ティエス州
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基礎情報 | |
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行政府所在地 | ティエス |
面積 | 6,586 km² |
人口 | 2,463,678人(2023年) |
人口密度 | 374人/km² |
ISO 3166-2:SN | SN-TH |
地図 | |
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ティエス州 (ティエスしゅう、Région de Thiès)は、セネガル共和国の州の一つ。首都ダカールの東に位置し、ヴェルデ岬を除く西北及び西南は大西洋に面している。州都はティエス[1]。面積6,586平方キロメートル、人口は約246万人(2023年国勢調査[2])で、ダカール州に次いで2番目に多い。
歴史
[編集]フランス領西アフリカ時代はティエス圏(Thiès Cercle)と呼ばれ、1960年の独立によりティエス州に改編された[1]。
観光地
[編集]- ラック・ローズ (Lac Rose)
- 正式な名称はレトバ湖であるが、バラ色の湖(通称)として有名。パリ~ダカールラリーのゴールとしても名高い。この潟湖は海水よりも10倍ほど塩分濃度が高く、塩の産地でもある。湖面が下がる乾季はそのバラ色が鮮やかである。
- サリー・ポルチュダル (Saly-Portudal)
- ニアニン (Nianing)
- ダカールから75km。サリー同様の観光保養地。
- ジョアル・ファディュウ (Joal-Fadiout)
- ダカールから114km。大陸側のジョアル(サンゴール元大統領の出生地)と小島のファディュウの2つの村からなる。ファディュウ島とジョアール市は長い木橋でつながれており、道路や壁面にはカキやアサリなどの殻がはめ込まれている。また、ここはキリスト教の影響を強く受けているが、その墓地塚も貝殻でできており、貝殻島と呼ばれるゆえんである。
隣接州
[編集]下位行政区画
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ティエス州は3県から構成される。これらは1972年2月1日の再編により誕生した。1973年から1995年までの間に、ンブール県からティエス県へ298km2が割譲された[3]。
主要都市
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “Regions of Senegal”. Statoids (2015年6月30日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Senegal”. Citypopulation (2024年7月16日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Departments of Senegal”. Statoids (2016年2月7日). 2025年4月23日閲覧。