ティメア・バシンスキー
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ティメア・バシンスキー | |||||||||||||
| 基本情報 | |||||||||||||
| 国籍 |
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| 出身地 | 同・ローザンヌ | ||||||||||||
| 居住地 | 同・ベルモン=シュル=ローザンヌ | ||||||||||||
| 生年月日 | 1989年6月8日(36歳) | ||||||||||||
| 身長 | 170cm | ||||||||||||
| 体重 | 62kg | ||||||||||||
| 利き手 | 右 | ||||||||||||
| バックハンド | 両手打ち | ||||||||||||
| デビュー年 | 2004年 | ||||||||||||
| 引退年 | 2021年 | ||||||||||||
| 生涯獲得賞金 | $6,665,012 | ||||||||||||
| ツアー経歴・シングルス | |||||||||||||
| ツアー通算 | 4勝 | ||||||||||||
| 自己最高ランキング | 9位(2016年5月16日) | ||||||||||||
| 生涯通算成績 | 422勝246敗 | ||||||||||||
| 4大大会最高成績・シングルス | |||||||||||||
| 全豪 | 3回戦(2015・17・19) | ||||||||||||
| 全仏 | ベスト4(2015・17) | ||||||||||||
| ウィンブルドン | ベスト8(2015) | ||||||||||||
| 全米 | 3回戦(2008) | ||||||||||||
| ツアー経歴・ダブルス | |||||||||||||
| ツアー通算 | 5勝 | ||||||||||||
| 自己最高ランキング | 36位(2011年1月31日) | ||||||||||||
| 生涯通算成績 | 171勝106敗 | ||||||||||||
| 4大大会最高成績・ダブルス | |||||||||||||
| 全豪 | 2回戦(2010・11) | ||||||||||||
| 全仏 | 2回戦(2008・15) | ||||||||||||
| ウィンブルドン | 2回戦(2010) | ||||||||||||
| 全米 | 3回戦(2010・18) | ||||||||||||
| 国別対抗戦最高成績 | |||||||||||||
| BJK杯 | ベスト4(2016) | ||||||||||||
| 獲得メダル | |||||||||||||
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ティメア・バシンスキー(Timea Bacsinszky, 1989年6月8日 - )は、スイス・ローザンヌ出身の女子プロテニス選手。2015年と2017年の全仏オープン女子シングルスでベスト4に入った選手である。WTAツアーでシングルス4勝、ダブルス5勝を挙げた。身長170cm、体重62kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。WTAランキング最高位はシングルス9位、ダブルス36位。
来歴
[編集]3歳からテニスを始め、2004年にプロに転向。
4大大会では2007年全仏オープンで予選を勝ち上がり初出場し、2回戦でフランチェスカ・スキアボーネに 3-6, 6–7(5) で敗れた。
2008年2月のアントワープ大会でツアー初のベスト4に進出した。準決勝では当時世界1位のジュスティーヌ・エナンに 6-2, 3-6, 3-6 で敗れたが第1セットを奪う健闘を見せた。8月の北京五輪に出場し1回戦でビーナス・ウィリアムズに 3-6, 2-6 で敗れた。全米オープンではディナラ・サフィナとの3回戦まで進出した。
2009年10月のBGLルクセンブルク・オープンでツアー初の決勝に進出した。決勝ではザビーネ・リシキを 6–2, 7–5 で破りツアー初優勝を果たした。2010年はタチアナ・ガルビンと組んだダブルスで3勝を挙げた。
しかし左足首の故障などに苦しみ手術を受け2011年3月から1年間ツアーから遠ざかった。低迷が続いていたが、2014年後半から復活の兆しを見せ9月の武漢大会では準々決勝で当時4位のマリア・シャラポワを 7–6(3), 7–5 で破りベスト4に進出した。
2015年1月の深圳オープンで4年半ぶりに決勝に進出した。シモナ・ハレプに 2–6, 2–6 で敗れた。全豪オープンでは3回戦に進出した。その後アビエルト・メキシコ・テルセルとモンテレイ・オープンで2週連続優勝を果たした。
2015年全仏オープンでは第23シードから4回戦で第4シードのペトラ・クビトバを 2-6, 6-0, 6-3 、準々決勝ではノーシードのアリソン・バン・アイトバンクを 6-4, 7-5 で破りベスト4に進出した。準決勝では第1シードのセリーナ・ウィリアムズに6-4, 3-6, 0-6 で敗れた。
2015年10月12日付のランキングでは10位を記録しトップ10入りを果たし、WTAアワードの最も上達した選手賞 (Most Improved Player of the Year) を受賞している。
2016年8月のリオ五輪で2大会ぶりのオリンピックに出場した。シングルスでは初戦で張帥に 7-6(4), 4-6, 6-7(7) で敗れたが、マルチナ・ヒンギスと組んだダブルスで決勝に進出した。ロシアのエカテリーナ・マカロワ&エレーナ・ベスニナ組に 4-6, 4-6 で敗れ銀メダルを獲得した[1]。
2017年全仏オープンでは2年ぶりにベスト4に進出した。準決勝では優勝したエレナ・オスタペンコに 6-7, 6-3, 3-6 で敗れた。
2019年9月の韓国オープンが最後の出場になり、2021年7月現役引退を発表した[2]。
WTAツアー決勝進出結果
[編集]シングルス: 7回 (4勝3敗)
[編集]| 大会グレード |
|---|
| グランドスラム (0–0) |
| オリンピック (0-0) |
| WTAファイナルズ (0–0) |
| プレミア・マンダトリー (0–1) |
| プレミア5 (0-0) |
| WTAエリート・トロフィー (0-0) |
| プレミア (0–0) |
| インターナショナル (4–2) |
| 結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 優勝 | 1. | 2009年10月25日 | ハード (室内) | 6–2, 7–5 | ||
| 準優勝 | 1. | 2010年7月25日 | クレー | 1–6, 4–6 | ||
| 準優勝 | 2. | 2015年1月10日 | ハード | 2–6, 2–6 | ||
| 優勝 | 2. | 2015年2月28日 | ハード | 6–3, 6–0 | ||
| 優勝 | 3. | 2015年3月8日 | ハード | 4–6, 6–2, 6–4 | ||
| 準優勝 | 3. | 2015年10月11日 | ハード | 5–7, 4–6 | ||
| 優勝 | 4. | 2016年4月30日 | クレー | 6–2, 6–1 |
ダブルス: 10回 (5勝5敗)
[編集]| 結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 準優勝 | 1. | 2010年4月17日 | クレー | 1–6, 6–2, [2–10] | |||
| 優勝 | 1. | 2010年7月11日 | クレー | 6–3, 6–3 | |||
| 優勝 | 2. | 2010年7月18日 | クレー | 7–5, 7–6(4) | |||
| 準優勝 | 2. | 2010年7月25日 | クレー | 7–6(2), 1–6, [5–10] | |||
| 優勝 | 3. | 2010年10月24日 | ハード (室内) |
6–4, 6–4 | |||
| 優勝 | 4. | 2014年10月19日 | ハード (室内) |
6–4, 6–4 | |||
| 準優勝 | 3. | 2016年5月15日 | ハード | 4-6, 4-6 | |||
| 準優勝 | 4. | 2017年4月16日 | ハード (室内) |
7–5, 3–6, [7–10] | |||
| 優勝 | 5. | 2018年2月4日 | ハード (室内) |
2–6, 6–1, [10–3] | |||
| 準優勝 | 5. | 2018年7月22日 | クレー | 6–4, 4–6, [6–10] |
4大大会シングルス成績
[編集]- 略語の説明
| W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
| 大会 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 通算成績 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全豪オープン | LQ | A | LQ | 2R | A | 1R | 1R | A | A | A | 3R | 2R | 3R | A | 3R | 8–7 |
| 全仏オープン | A | A | 2R | 2R | 2R | 2R | A | A | LQ | 2R | SF | QF | SF | A | LQ | 19–8 |
| ウィンブルドン | A | A | 1R | 2R | 2R | 1R | A | A | LQ | 2R | QF | 3R | 3R | A | 1R | 12–9 |
| 全米オープン | A | A | 1R | 3R | 2R | 1R | A | 1R | A | 2R | 1R | 2R | A | 1R | 1R | 5–10 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “ロシアのマカロワ/ベスニナ組が金 20年ぶり出場のヒンギスは銀”. www.afpbb.com (2016年8月15日). 2025年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月2日閲覧。
- ^ “リオ五輪テニス女子複銀のバシンスキー、現役引退を表明”. www.afpbb.com (2021年7月17日). 2021年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月2日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式サイト
- ティメア・バシンスキー - 国際オリンピック委員会
- ティメア・バシンスキー - オリンピックチャンネル
- ティメア・バシンスキー - Olympedia
- ティメア・バシンスキー - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ
- ティメア・バシンスキー - WTA
- ティメア・バシンスキー - ITF
- ティメア・バシンスキー - フェドカップ
- ティメア・バシンスキー - Tennis Temple
| 受賞 | ||
|---|---|---|
| 先代 |
WTA最も上達した選手賞 2015 |
次代 |