テセウスの船 (漫画)

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テセウスの船
ジャンル 青年漫画
漫画
作者 東元俊哉
出版社 講談社
掲載誌 モーニング
レーベル モーニングKC
発表号 2017年30号 - 2019年30号
発表期間 2017年6月22日 - 2019年6月27日
巻数 全10巻
話数 全89話
テレビドラマ
原作 東元俊哉
脚本 高橋麻紀
演出 石井康晴、松木彩、山室大輔
制作 TBSテレビ
放送局 TBS系
放送期間 2020年1月19日 -
話数
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画 テレビドラマ
ポータル 漫画 ドラマ

テセウスの船』(テセウスのふね、Ship of Theseus)は、漫画家東元俊哉による日本漫画[1]講談社発行の漫画雑誌『モーニング』にて、2017年30号から2019年30号まで連載[1]

あらすじ[編集]

1989年(平成元年)6月24日に北海道音臼村の音臼小学校で児童16人、職員5人の犠牲者を出した無差別毒殺事件。自宅から凶器の青酸カリが発見されたため容疑者として逮捕された駐在所警察官・佐野文吾は一貫して否認したものの、最高裁でも死刑判決が下り収監中である。事件から28年後の2017年、文吾の息子であり母の旧姓を名乗る田村心は1989年7月10日に生まれたため父との面識はないが、目立たないように生き「殺人犯の家族」と周囲に知られる度に引っ越しを繰り返す日陰の道を物心ついた時から歩んでいた。

心の妻である由紀は、そんな彼の事情を知った上で文吾の事件には不自然な点があり冤罪の可能性があると励ますものの、心は妻とこれから生まれる子供の幸せを守ることだけを考えたいと答える。だが、そんな願いも虚しく由紀は娘の未来(みく)を出産した際に死亡してしまう。もともと結婚に反対していた由紀の父は娘の死の原因は心にあると詰め寄り、未来は自分が引き取って育てると告げる。心は、文吾が本当に冤罪であれば娘は犯罪者の孫ではなくなるとの思いから、父の起こしたとされる音臼小無差別殺人事件に初めて正面から向き合う決心をする。由紀が遺した事件の資料を手に収監中の文吾に会うため北海道に戻った心は、父の弁護士に会う前に事件が起きた旧音臼村を訪れた際に奇妙な霧に包まれる。そして心がたどり着いたのは、1989年1月7日[注釈 1]、事件が起こる約半年前の音臼村だった。

とある家の前で雪に埋もれていた少女を助けた心は村の三島医院に少女を運んだが、現在が28年前であり、少女が自分の姉の佐野鈴であることに気づく。由紀の資料から村では同じ1月7日に除草剤パラコートを誤飲して医者の次女である5歳の三島千夏が死亡することを知り、心は病院倉庫からパラコートを持ち去り歴史を変えようとする。本来の歴史では姉の顔は凍傷のため酷い痣ができていたが、発見が早かったため軽い霜焼けで済んでいた。しかし千夏は、歴史通りにパラコート中毒を起こして死亡してしまう。千夏が死ぬ前に文吾と共にいたのを見た心は、父が犯人という疑いを持つが、文吾もまた、村の人間ではなく病院から何かを盗んでいたとの目撃証言がある心に疑いを抱く。そんな両者の思いをよそに、文吾の妻であり心を妊娠中である佐野和子は、行く当てがない心を娘の恩人として駐在所に住まわせるのだった。そして、心の荷物を調べた文吾は、「平成27年」交付のありえない運転免許証を発見する。(ここまで第1巻)

登場人物[編集]

田村心(たむら しん)
28年前に北海道の小学校で発生した無差別毒殺事件において逮捕された警察官である佐野文吾の息子。死刑判決を受けながらも、なお無罪を主張する父親の冤罪を信じて、事件についての調査を行う。
佐野文吾(さの ぶんご)
28年前に北海道の小学校で発生した無差別毒殺事件の容疑者として逮捕された元警察官。死刑判決を受けて収監中の身であるが、一貫して無罪を主張している。

書誌情報[編集]

テレビドラマ[編集]

テセウスの船
ジャンル 連続ドラマ
原作 東元俊哉『テセウスの船』
脚本 高橋麻紀
演出 石井康晴
松木彩
山室大輔
出演者 竹内涼真
榮倉奈々
安藤政信
貫地谷しほり
芦名星
竜星涼
せいや霜降り明星
今野浩喜
白鳥玉季
番家天嵩
上野樹里(特別出演)
ユースケ・サンタマリア
笹野高史
六平直政
麻生祐未
鈴木亮平
音楽 菅野祐悟
エンディング Uru
「あなたがいることで」
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
時代設定 1989(平成元)年1月7日 - 2020(令和2)年1月
製作
プロデューサー 渡辺良介
八木亜未
製作 大映テレビ
TBSテレビ
放送
放送チャンネル TBS系
映像形式 文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2020年1月19日 -
放送時間 日曜 21:00 - 21:54
放送枠 日曜劇場
放送分 54分
公式サイト

特記事項:
初回は25分拡大(21:00 - 22:19)。
第2話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
テンプレートを表示

2020年1月19日からTBS系日曜劇場」枠で竹内涼真主演によりテレビドラマ化されている[2]

キャスト[編集]

ゲスト[編集]

第1話

スタッフ[編集]

原作との相違点[編集]

  • 原作では音臼村の所在地は北海道だが、本作では宮城県になっている。
  • 原作で無差別毒殺事件が起こるのは1989年6月だが本作では同年3月14日に発生する。
  • 心の生年月日が1989年4月26日に繰り上がっている。

放送日程[編集]

話数 放送日 サブタイトル[6] ラテ欄[7] 演出 視聴率
第1話 1月19日 父は本当に殺人犯なのか? 平成元年に殺人犯になった父!
タイムスリップした息子が真実に迫る!
父子の奇跡!
石井康晴 11.1%[8]
第2話 1月26日 真犯人、あらわる 11.2%[9]
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
TBS 日曜劇場
前番組 番組名 次番組
グランメゾン東京
(2019年10月20日 - 12月29日)
テセウスの船
(2020年1月19日 - )
半沢直樹(2020年版)
(2020年4月 - 〈予定〉)

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 昭和天皇が崩御した日。新元号「平成」が発表され、翌日より改元。

出典[編集]

  1. ^ a b “テセウスの船:モーニングのクライムサスペンスがテレビドラマ化”. まんたんウェブ (MANTAN). (2019年6月20日). https://mantan-web.jp/article/20190619dog00m200062000c.html 2019年6月20日閲覧。 
  2. ^ “竹内涼真 日曜劇場と共に成長、ついに主演 20年1月「テセウスの船」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2019年10月28日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/10/28/kiji/20191027s00041000552000c.html 2019年10月28日閲覧。 
  3. ^ a b c “鈴木亮平と榮倉奈々がドラマ「テセウスの船」で竹内涼真の両親役、上野樹里は妻に”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年11月6日). https://natalie.mu/eiga/news/354231 2020年1月20日閲覧。 
  4. ^ a b c d e f g h i j “霜降り明星・せいや『テセウスの船』でドラマ初出演 追加キャストに竜星涼、安藤政信ら”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年12月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2150461/full/ 2019年12月8日閲覧。 
  5. ^ “Uruがドラマ「テセウスの船」に主題歌提供、アレンジは小林武史”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年1月10日). https://natalie.mu/music/news/362618 2020年1月14日閲覧。 
  6. ^ Paravi テセウスの船
  7. ^ 該当各日 『毎日新聞』 テレビ欄。
  8. ^ “竹内涼真主演 TBS日曜劇場「テセウスの船」初回11.1%の2桁発進”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年1月20日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/01/20/kiji/20200118s00041000266000c.html 2020年1月20日閲覧。 
  9. ^ “竹内涼真主演 日曜劇場「テセウスの船」第2話11.2% 2週連続2桁マーク”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年1月27日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/01/27/kiji/20200126s00041000221000c.html 2020年1月27日閲覧。 

講談社コミックスプラス[編集]

以下の出典は『講談社コミックスプラス』内のページ。書籍情報の発売日の出典としている。

  1. ^ 『テセウスの船 (1)』”. 講談社コミックスプラス. 講談社. 2019年6月20日閲覧。
  2. ^ 『テセウスの船 (2)』”. 講談社コミックスプラス. 講談社. 2019年6月20日閲覧。
  3. ^ 『テセウスの船 (3)』”. 講談社コミックスプラス. 講談社. 2019年6月20日閲覧。
  4. ^ 『テセウスの船 (4)』”. 講談社コミックスプラス. 講談社. 2019年6月20日閲覧。
  5. ^ 『テセウスの船 (5)』”. 講談社コミックスプラス. 講談社. 2019年6月20日閲覧。
  6. ^ 『テセウスの船 (6)』”. 講談社コミックスプラス. 講談社. 2019年6月20日閲覧。
  7. ^ 『テセウスの船 (7)』”. 講談社コミックスプラス. 講談社. 2019年6月20日閲覧。
  8. ^ 『テセウスの船 (8)』”. 講談社コミックスプラス. 講談社. 2019年6月21日閲覧。
  9. ^ 『テセウスの船 (9)』”. 講談社コミックスプラス. 講談社. 2019年11月22日閲覧。
  10. ^ 『テセウスの船 (10)』”. 講談社コミックスプラス. 講談社. 2019年12月23日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]