テリー・フランコーナ

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テリー・フランコーナ
Terry Francona
クリーブランド・インディアンス 監督 #17
Terry Francona on June 26, 2013.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 サウスダコタ州アバディーン
生年月日 (1959-04-22) 1959年4月22日(59歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 投左打
ポジション 外野手一塁手
プロ入り 1980年 ドラフト1巡目でモントリオール・エクスポズから指名
初出場 1981年8月19日
最終出場 1990年4月19日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴

テリー・ジョン・フランコーナTerry Jon Francona, 1959年4月22日 - )は、アメリカ合衆国サウスダコタ州アバディーン出身の元プロ野球選手外野手)。投左打。

現在はMLBクリーブランド・インディアンスの監督を務める。愛称は「Tito(ティト)」。

来歴・人物[編集]

現役時代[編集]

アメリカ合衆国サウスダコタ州アバディーンで生まれる。父親は1956年から1970年に主に外野手として活躍したティト・フランコーナ英語版で、通算1395安打・125本塁打・656打点などの成績を残した。

1980年アリゾナ大学在学中にモントリオール・エクスポズから1位指名を受け、入団。大学在学中には最優秀選手としてゴールデンスパイク賞を受賞する。

1981年8月にメジャー昇格を果たす。左打ちの外野手として活躍し、フィラデルフィア・フィリーズとのナショナルリーグ・ディビジョンシリーズでは12打数4安打で、チームのシリーズ勝利に貢献する。その後、一塁手に転向、確実性の高い打者として評価を受ける。

1985年のシーズン後にエクスポズから放出され、その後シカゴ・カブスシンシナティ・レッズクリーブランド・インディアンスミルウォーキー・ブルワーズに在籍する。

1990年に引退。10年間の通算成績は708試合出場、打率2割7分4厘、16本塁打、143打点。

監督時代[編集]

1992年から指導者としてマイナーリーグの監督を任される。

1993年から1995年までシカゴ・ホワイトソックス傘下のAA級バーミングハム・バロンズの監督を務めた。

1994年には著名なバスケットボール選手であるマイケル・ジョーダンが在籍していた。

1996年には、デトロイト・タイガースで初めてメジャーレベルでのコーチを経験(三塁コーチ)。

1997年から2000年までフィラデルフィア・フィリーズの監督を務めるが、東部地区2位以上の成績を残すことはできずに終わる。フィリーズ時代の最高成績は1999年の77勝85敗。

フィリーズ監督退任後の2001年から2003年の間は、インディアンスのGM補佐、テキサス・レンジャーズオークランド・アスレチックスのベンチコーチをそれぞれ1年ずつ歴任。

2003年のシーズン後にプレーオフの際の継投ミスの責任を問われる形でグレイディ・リトル英語版監督が解雇され、その後任としてボストン・レッドソックスの監督に就任。

2004年のシーズンに98勝64敗でアメリカンリーグ東部地区2位の成績を残し、ワイルドカードを獲得する。ディビジョンシリーズアナハイム・エンゼルスを3勝0敗で撃破し、リーグチャンピオンシップシリーズではヤンキースを史上初の3連敗4連勝で倒す。ワールドシリーズではセントルイス・カージナルスを4連勝で下し、レッドソックスを86年ぶりのワールドシリーズ制覇に導く。

喫煙者であるが、2007年のスプリングトレーニング中に禁煙宣言をした。もし、シーズン中に失敗した場合は、がんの研究機関に2万ドル寄付すると発表した一方で、今季終了まで続いた場合は、2度のがんを乗り越えたルキーノ球団社長が研究機関に2万ドルを寄付するという。(地区優勝のインタビューで、禁煙していたタバコをふかした。)

2007年シーズンでは、投手と守備の補強と若手の台頭で、前半戦から首位を独走し、後半は疲れが出たものの、12年ぶりに地区優勝とメジャー最高勝率を果たし、ワールドシリーズでも初出場のコロラド・ロッキーズを4連勝で下し、3年ぶりの世界一に導いた。

2011年は、8月まではプレーオフ進出が確実な状況だったが、9月以降は歴史的な大失速でプレーオフ進出を逃した。この責任を取る形で、9月30日にレッドソックスの監督を退任した。

2011年時点での監督としての通算成績は1029勝915敗、勝率5割2分9厘であった。

2012年ESPNの解説者を務めた。 同年10月6日に翌シーズンよりクリーブランド・インディアンスの監督に就任する事が発表された[1]

監督へと復帰した2013年、レギュラーシーズンを地区2位で終えワイルドカードゲームに進出した。また自身初の最優秀監督賞を獲得し[2]、復帰のシーズンに花を添えた。

2016年ワールドシリーズに出場し、2度目の最優秀監督賞を受賞した。

2017年、監督としてベンチ入りする予定だったオールスターゲームでは、不整脈の治療に専念するため欠場した(代役はインディアンスのブラッド・ミルズベンチコーチ)[3]

2018年現在、5季に渡りクリーブランド・インディアンスにて監督を務めている。

人物[編集]

フランコーナは、試合中にベンチで通常のユニフォーム姿でいることはほとんどなく、常にトレーニングウェアやジャンパーを羽織っている。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
1981 MON 34 104 95 11 26 0 1 1 31 8 1 0 3 0 5 1 1 6 0 .274 .317 .326 .643
1982 46 144 131 14 42 3 0 0 45 9 2 3 5 0 8 0 0 11 2 .321 .360 .344 .703
1983 120 238 230 21 59 11 1 3 81 22 0 2 0 2 6 2 0 20 7 .257 .273 .352 .625
1984 58 223 214 18 74 19 2 1 100 18 0 0 1 2 5 3 1 12 4 .346 .360 .467 .828
1985 107 296 281 19 75 15 1 2 98 31 5 5 2 0 12 4 1 12 1 .267 .299 .349 .648
1986 CHC 86 133 124 13 31 3 0 2 40 8 0 1 0 2 6 0 1 8 3 .250 .286 .323 .608
1987 CIN 102 219 207 16 47 5 0 3 61 12 2 0 1 0 10 1 1 12 5 .227 .266 .295 .561
1988 CLE 62 221 212 24 66 8 0 1 77 12 0 0 2 2 5 1 0 18 4 .311 .324 .363 .687
1989 MIL 90 244 233 26 54 10 1 3 75 23 2 1 1 2 8 3 0 20 4 .232 .255 .322 .577
1990 3 4 4 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .00
MLB:10年 708 1826 1731 163 474 74 6 16 608 143 12 12 15 10 65 15 5 119 30 .274 .300 .351 .652

年度別監督成績[編集]

年度 球団 地区 年齢 試合 勝利 敗戦 勝率 順位/チーム数 備考 プレーオフ勝敗
1997年 PHI NL 東 38 162 68 94 .420 5 / 5  
1998年 39 162 75 87 .463 3 / 5  
1999年 40 162 77 85 .475 3 / 5  
2000年 41 162 65 97 .401 5 / 5  
2004年 BOS AL 東 45 162 98 64 .605 2 / 5 WS優勝 11勝3敗
2005年 46 162 95 67 .586 2 / 5 ALDS敗退 0勝3敗
2006年 47 162 86 76 .531 3 / 5
2007年 48 162 96 66 .593 1 / 5 WS優勝 11勝3敗
2008年 49 162 95 67 .586 2 / 5 ALCS敗退 6勝5敗
2009年 50 162 95 67 .586 2 / 5 ALDS敗退 0勝3敗
2010年 51 162 89 73 .549 3 / 5  
2011年 52 162 90 72 .556 3 / 5  
2013年 CLE AL 中 54 162 92 70 .568 2 / 5 ALWC敗退 0勝1敗
2014年 55 162 85 77 .525 3 / 5
2015年 56 161 81 80 .503 3 / 5
2016年 57 161 94 67 .584 1 / 5 WS敗退 10勝5敗
2017年 58 162 102 60 .630 1 / 5 ALDS敗退 2勝3敗
通算:17年 2752 1483 1269 .539 40勝26敗

太字はプレイオフ進出(ワイルドカードを含む)

  • 2017年度シーズン終了時

獲得タイトル・表彰[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Indians hire Francona as next manager USA Today
  2. ^ Cleveland Indians' Terry Francona Wins AL Manager of the Year award Red Sox John Farrell Ffinishes Second NESN.com
  3. ^ インディアンスのフランコア監督が球宴辞退、不整脈治療で手術を受ける”. Full-Count (2017年7月8日). 2018年10月6日閲覧。
  4. ^ “大リーグ 最優秀監督にドジャースのロバーツ監督 アはフランコナ氏”. スポニチアネックス. (2016年11月16日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/16/kiji/K20161116013734450.html 2016年11月16日閲覧。 

外部リンク[編集]