チャーリー・マンガー

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チャーリー・マンガー

チャーリー・マンガーまたはチャールズ・トーマス・マンガー(Charles Thomas Munger、 1924年1月1日 - )は、ウォーレン・バフェットが会長を務める投資持株会社バークシャー・ハサウェイインコーポレイテッドの副会長。投資家

人物[編集]

1924年、バフェットと同じくネブラスカ州オマハで生まれた。ミシガン大学で学び、アメリカ海軍に入隊した後にハーバード大学ロー・スクールに学部学生の学位なしで入学した。ロースクール卒業後1948年から1965年までTolles & Olson LLPに勤め、後にマンガー法律事務所を作り、不動産の弁護士として働いた。その後、投資のマネージメントに集中するために法律の実務をやめた。その法律的な知識は初期の不動産投資と後の株式投資において彼を有利に導いた。

マンガーは、自身が80.1%の株を所有するバークシャー・ハサウェイの子会社ウェスコ・ファイナンシャル・コーポレーションの会長である。この会社は貯金とローンの会社として始まったが、今はプリシジョン・スチール・コーポレーレーション、コート・ファーニチュアー・リーシング、カンザス・バンカーズ・シュアティ・カンパニーと他のベンチャーを支配している。ウェスコは、マンガーの採用したホームタウンで会社の年次株主総会の場所であるカリフォルニア州パサデナに本拠がある。マンガーの株主総会は、オマハでバフェットが開催する株主総会に匹敵するほど、投資コミュニティーでほとんど伝説的である。マンガーはウェスコの他の株主と長時間の質疑応答を行い、ときには「尊敬するベンジャミン・フランクリンならばどうするか」という考察に及ぶこともあるという。

80歳を過ぎているにもかかわらず、その頭脳は極めて明晰である。バフェットはしばしば公に「自分はマンガーをパートナーとみなしている」と言う。現に、マンガーは巨額に相当するバークシャー・ハサウェイ株を所有している。しかし、二人の人物像は全く異なる。マンガーは、共和党員として知られており、監督協会の協会員をしている。だが一方バフェットは、民主党員で宗教に関して懐疑的である。それぞれは、互いの違いが互いの関係を損なうよりもむしろ補完していると感じている。

1991年、1990年12月と1991年5月の間に投資銀行ソロモン・ブラザーズが国債入札不正事件で経営危機を起こした際、バークシャー・ハサウェイは同行の株式の14%を取得し、マンガーは同行の取締役になった。

マンガーは、4350万ドルの価値のあるAクラスのバークシャー・ハサウェイ株式500株をスタンフォード大学にスタンフォード大学ロー・スクールのための集合団地を建設するために寄付した。自身はスタンフォード出身ではないが、妻のナンシー・マンガーは卒業生で理事会の一員を務めていた。娘のウェンディ・マンガーは現在スタンフォード大学の理事会の一員を務めている。

書籍[編集]

  • The book Damn Right! (2000) is a biography of Charles Munger.
  • The book Poor Charlie's Almanack: The Wit and Wisdom of Charles T. Munger (2005)

外部リンク[編集]