ティモシー・B・シュミット

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ティモシー・B・シュミット
Timothy B. Schmit
イーグルスで演奏するティモシー・B・シュミット(2019年)
基本情報
出生名 Timothy Bruce Schmit
生誕 (1947-10-30) 1947年10月30日(76歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州オークランド
ジャンル ロックカントリー・ミュージック
職業 ミュージシャンシンガーソングライターベーシスト
担当楽器 ボーカルベースパーカッションヴァイオリンギターハーモニカ
活動期間 1962年 -
レーベル アサイラム・レコードMCAレコード、Lucan
共同作業者 ポコイーグルスリンゴ・スター
公式サイト www.timothybschmit.com
著名使用楽器
フェンダー・ジャズベース
イーグルスで演奏するシュミット(右端・2008年)

ティモシー・ブルース・シュミット(Timothy Bruce Schmit、1947年10月30日 - )は、アメリカ合衆国ミュージシャン1970年代ポコイーグルスのベーシストとして活動したことで知られる[1]

来歴[編集]

オークランドで生まれ、その後、サクラメントに移る。15歳の頃に地元で音楽活動を開始。1970年、カントリー・ロック・バンド、ポコランディ・マイズナーの後釜として加入。ポコでの活動と並行して、スティーリー・ダンらとも共演した。1978年イーグルスに加入。この時もランディ・マイズナーの後釜であった。ティモシーは、アルバム『ロング・ラン』(1979年)収録曲「言いだせなくて (I Can't Tell You Why)」でリード・ボーカルを担当し、同曲はシングルとして全米8位のヒットとなった。

イーグルス解散後にソロ活動を開始。1982年、映画『初体験/リッジモント・ハイ』にザ・タイムスのカヴァー「なぎさの誓い」を提供し、日本ではミニコンポのCMにも使用され人気となった。1984年、初のソロ・アルバム『プレイン・イット・クール』発表。1992年にはリンゴ・スター・アンド・ヒズ・オールスター・バンドのツアーにも参加した。1993年、イーグルスの再結成に参加。

更に、TOTOエルトン・ジョンなど、様々なアーティストの作品でバッキング・ボーカルを担当している。

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

  • 『プレイン・イット・クール』 - Playin' It Cool (1984年)
  • 『ティモシー・B.』 - Timothy B (1987年)
  • 『テル・ミー・ザ・トゥルース』 - Tell Me The Truth (1990年)
  • 『フィード・ザ・ファイア』 - Feed The Fire (2001年)
  • 『エクスパンド』 - Expando (2009年)
  • Leap of Faith (2016年)
  • Day By Day (2022年)

シングル[編集]

  • 「ソー・マッチ・イン・ラヴ」 - "So Much in Love" (1982年)
  • 「プレイン・イット・クール」 - "Playin' It Cool" (1984年)
  • 「ボーイズ・ナイト・アウト」 - "Boys Night Out" (1987年)
  • "Don't Give Up" (1988年)
  • "Red Dirt Road" (2016年)
  • "The Good Fight" (2019年) ※featuring シェリル・クロウ
  • "Cross That Line" (2020年)
  • "Simple Man" (2022年)
  • "Heartbeat" (2022年)

脚注[編集]

  1. ^ Ruhlmann, William. Eagles Biography, Songs, & Albums - オールミュージック. 2020年11月26日閲覧。

外部リンク[編集]