ツルソバ

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ツルソバ
実を付けたツルソバ、佐久島(愛知県西尾市)にて、2016年11月29日撮影
実を付けたツルソバ
佐久島愛知県西尾市)にて、2016年11月
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
: ナデシコ目 Caryophyllales
: タデ科 Polygonaceae
亜科 : ミチヤナギ亜科 Polygonoideae
: Persicarieae
亜連 : Persicariinae
: イヌタデ属 Persicaria
: ツルソバ P. chinensis
学名
Persicaria chinensis (L.) H.Gross[1]
シノニム
  • Persicaria chinensis (L.) H.Gross var. thunbergiana (Meisn.) Okuyama[2]
  • Ampelygonum chinense (L.) Lindl. var. thunbergianum (Meisn.) Masam.[2]
  • Ampelygonum chinense (L.) Lindl.[2]
  • Persicaria umbellata (Houtt.) Nakai[2][3]
  • Polygonum umbellatum (Houtt.) Koidz.[2]
  • Polygonum chinense L. var. thunbergianum Meisn.[2]
  • Polygonum chinense L.[2][4]
和名
ツルソバ

ツルソバ(蔓蕎麦、学名:Persicaria chinensis (L.) H.Gross[1])は、タデ科イヌタデ属分類されるつる性[3]多年草の1[5]。種小名(chinensis)は、中国を意味する[3]シノニムの学名(umbellatum)は、散形花序を意味する[3]和名のソバは、果実がソバと同じように黒色の3稜形であることに由来する[6]

特徴[編集]

は長くのびて枝を分け、地に伏して蔓状になるか又は直立し[4]、長さ約1 m[5]。無毛[3]。若茎には酸味がある[3]は柔らかく互生葉柄があり[3]、卵形-卵状長楕円形、先は鋭尖形、基部は切形、円形または心形で[4]長さ5-10 cm托葉梢は薄く膜質で、筒状で斜めに切れる[4][5]。数個のが枝先に[5]頭状に集まり、密な総状花序になる[4]は5裂し、白色または薄紅色で長さ3-4 mm[4][5]。花期は5-11月[4][5]果実痩果[3]、3稜形、黒色で光沢はなく、多汁な残存萼に包まれる[4]。薬用となる[4]佐賀県唐津市では、種子をヤマベントウとして食べられることがある[6]

分布と生育環境[編集]

温暖な海岸近くに生育するツルソバ

ヒマラヤシムラ以東、インドマレー半島中国朝鮮半島南部[4]から日本にかけて分布する[3]

日本では、本州伊豆七島紀伊半島)、四国九州沖縄に分布する[5]神奈川県では1988年頃に記録があるが、これは逸出品と考えられていた。しかし、その後真鶴半島三浦半島など数箇所から着実に生育している個体が記録されている[7]

温暖な海浜海岸近くに生育する[5]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “ツルソバ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2018年1月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “ツルソバ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2018年1月8日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i 牧野 (1982)、61頁
  4. ^ a b c d e f g h i j 佐竹 (1982)、21頁
  5. ^ a b c d e f g h 林 (2009)、539頁
  6. ^ a b 貞松 (2017)、177頁
  7. ^ 神奈川県植物誌調査会 (2001)、608頁

参考文献[編集]

  • 『日本の野生植物 草本II離弁花類』佐竹義輔大井次三郎北村四郎、亘理俊次、冨成忠夫、平凡社、1982年3月17日。ISBN 458253502X
  • 貞松光男『改訂版 佐賀の野草(下)』佐賀新聞社、2017年3月。ISBN 488298024X
  • 林弥栄『日本の野草』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、2009年10月。ISBN 9784635090421
  • 牧野富太郎『原色牧野植物大図鑑』北隆館、1982年7月。ASIN B000J6X3ZE。
  • 神奈川県植物誌調査会『神奈川県植物誌 2001』神奈川県立生命の星・地球博物館、2001年。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]