ツール・ド・スイス
| 概要 | |
|---|---|
| 開催時期 | 6月中旬 |
| 開催地域 |
 スイス |
| 地域名 | Le Tour de Suisse （フランス語） |
| 分野 | ロードレース |
| カテゴリー | UCIワールドツアー |
| 形態 | ステージレース |
| 責任者 | オリヴァー・ゼン |
| 歴史 | |
| 初回開催年 | 1933年 |
| 開催回数 | 85回 (2022年) |
| 初代優勝者 |
 マックス・ブラ (オーストリア) |
| 最多優勝者 |
 パスクアーレ・フォルナーラ (イタリア) (4回) |
| 直近優勝者 |
 ゲラント・トーマス (イギリス) |
ツール・ド・スイス（Le Tour de Suisse）は、スイスで行われる自転車ロードレースのステージレース。最高カテゴリーのUCIワールドツアーに属する。
概要[編集]
1933年に開始された歴史あるサイクルロードレースの一つ。このレースは毎年6月に開催され、コースレイアウトも平坦コース・山岳コース・個人タイムトライアルとステージレースの要素がすべて織り込まれており、年間シリーズ戦として実施されていたチャレンジ・デスグランジュ＝コロンボ[1]では、1949年より対象レースとされた。加えて、グランツール最後発レースのブエルタ・ア・エスパーニャよりも開始年が早く[2]、さらにブエルタは黎明期、国内の政情不安等により定期的に開催できなかったため、1958年になって漸く同シリーズ戦の対象レースとなった。この背景により、1950年代まではブエルタよりも相対的なステータスが高かったという見方もできる。このような歴史から、ステージレースの中ではグランツールに次ぐ格式を持ち、「第4のグランツール」と呼ばれることもある[3]。同時期に開催されるクリテリウム・デュ・ドフィネとともに、このレースの後開催されるツール・ド・フランスの前哨戦とも言われ、同レースに出場するチームは、どちらかのレースまたは両レースに有力選手を出場させる傾向が続いている。近年の歴代優勝者には、ランス・アームストロング、ヤン･ウルリッヒ等ツール・ド・フランス優勝者を輩出している。
2009年の開催以降、3年連続で最終ステージの個人タイムトライアル終了後に総合首位者が入れ替わるという事例が起こった。
日本でのテレビ放送・動画配信[編集]
日本ではJ SPORTSにて放送されていた。2006年までは、1日遅れで2時間の編集版で放送されていたが、2007年〜2014年は生放送となった。2015年以降は放送されていなかったが、2018年、2019年はDAZNによる生中継動画配信が行われた。2021年はGCNによる生中継動画配信が行われた。2022年はテレビ放送・動画生配信とも行われておらず、GCNで各ステージの短いハイライトが観られるのみである。
歴代総合優勝者[編集]
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外部リンク[編集]
- 公式サイト（ドイツ語）（フランス語）（英語）
脚注[編集]
- ^ 1948年から1958年まで実施された。
- ^ ブエルタは1935年に開始
- ^ トップスプリンター集結 スイスを舞台にしたもう一つのツール前哨戦 - cyclowired 2015/06/13 - 12:50
- ^ ドーピングとしてスポーツ仲裁裁判所によりウルリッヒの2005年5月以降の成績は剥奪されたが、ツール・ド・スイス公式ページでは現在2位コルド･ヒルの繰り上げは行われていない。公式ページの過去の成績
- ^ 当初1位だったランス・アームストロングの優勝はドーピングにより剥奪。UCI confirms Lance Armstrong's life ban - Cyclingnews.com 10月22日付（英語）
- ^ 公式記録で2位シモーニの繰り上げ優勝となっている。公式ページの過去の成績
