Terraria

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テラリアから転送)
移動先: 案内検索
Terraria
ジャンル Indie 横スクロール/RPG
対応機種 Windows XPVista7810
PS3PS VitaPS4
Xbox 360Xbox One
AndroidiOS
ニンテンドー3DSWii U
Mac OS XLinux
開発元 Re-Logic
発売元 アメリカ合衆国の旗 [PC]Re-Logic
欧州連合の旗 [PC]Merge Games
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗オーストラリアの旗[PS3/PSVita/XB360/XBOne]505 Games
日本の旗[PS3/PSVita/PS4/Android/iOS/3DS]スパイク・チュンソフト
プログラマー Andrew "Redigit" Spinks
バージョン [PC]1.3.0.8
[PS3]1.22
[PSVita]1.21
[Android]1.1.92
[iOS]1.1.93
人数 1人、大人数
メディア [PSVita]PSVitaカード
[3DS]3DSカード / ダウンロード販売
発売日

[Windows]
Newworldmap.png 2011年5月16日[1]
[PS3]
アメリカ合衆国の旗 2013年3月26日[1]
欧州連合の旗 2013年5月15日[1]
日本の旗 2013年5月23日[1]
[XB360]
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗オーストラリアの旗 2013年3月27日
大韓民国の旗 2013年6月12日[1]
[PSVita]
欧州連合の旗オーストラリアの旗 2013年12月11日[1]
アメリカ合衆国の旗 2013年12月17日[1]
日本の旗 2014年2月6日[1]
[Android]
アメリカ合衆国の旗 2013年9月12日[1]
日本の旗 2014年5月7日
[iOS]
日本の旗 2014年5月27日
[PS4]
アメリカ合衆国の旗 2014年12月2日[1]
日本の旗 2015年2月19日[2]
[XBOne]
アメリカ合衆国の旗 2014年12月2日[1]
[3DS]
日本の旗 2016年4月21日[3]
[WiiU]
日本の旗 2016年9月15日[4]
[Mac OS X]
Newworldmap.png 2015年8月13日
[Linux]

Newworldmap.png 2015年8月13日
対象年齢 [PS3/PSVita/PS4/WiiU]CEROC(15才以上対象)
[3DS]CEROB(12才以上対象)[5]
必要環境
売上本数

日本の旗 PS3:10万本(2013年7月) [6]
日本の旗 PS4:3,733本[7]
日本の旗 3DS:1万8,164本[8]

Newworldmap.png 2000万本[9]
テンプレートを表示

Terraria』(テラリア)は、Re-Logicが開発したPC用のサンドボックスゲーム。様々な敵との戦い、広大なフィールドの探索、アイテムの作成、そして建築などの要素があるのが特徴[10]2011年5月16日Steamで発売された。発売当日だけで推定5万本が出荷され、ピーク時に最大1万7000人がプレイした[11]。全世界、全プラットフォーム合計で、計2,000万本以上を売り上げた[9][12][13]

概要[編集]

コンソール版[編集]

日本では、2013年5月23日スパイク・チュンソフトからPlayStation 3用ソフトとして発売。PCと操作が異なるPS3に合わせ、オート・マニュアル操作の他GUIを変更したり、追加要素を取り入れている。また、風来のシレンシリーズダンガンロンパのモノクマをイメージした装備が登場する。2014年2月6日には、PS3版に追加要素を加えたPlayStation Vita版が発売、こちらではダンガンロンパ2のモノミと、井上トロの装備が追加された。PlayStation 4版は2015年2月19日に発売[2]。PS4版はセカンドスクリーンに対応しており[14]、PS4版、PS3版、PS Vita版はクロスセーブに対応している[14][15]ニンテンドー3DS版は2016年4月21日[3]Wii U版は2016年9月15日[16]発売された。

スマートフォン向けには、Android版が2014年5月7日に、iOS版が5月27日に発売された。また、スマートウォッチ「Gameband」にTerrariaがインストールされたものが開発されており、これをパソコンと接続することでパソコンでもTerrariaをプレイすることができるようになる[17][18]

ゲーム内容[編集]

本作はMinecraftに似てアイテム作成、建築の要素が含まれているが、戦闘や探索といった要素が強い[19][20][21]。16ビットゲームのようなドットによる2Dグラフィックとなっている。

ゲームの進行[編集]

Terrariaでは、RPGなどの一般的なゲームのようにゲーム進行のための具体的な指針があるわけではなく、自由にイベントを進めていくことができる。ゲームクリアという概念も無く、全てのボスキャラクターを倒す、巨大な建築物を作る、世界中のレアアイテムを集めるなど、様々な目標を持ってプレイすることができる。また、複数のユーザと同じワールドで同時にプレイすることもでき、共同で探索、建築、強力な敵を打倒したり、時にはプレイヤー同士で敵対して戦闘することも可能である。

主なイベントとして、いくつかの家を建てた状態で特定の条件を満たすことによって、商人や武器屋などのNPCが住み、新たなアイテムを購入したり体力を回復させることができるようになる。blood moon(ブラッドムーンの夜)や隕石の落下など、より強力な敵が発生したりバイオームや地形が変化するイベントが発生することがある。初期の段階ではキャラクターは移動、ジャンプ、持っている短剣やつるはしを振ることしかできないが、アイテムの効果により走ったり飛行したりワイヤーにより壁面を登ったりすることができるようになる。また、アイテムの効果などによりMana(マナ)を得ることにより、様々な効果を持つ魔法を使うことができるようになる。

[編集]

ゲーム開始時、昼間はGreen Slime(グリーンスライム)などの弱いモンスターしか発生しないが、夜になるとZombie(ゾンビ)やDemon Eye(あくまのめだま)などの比較的強力なモンスターが現れる。また、ゲーム開始地点から移動していくとCorruption(じゃあく)またはCrimson(しんく)で汚染した土地や、ジャングル、ダンジョン、溶岩で満たされた地下空洞などがあり、それぞれに個性ある敵キャラクターがてでくる。また、一定の条件を満たすとボスが登場する。

アイテムの生成[編集]

地下での採掘やモンスターとの戦闘等によって集めた資源を組み合わせることによって、武器や防具、道具、家具、建築資材などを生成することができる。ただし、資源の組み合わせだけで生成できるアイテムはごく一部であり、多くのアイテムの生成のためには机やかまどなどの専用の家具が必要になる。アイテム生成のレシピは膨大な種類があり、初期NPCであるGuide(ガイド)に資源を見せることでその資源を使ったレシピを教えてくれる。武器や道具、アクセサリには基本的なアイテム名に加えてコンディションが付与されていることがある。コンディションによって、基本的なアイテムの効果に加えて攻撃力などが上下するもの、防御力や移動速度を上げるものなどがある。

建築[編集]

集めた木材や鉱物などを元にブロックや壁材を作成し、自由に建造物を作ることができる。また、ドアや足場などの建物の出入りに有用なパーツや、シャンデリアや彫像などの見た目だけで特殊な効果を持たないものを設置することも可能。建造物は特定の条件を満たすことで居住可能と判定され、NPCが住み着くことがある。スイッチやタイマー、ワイヤーなどを駆使することでギミックを持った建造物を作成することができ、イルミネーションのように点滅するオブジェクトや、毒矢や落とし穴などの罠によりモンスターを自動で殲滅するような砦を建築することも可能である。

開発[編集]

Terrariaは2011年1月にRe-Logicによって開発が始まり、同年5月16日にリリースされた。主なプログラムはアンドリュー・スピンク、グラフィックデザインはフィン・ブライス、作曲はスコット・ロイド・シェリーによる。2012年2月時点で開発は一段落したとのアナウンスがあったが、Xbox LivePlayStation Network向けのリリースに合わせて新たなボスキャラクターやペットといった要素の追加を行なうバージョンアップ計画が発表された。この他、多くの有志によって様々なMODが開発されており、アイテムやモンスターの追加、システムの変更などが行なわれている。

続編[編集]

Re-LogicのCEO、Andrew “Redigit” Spinksは、続編にあたる『Terraria2』の作成を示唆してはいるが、その内容は「『Terraria』の世界全体を拡張する」ということ以外明確にされていない。また『Terraria2』よりも先に、外伝作品をリリース予定だとしている。[22]

外伝[編集]

Re-Logicは2015年に、外伝として『Terraria: Otherworld(テラリア: アザーワールド)を開発中であると発表した[23][24]。これは、それ以前に想定されていた続編の、Terraria 2とは異なる[25][26]。プレイヤーは、起動された"purifying towers"(直訳:浄化の塔)を発見し、Corruption(じゃあく)の侵食を防ぐ。アザーワールドは、Terrariaとは異なり、タワーディフェンスやスキルツリー、ストーリーなど、戦略ゲームやRPGのような要素を持つ[27]

2017年4月に、Re-Logicは、このプロジェクトを共同で行なってきたEngine Softwareが共同開発を取りやめ、新たにPipeworksとの共同開発を開始したことを発表した[28]。開発の遅れから当初のビジョンを達成することが難しくなり、再度Pipeworksと初めから開発するという[29]

反応[編集]

Terrariaは海外の各種ゲームサイトで高評価を得ている。Metatricによる83/100点、Gameblog.frでの4/5点など[30][31][32][33]。また、IndieDBにおける2011年インディーズゲーム賞の1位を獲得している[34]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d e f g h i j k Re-Logic Company Information - GameFAQs”. GameFAQs. CBS Interactive Inc.. 2014年9月29日閲覧。
  2. ^ a b “『テラリア』 プレイステーション4版の発売が決定 本日9月29日より公式サイトが公開”. ファミ通.com (KADOKAWA). (2014年9月29日). http://www.famitsu.com/news/201409/29062499.html 2014年9月29日閲覧。 
  3. ^ a b 3DS版「テラリア」,インゲームシーン満載のPVが公開。映像の末尾には3月30日より体験版を配信するとの告知も”. 4Gamer.net (2016年2月26日). 2016年2月26日閲覧。
  4. ^ 週刊ファミ通 2016年7月14日号(2016年6月30日発売)「新作ソフト&関連商品発売スケジュール」より
  5. ^ 3DS版では一部表現に差異がある。3DS/WiiU版製品情報ページ”. スパイク・チュンソフト. 2016年3月31日閲覧。
  6. ^ スパイク・チュンソフト(@spikechunsoft) (2013年7月3日). “「PS3『テラリア』の販売本数が10万本を突破!」”. Twitter. 2017年10月20日閲覧。
  7. ^ 【週間ソフト販売ランキング TOP50】首位は『GE2 レイジバースト』(2月16~22日)”. 電撃オンライン. 2016年5月17日閲覧。
  8. ^ 【週間ソフト販売ランキング TOP50】『星のカービィ ロボボプラネット』8.2万本で2週連続1位(5月2日~8日)”. 電撃オンライン. 2016年5月17日閲覧。
  9. ^ a b Terraria Official(@Terraria_Logic) (2017年2月17日). “"Terraria has sold 20 million copies"” (英語). Twitter. 2017年10月20日閲覧。
  10. ^ Terraria”. Steam. 2017年10月19日閲覧。
  11. ^ Senior, Tom (2011年5月17日). “Terraria launch a huge success” (英語). PC Gamer. Future plc. 2011年5月18日閲覧。
  12. ^ Terraria has sold more than 20 million copies” (英語). PC Gamer (2017年2月18日). 2017年9月20日閲覧。
  13. ^ 『Terraria』の販売数が2000万本を突破”. もぐらゲームス (2017年2月18日). 2017年10月19日閲覧。
  14. ^ a b 『テラリア』のプレイステーション4版はここがスゴイ!”. ファミ通.com (2015年1月8日). 2017年10月19日閲覧。
  15. ^ ゲームソフト|テラリア|プレイステーション”. ソニー・インタラクティブエンタテインメント. 2017年10月19日閲覧。
  16. ^ Wii U版『テラリア』2016年9月15日、3800円で発売決定!”. ファミ通.com (2016年7月4日). 2017年10月19日閲覧。
  17. ^ レトロゲーム・スマートウォッチ『Gameband』こそ『Nintendo Switch』の対抗馬!?”. d.365 (2017年2月10日). 2017年10月19日閲覧。
  18. ^ Gameband: The First Smartwatch for Gamers by FMTwo Game Inc.” (英語). Kickstarter. 2017年10月19日閲覧。
  19. ^ Devore, Jordan (2011年4月25日). “Minecraft in 2D, you say? Terraria looks legit” (英語). Destructoid. 2011年5月22日閲覧。
  20. ^ Geere, Duncan (2011年5月18日). “Terraria offers two-dimensional mining, exploring and giant eyeballs” (英語). Wired. Condé Nast Publications. 2011年5月22日閲覧。
  21. ^ McWhertor, Michael (2011年5月13日). “Somewhere Between Super Metroid and Minecraft Lies the Intriguing Terraria” (英語). Kotaku. Gawker Media. 2011年5月18日閲覧。
  22. ^ 『Terraria』、4年間で無料提供したコンテンツ数は3000個以上に。今後も無料アップデート続けModサポートにも対応へ”. AUTOMATON (2015年8月3日). 2017年10月19日閲覧。
  23. ^ Terraria: Otherworld trailer shows an alternate dimension to the sandbox” (英語). 2017年9月20日閲覧。
  24. ^ 『テラリア』の新作『Terraria: Otherworld』が発表、物語性を匂わせるティーザー映像も”. iNSIDE(イード) (2015年2月17日). 2017年10月19日閲覧。
  25. ^ Official - Terraria: Otherworld” (英語). Terraria Community Forums (2015年2月16日). 2017年9月20日閲覧。
  26. ^ Terraria: Otherworld is a new Terraria game, but it's not a sequel” (英語). PC Gamer (2015年2月16日). 2017年9月20日閲覧。
  27. ^ Terraria: Otherworld is Terraria with 'purpose'” (英語). PC Gamer (2015年3月11日). 2017年9月20日閲覧。
  28. ^ Terraria: Otherworld update reveals a new 'development partner'” (英語). PC Gamer (2017年4月4日). 2017年9月20日閲覧。
  29. ^ 「Terraria: Otherworld」の開発が最初からやり直しに”. IGN Japan (2017年4月6日). 2017年10月19日閲覧。
  30. ^ Terraria for PC Reviews, Ratings, Credits and More” (英語). Metacritic. CBS Interactive. 2011年11月20日閲覧。
  31. ^ Devore, Jordan (2011年5月25日). “Impressions: Terraria”. Destructoid. http://www.destructoid.com/impressions-terraria-201941.phtml 2011年5月28日閲覧。 
  32. ^ Fumble (2011年5月27日). “Terraria, le test sur PC”. Gameblog.fr. http://www.gameblog.fr/test_974_terraria-pc 2011年5月28日閲覧。 
  33. ^ Castelli, Stefano (2011年5月23日). “Un tris di mini-recensioni”. Videogame.it. http://www.videogame.it/indie-games/97025/un-tris-di-mini-recensioni.html 2011年5月28日閲覧。 
  34. ^ Space StationRoom With a View, Indie DB, http://www.indiedb.com/events/2011-indie-of-the-year-awards/features/ioty-players-choice-indie-of-the-year 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]