テ・ウレウェラ国立公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
Te Urewera National Park
IUCNカテゴリII(国立公園
Lake Waikaremoana sun set.jpg
地域 ニュージーランドの旗北島
最寄り ワイロア英語版
座標 南緯38度45分0秒 東経179度9分0秒 / 南緯38.75000度 東経179.15000度 / -38.75000; 179.15000座標: 南緯38度45分0秒 東経179度9分0秒 / 南緯38.75000度 東経179.15000度 / -38.75000; 179.15000
面積 2127 km²
創立日 1954年
運営組織 ニュージーランド環境保全省

テ・ウレウェラ国立公園Te Urewera National Park)は、ニュージーランド北島東部(ホークス・ベイ地方)にある国立公園である。

概要[編集]

ホークス・ベイ地方北東部に位置し、最寄の町であるワイロア英語版からは、国道38号線_(ニュージーランド)英語版を利用して、公園の南部に位置し、公園内最大の湖であるワイカレモアナ湖英語版(面積54平方キロメートル)にアクセスすることが可能である。ただ、国立公園内にアクセスできる道路がこの38号線に限られていることから、国立公園内のほとんどが手付かずの自然に近い状態で保全されている。

ワイカレモアナ湖の北東4キロメートルのところには、それよりも小さい湖であるワイカレイチ湖英語版があり、ワイカレイチ湖の水は、アニワニワ滝英語版モカウ滝英語版を経由して、ワイカレモアナ湖に注ぐ。

歴史[編集]

テ・ウレウェラ国立公園一帯が現在の状態を形成するようになったのは、1000万年前から1500万年前のことと考えられている。地質学的には、泥岩、シルト、砂岩で構成されている。かつては、海底であったが2000万年前に隆起し、その後の侵食で複数の渓谷が形成されたと考えられている[1]

テ・ウレウェラ国立公園の一帯は、かつては、トゥーホエ族英語版の人々が居住していた地域であった[1]

生態系[編集]

植物相[編集]

テ・ウレウェラ国立公園内には、650種類以上の植物が生息している[1]。公園の南部はブナが中心であり、北部は、リムノキ英語版ベイルシュミーディア・タワ英語版が中心である[1]

動物相[編集]

テ・ウレウェラ国立公園は、南部の一部を除き、森林内へのアクセスが非常に難しいため、野鳥の楽園となっている。北島で絶滅が危惧されるノースアイランド・ブラウン・キーウィ英語版ハシブトホオダレムクドリ(マオリ語でKōkako)、カカニュージーランドファルコン英語版アオヤマガモが生息している[1]。特に、公園の北部は、ニュージーランド最大のハシブトホオダレムクドリの生息地となっている[1]。ただし、国立公園内には、ニュージーランドクイナは生息していない[1]

アクティビティ[編集]

トレッキング(ニュージーランド英語でトランピング)をテ・ウレウェラ国立公園でも楽しむことができる。行程46キロメートルのワイカレモアナ湖グレート・ウォーク英語版は、ニュージーランド・グレート・ウォークス英語版の1つである[2]。それ以外には、往復の所要時間約2時間のワイカレイチ湖ウォーク(Lake Waikareiti Walk)[3]や所要時間の短い複数のトレッキングルートがワイカレモアナ湖周辺にある[4]

それ以外のアクティビティは、ワイカレモアナ湖を利用したアクティビティで、釣りカヤックを楽しむことができる[5]。また、免許制であるが、狩猟も行われている[5]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g Features”. ニュージーランド環境保全省. 2014年2月6日閲覧。
  2. ^ ワイカレモアナ湖グレート・ウォーク”. ニュージーランド環境保全省. 2014年2月12日閲覧。
  3. ^ ワイカレイチ湖ウォーク”. ニュージーランド環境保全省. 2014年2月12日閲覧。
  4. ^ Lake Waikaremoana area shot walks”. ニュージーランド環境保全省. 2014年2月12日閲覧。
  5. ^ a b Activities in Te Urewera National Park”. ニュージーランド環境保全省. 2014年2月12日閲覧。

外部リンク[編集]