チャールズ・マーティネー
チャールズ・マーティネー Charles Martinet |
|
---|---|
![]() |
|
生年月日 | 1955年9月17日(62歳) |
出生地 | ![]() |
活動期間 | 俳優:1986年-2005年 声優:1995年- |
チャールズ・マーティネー(Charles Martinet, 1955年9月17日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、声優。アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ出身。
20歳で俳優になり、多数の映画に出演。後に声優業もこなすようになり、1996年発売の『スーパーマリオ64』からマリオの声優となり、以後マリオシリーズではマリオの他にルイージ、ワリオ、ワルイージなどを担当する。
マリオのオーディション[編集]
前述のように、チャールズ・マーティネーはコンピュータゲームシリーズである『マリオシリーズ』の主人公、マリオの声優を担当している。後にはマリオの弟であるルイージなど他の主要キャラクター複数の音声も担当しはじめ、かつ『マリオシリーズ』の音声は日本を含め世界共通であり、マーティネーの代表作となっている。
彼は元来からマリオというキャラクターを知っていたわけではなく、担当する切っ掛けも偶然に近いものだった。マーティネーはある日、友人から「見本市で配管工の役になって来場客に話す」オーディションがあるという話を聞き、是非にと薦められる。彼が当日会場に辿り着いたのはオーディションの終了間際で、すでにキャスティング・ディレクターらが機材の撤去を始めていた。マーティネーがオーディションを受けたい旨を伝えると、ディレクターはそれを許可し「ブルックリンに住んでいるイタリア人の配管工」をイメージして話すよう注文を付けた。当初マーティネーはイタリア系アメリカ人のステレオタイプにありがちな、低く耳障りな声を想像したが、すぐにそれだと小さな子供たちに不快がられるだろうし、ありきたりでつまらないだろうと思い直し、親しみやすい今日のマリオの声色と口調に変え、結果としてオーディションに合格する。この時、オーディション用のテープが無くなるまで喋り続けたと本人はインタビューに答えている[1]。
マリオの声優として初めて広く認知された作品は『スーパーマリオ64』だが、マリオの声優としてマーティネーが初めて起用された作品は、1995年に北米でのみ発売された子供向けパソコンゲーム (MS-DOS)『Mario's FUNdamentals』である。
出演作品[編集]
テレビドラマ[編集]
- ザ・ブラザーフッド(愚か者)
- ミッドナイト・コーラー
- マトロック
- リーズナブル・ダウト 静かなる検事記録
- 刑事ナッシュ・ブリッジス
- 特務指令 AIR AMERICA
- ER緊急救命室
- NYPDブルー
映画[編集]
OVA[編集]
- ジョジョの奇妙な冒険(パイロットB)
ゲーム[編集]
1996年
1998年
- スーパーパンチアウト!!(主人公および全対戦相手)※スーパーファミコン版
- マリオパーティ(マリオ)
1999年
- ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ(マリオ、ルイージ)
- マリオゴルフ64(マリオ、ルイージ、ベビィマリオ、ワリオ、ドンキーコング)
- ドンキーコング64(キング・カットアウト)
2000年
- マリオテニス64(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ、ドンキーコング、ドンキーコングJr.)
2001年
- シャドウ オブ メモリーズ(ホムンクルス)
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX(マリオ / ドクターマリオ、ルイージ)
- ルイージマンション(ルイージ)
2002年
- スーパーマリオサンシャイン(マリオ)
2003年
2005年
- スーパープリンセスピーチ(マリオ、ルイージ)
- SSX On Tour with マリオ(マリオ、ルイージ)
- NBAストリートV3 マリオでダンク(マリオ、ルイージ)
- Dance Dance Revolution with MARIO(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
2006年
- ヨッシーアイランドDS(ベビィマリオ、ベビィワリオ)
2007年
- スーパーマリオギャラクシー(マリオ)
- マリオ&ソニック AT 北京オリンピック(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
2008年
- 大乱闘スマッシュブラザーズX(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
2009年
- New スーパーマリオブラザーズ Wii(マリオ)
- マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
2010年
- スーパーマリオギャラクシー2(マリオ)
2011年
- The Elder Scrolls V: Skyrim(Parthurnax〈パーサーナックス〉)
- スーパーマリオ 3Dランド(マリオ)
- マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
2012年
2013年
- スーパーマリオ 3Dワールド(マリオ)
- ルイージマンション2(ルイージ)
2014年
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U(マリオ / ドクターマリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
海外版のみ[2]
- エターナルアルカディア(ビゴラ)
- ラチェット&クランク FUTURE2(オーバス)
- エンド オブ エタニティ(ラガーフェルド)
CM[編集]
- マリオカートアドバンス(アニメーション)(マリオ)
脚注[編集]
- ^ “Game Head: Charles Martinet – The Voice of Mario”. Gametrailers.com. 2008年10月4日閲覧。
- ^ Behind The Voice Actors - Charles Martinet