テレンス・ハンベリー・ホワイト

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テレンス・ハンベリー・ホワイト(Terence Hanbury White, T. H. White、またはT・H・ホワイト1906年5月29日 - 1964年1月17日)は、イギリス小説家である。

略歴[編集]

インドムンバイに生まれる。両親はイギリス人。彼はイギリスのチェルトナム大学英語版クイーンズ・カレッジ英語版で教育を受けて、1930年から1936年までストウ・スクール英語版で英語教師を務めている。

アーサー王伝説を題材とした小説シリーズ『永遠の王』が1958年に初めて出版されたのが有名な全四部である。彼の最も忘れ難い作品のひとつは、1938年に出版の『永遠の王』シリーズ第一部である「石に刺さった剣(The Sword in the Stone)」。後から映画化が行われることもあり、1963年の『王様の剣』と1967年の『キャメロット』などが知られている。

1964年1月17日、ギリシャピレウスで死去。享年57歳。

日本での翻訳書[編集]

  • 『永遠の王 アーサーの書 上』(森下弓子/訳、東京創元社創元推理文庫〉、1992年1月31日初版発行)ISBN 4-488-54901-2
  • 『永遠の王 アーサーの書 下』(森下弓子/訳、東京創元社〈創元推理文庫〉、1992年1月31日初版発行)ISBN 4-488-54902-0

脚注[編集]

外部リンク[編集]