におけるディアナ地域圏の位置
マダガスカルの旗 マダガスカル
首府 アンツィラナナ
政府
 • 地域圏知事 タシアノ・ラコトマンガ
面積
 • 合計 19,266 km2
人口
(2018)[2]
 • 合計 889,736人
 • 密度 46人/km2
等時帯 UTC3 (EAT)
HDI (2018) 0.597[3]
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ディアナ地域圏(ディアナちいきけん、Diana)は、マダガスカル島の北部に位置するマダガスカルの地域圏。南東でサヴァ地域圏、南西でソフィア地域圏と接する。2018年時点での総面積は1万9266㎢、人口は88万9736人[2]。地域圏都はアンツィラナナ(旧称はディエゴ・スアレス)に置かれている。

地理

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河川

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ディアナ地域圏の主たる河川は以下の通りである。

保護区域、および観光名所

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ディアナ地域圏における国立公園、保護区、および観光名所は以下の通りである。

行政区画

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ディアナ地域圏の住宅地域

ディアナ地域圏は5つの郡、および51のコミューンに細分されている。以下に示す人口は2013年時点のデータである。

交通

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経済

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漁業

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アンティラナナは重要なマグロ漁港であり、マグロの缶詰工場も設置されている。他に、エビ(2002年の輸出量は2.813.291kg)とナマコも当地の重要な海産物である。

農業

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自給的農業は耕地面積にして75.510ha(全耕作面積の67%)を占め、やマニオック、トウモロコシサツマイモジャガイモが栽培されている。換金作物は21.560ha(耕作面積の19%)が割り当てられており、コーヒー胡椒カカオバニラが作られている。産業作物の作付面積は15.420ha(耕作面積の13%)に当たり、サトウキビピーナッツ綿花が生産されている。またノシ・ベ島とアンバンジャでは、2465haで精油イランイランノキが主だが、その他パルマロサグラスベチベルソウバジルもある。)が生産されている。畜産業では、2002年時点で、30万8530頭の、5万3980頭の、2840頭の、4万4520頭の山羊が飼育されていた。

鉱業

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ディアナ地域圏では、ポゾラナ石灰サファイア黒鉛亜鉛コランダムアメシスト柘榴石ジルコン菫青石石英緑柱石イルメナイトが採掘される。アンパシンダバ鉱山は、レアアース鉱山である。

脚注

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  1. ^ L'Express.mg
  2. ^ a b Troisieme Recensement General de la Population et de L'Habitation (RGPH-3) Resultats Provisoires”. Institut National de la Statistique Madagascar. 2020年5月23日閲覧。
  3. ^ Sub-national HDI - Area Database - Global Data Lab” (英語). hdi.globaldatalab.org. 2018年9月13日閲覧。

外部リンク

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(フランス語) Monographie de la Région Diana

座標: 南緯12度16分12秒 東経49度16分48秒 / 南緯12.27000度 東経49.28000度 / -12.27000; 49.28000