テケ侯国

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イヴリ・ミナレ・モスク。アンタルヤのシンボルであり、テケ侯国により1375年頃建立された。

テケ侯国(‐こうこく、Teke)は、アンタルヤを都としたアナトリアベイリク(君侯国)のひとつ。

歴史[編集]

ルーム・セルジューク朝の衰退後、オグズ諸部族によって建国された辺境の君侯国である。この王朝は近隣のハミド侯国を治める2人の兄弟の間での領地の分割で始まった。

アンタルヤ県トルコ共和国初期までテケ県(サンジャク)と呼ばれていた。また、アンタルヤの西の半島はテケ半島と呼ばれる。

関連項目[編集]