ツービート 笑ってゴマかせ!

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ツービート 笑ってゴマかせ!
ジャンル バラエティ番組
構成 前川宏司
高田文夫
ディレクター 両角敏明
出演者 ツービート
中原理恵
片岡鶴太郎
魁三太郎
比企理恵
製作
プロデューサー 大場昂一
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1981年4月5日 - 1981年9月20日
放送時間日曜 14:30 - 15:00
放送分30分
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ツービート 笑ってゴマかせ!』(ツービート わらってゴマかせ)は、1981年4月5日から同年9月20日までTBSで放送されていたバラエティ番組である。略称は「笑ゴマ」。放送時間は毎週日曜 14:30 - 15:00 (日本標準時)。

その名の通り、ツービートがメインを務めていた番組。別のテレビ番組のパロディコント、クイズ企画、演芸企画、ゲストによる歌などで構成されていた。

出演者[編集]

スタッフ[編集]

  • 構成:前川宏司、高田文夫
  • ディレクター:両角敏明
  • プロデューサー:大場昂一
  • 技術・美術協力:東通
  • 制作協力:TBS映画社(現・TBSビジョン
  • 製作著作:TBS

コーナー[編集]

ツービートのTVジャック
人気テレビ番組のパロディコントコーナー。
お笑いニューウェーブ
売り出し中のお笑い芸人たちが芸を披露していたコーナー。
ファン見殺しクイズ
各回のゲスト歌手とそのファンの代表者が参加していたクイズコーナー。歌手は解答者席に座り、ファンはルーレット中央に括りつけられた。
歌手は16枚あるパネルの中から1枚を選び、それに書かれているクイズに答えていた。クイズのジャンルは4つあり、それぞれ正解時の得点が難易度により得点の違うパネル(梅5点・竹10点・松15点・特上30点)が用意されていた。但し、何枚か「スカ」のパネルも隠されており、引いてしまった場合はクイズの回答権は得られず-5点減点される。クイズに正解するとファンの括りつけられているルーレットが点数分右回りになり、ルーレットが1周すれば100点を獲得できた。しかし、ルーレットが一番下の「ブラックゾーン」に来ると「くすぐりドリーマー」のスイッチが入り、ファンは括りつけられたまま腹をくすぐられた。
ルーレット1周を達成できた場合、参加したファンには賞金5万円と番組特製の「笑ゴマトレーナー」が贈られた。しかし、達成できなかった場合には賞金は500円にまで下げられ、賞品も「タヌキの腹掛け」に変更された。さらに罰として、ファンが括りつけられているルーレットをたけしの操作でグルグル回されてコーナー終了となった。

関連書籍[編集]

  • ツービート 笑ってゴマかせ わッ、パニック番組だ(TBS編、KKベストセラーズ ワニの本、1981年12月5日初版発行、ISBN 4-584-00452-8) - ツービートによる漫才とテレビ番組のパロディコントが収録されている。本書には、TBSのことを「ツービート&(番組)スタッフ」の略と解釈している箇所がある。

参考資料[編集]

  • 朝日新聞縮刷版[どれ?]
  • TV北野
  • 関連項目[編集]

    TBS 日曜14:30枠
    前番組 番組名 次番組
    スター爆笑座
    (1980年4月13日 - 1981年3月29日)
    ツービート 笑ってゴマかせ!
    (1981年4月5日 - 1981年9月20日)