ティメア・バシンスキー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
ティメア・バシンスキー
Timea Bacsinszky
Tennis pictogram.svg
Bacsinszky US16 (8) (29828039066).jpg
ティメア・バシンスキー
基本情報
国籍 スイスの旗 スイス
出身地 ローザンヌ
居住地 ベルモン=シュル=ローザンヌ
生年月日 (1989-06-08) 1989年6月8日(29歳)
身長 170cm
体重 62kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2004年
ツアー通算 8勝
シングルス 4勝
ダブルス 4勝
生涯獲得賞金 6,150,165 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 3回戦(2015・17)
全仏 ベスト4(2015・17)
全英 ベスト8(2015)
全米 3回戦(2008)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 2回戦(2010・11)
全仏 2回戦(2008・15)
全英 2回戦(2010)
全米 3回戦(2010)
国別対抗戦最高成績
フェド杯 ベスト4(2016)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 9位(2016年5月16日)
ダブルス 36位(2011年1月31日)
獲得メダル
女子 テニス
オリンピック
2016 リオデジャネイロ 女子ダブルス
2017年8月16日現在

ティメア・バシンスキーTimea Bacsinszky, 1989年6月8日 - )は、スイスローザンヌ出身の女子プロテニス選手。2015年2017年全仏オープン女子シングルスでベスト4に入った選手である。これまでにWTAツアーでシングルス4勝、ダブルス4勝を挙げている。身長170cm、体重62kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。WTAランキング最高位はシングルス10位、ダブルス36位。

来歴[編集]

3歳からテニスを始め、2004年にプロに転向。

4大大会では2007年全仏オープンで予選を勝ち上がり初出場し、2回戦でフランチェスカ・スキアボーネに 3-6, 6–7(5) で敗れた。

2008年2月のアントワープ大会でツアー初のベスト4に進出した。準決勝では当時世界1位のジュスティーヌ・エナンに 6-2, 3-6, 3-6 で敗れたが第1セットを奪う健闘を見せた。8月の北京五輪に出場し1回戦でビーナス・ウィリアムズに 3-6, 2-6 で敗れた。全米オープンではディナラ・サフィナとの3回戦まで進出した。

2009年10月のBGLルクセンブルク・オープンでツアー初の決勝に進出した。決勝ではザビーネ・リシキを 6–2, 7–5 で破りツアー初優勝を果たした。2010年はタチアナ・ガルビンと組んだダブルスで3勝を挙げた。

しかし左足首の故障などに苦しみ手術を受け2011年3月から1年間ツアーから遠ざかった。低迷が続いていたが、2014年後半から復活の兆しを見せ9月の武漢大会では準々決勝で当時4位のマリア・シャラポワを 7–6(3), 7–5 で破りベスト4に進出した。

2015年1月の深圳オープンで4年半ぶりに決勝に進出した。シモナ・ハレプに 2–6, 2–6 で敗れた。全豪オープンでは3回戦に進出した。その後アビエルト・メキシコ・テルセルモンテレイ・オープンで2週連続優勝を果たした。

2015年全仏オープンでは第23シードから4回戦で第4シードのペトラ・クビトバを 2-6, 6-0, 6-3 、準々決勝ではノーシードのアリソン・バン・アイトバンクを 6-4, 7-5 で破りベスト4に進出した。準決勝では第1シードのセリーナ・ウィリアムズに6-4, 3-6, 0-6 で敗れた。

2015年10月12日付のランキングでは10位を記録しトップ10入りを果たし、WTAアワードの最も上達した選手賞(Most Improved Player of the Year)を受賞している。

2016年8月のリオ五輪で2大会ぶりのオリンピックに出場した。シングルスでは初戦で張帥に 7-6(4), 4-6, 6-7(7) で敗れたが、マルチナ・ヒンギスと組んだダブルスで決勝に進出した。ロシアのエカテリーナ・マカロワ&エレーナ・ベスニナ組に 4-6, 4-6 で敗れ銀メダルを獲得した。

2017年全仏オープンでは2年ぶりにベスト4に進出した。準決勝では優勝したのエレナ・オスタペンコに 6-7, 6-3, 3-6 で敗れた。

WTAツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 7回 (4勝3敗)[編集]

大会グレード
グランドスラム (0–0)
ツアー選手権 (0–0)
プレミア (0–1)
インターナショナル (4–2)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2009年10月25日 ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク ハード (室内) ドイツの旗 ザビーネ・リシキ 6–2, 7–5
準優勝 1. 2010年7月25日 オーストリアの旗 バートガシュタイン クレー ドイツの旗 ユリア・ゲルゲス 1–6, 4–6
準優勝 2. 2015年1月10日 中華人民共和国の旗 深圳 ハード ルーマニアの旗 シモナ・ハレプ 2–6, 2–6
優勝 2. 2015年2月28日 メキシコの旗 アカプルコ ハード フランスの旗 キャロリン・ガルシア 6–3, 6–0
優勝 3. 2015年3月8日 メキシコの旗 モンテレイ ハード フランスの旗 キャロリン・ガルシア 4–6, 6–2, 6–4
準優勝 3. 2015年10月11日 中華人民共和国の旗 北京 ハード スペインの旗 ガルビネ・ムグルサ 5–7, 4–6
優勝 4. 2016年4月30日 モロッコの旗 ラバト クレー ニュージーランドの旗 マリナ・エラコビッチ 6–2, 6–1

ダブルス: 8回 (4勝4敗)[編集]

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2010年4月17日 スペインの旗 バルセロナ クレー イタリアの旗 タチアナ・ガルビン イタリアの旗 サラ・エラニ
イタリアの旗 ロベルタ・ビンチ
1–6, 6–2, [2–10]
優勝 1. 2010年7月11日 ハンガリーの旗 ブダペスト クレー イタリアの旗 タチアナ・ガルビン ルーマニアの旗 ソラナ・チルステア
スペインの旗 アナベル・メディナ・ガリゲス
6–3, 6–3
優勝 2. 2010年7月18日 チェコの旗 プラハ クレー イタリアの旗 タチアナ・ガルビン ルーマニアの旗 モニカ・ニクレスク
ハンガリーの旗 アグネシュ・サバイ
7–5, 7–6(4)
準優勝 2. 2010年7月25日 オーストリアの旗 バートガシュタイン クレー イタリアの旗 タチアナ・ガルビン チェコの旗 ルーシー・ハラデツカ
スペインの旗 アナベル・メディナ・ガリゲス
7–6(2), 1–6, [5–10]
優勝 3. 2010年10月24日 ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク ハード
(室内)
イタリアの旗 タチアナ・ガルビン チェコの旗 イベタ・ベネソバ
チェコの旗 バルボラ・ザフラボバ・ストリコバ
6–4, 6–4
優勝 4. 2014年10月19日 ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク ハード
(室内)
ドイツの旗 クリスティナ・バロイス チェコの旗 ルーシー・ハラデツカ
チェコの旗 バルボラ・クレシコバ
6–4, 6–4
準優勝 3. 2016年5月15日 ブラジルの旗 リオデジャネイロ五輪 ハード スイスの旗 マルチナ・ヒンギス ロシアの旗 エカテリーナ・マカロワ
ロシアの旗 エレーナ・ベスニナ
4-6, 4-6
準優勝 4. 2017年4月16日 スイスの旗 ビール/ビエンヌ ハード
(室内)
スイスの旗 マルチナ・ヒンギス チャイニーズタイペイの旗 謝淑薇
ルーマニアの旗 モニカ・ニクレスク
7–5, 3–6, [7–10]

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 通算成績
全豪オープン LQ A LQ 2R A 1R 1R A A A 3R 2R 3R 6–6
全仏オープン A A 2R 2R 2R 2R A A LQ 2R SF QF SF 19–8
ウィンブルドン A A 1R 2R 2R 1R A A LQ 2R QF 3R 3R 11–8
全米オープン A A 1R 3R 2R 1R A 1R A 2R 1R 2R A 5–8

外部リンク[編集]

受賞
先代:
カナダの旗 ウージニー・ブシャール
WTA最も上達した選手賞
2015
次代:
イギリスの旗 ジョアンナ・コンタ