チチを撮りに

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
チチを撮りに
Capturing Dad
監督 中野量太
脚本 中野量太
出演者 柳英里紗
松原菜野花
渡辺真起子
音楽 渡邊崇
撮影 平野晋吾
製作会社 ピクチャーズネットワーク
日吉ヶ丘ピクチャーズ
配給 デジタルSKIPステーション
公開 日本の旗 2013年2月16日
イスラエルの旗 2013年9月18日
中華民国の旗 2013年12月6日
上映時間 74分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

チチを撮りに』(ちちをとりに、英題:Capturing Dad[1])は、2013年2月16日に公開された日本映画

概要[編集]

家族を題材とした自主短編映画を手がけてきた中野量太監督の劇場用長編映画デビュー作。当初は自主映画として公開・配給も未定のまま製作されたが、2012年SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012で国際長編コンペティション部門にてSKIPシティアワードおよび日本人初の監督賞を受賞したことから「SKIPシティDシネマプロジェクト」第3弾作品として2013年の劇場公開が決定した[2]。また、一般公開を前に第55回アジア太平洋映画祭渡辺真起子が最優秀助演女優賞を受賞し[3]第63回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に正式招待された[1]

日本公開後も第39回シアトル国際映画祭[4]、第62回メルボルン国際映画祭[5]、第7回グラナダ国際映画祭[6]、第2回Peace & Love Film Festival[7]、第30回エルサレム国際映画祭[8]と多数の日本国外の映画祭に正式招待され、第3回サハリン国際映画祭ではコンペティション部門でグランプリを受賞した。イスラエル台湾では劇場公開された。

タイトルの「チチ」は父親だけでなく母性の意味が含まれている映画であることからカタカナ表記にした[9]

あらすじ[編集]

フリーターの姉・葉月と女子高生の妹・呼春は、父親が14年前に女を作って出て行ってしまって以来、母の佐和と3人で暮らしていた。ある日、佐和から「お父さんがもうすぐ死ぬから会いに行って、ついでにその顔を写真に撮ってきてほしい」と頼まれた姉妹は、困惑しながらも、ほとんど記憶に残っていない父親に会いたい気持ちもあり、電車を乗り継ぎ父親のいる田舎町へやってくる。2人はそこで、異母兄弟の少年や叔父に出迎えられるが、すでに父は他界しており、さらに思いがけない人生の修羅場に遭遇する。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 監督・脚本:中野量太
  • プロデューサー:平形則安
  • 撮影:平野晋吾
  • 照明:谷本幸治
  • 録音:島津未来介
  • 音楽:渡邊崇
  • VFXスーパーバイザー:樋口良
  • 脚本協力:大野敏哉
  • 音響効果:大塚智子
  • ヘアメイク:山口陽子
  • 助監督:松尾浩道
  • 製作担当:星野友紀
  • 製作:ピクチャーズネットワーク、日吉ヶ丘ピクチャーズ
  • 配給:デジタルSKIPステーション

受賞[編集]

日本国内
海外
  • 第55回アジア太平洋映画祭(マカオ) 最優秀助演女優賞(渡辺真起子)
  • 第7回アジアン・フィルム・アワード(香港) 最優秀助演女優賞(渡辺真起子)
  • 第7回グラナダ国際映画祭 CINES DEL SUR(スペイン) 審査員特別賞・観客賞
  • 第2回Peace & Love Film Festival(スウェーデン) Jury Prize(脚本賞)[10]
  • 第3回サハリン国際映画祭(ロシア)グランプリ

脚注[編集]

  1. ^ a b Press Releases - Generation Programee 2013” (英語). ベルリン国際映画祭 (2012年12月17日). 2013年2月19日閲覧。
  2. ^ 2012 総括”. SKIPシティ国際Dシネマ映画祭. 2013年2月19日閲覧。
  3. ^ The 55th Asia-Pacific Film Festival Announces Award Winners” (英語). ヴェネチアンマカオ (2012年12月15日). 2013年2月19日閲覧。
  4. ^ Capturing Dad” (英語). シアトル国際映画祭 (2013年). 2013年5月26日閲覧。
  5. ^ Capturing Dad” (英語). メルボルン国際映画祭 (2013年). 2013年5月26日閲覧。
  6. ^ CAPTURING DAD (CHIHI WO TORI NI)” (英語). グラナダ国際映画祭 (2013年6月3日). 2013年6月30日閲覧。
  7. ^ P&L Selection - Competition” (英語). Peace & Love Film Festival (2013年). 2013年6月30日閲覧。
  8. ^ CAPTURING DAD” (英語). エルサレム国際映画祭 (2013年). 2013年6月30日閲覧。
  9. ^ ryotagayukuのツイート(280999519364202497)
  10. ^ Peace & Love Film Festival P&LFF 2013 Awards” (英語). Peace & Love Film Festival (2013年). 2013年6月30日閲覧。

外部リンク[編集]