チェリー (映画)

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チェリー
Cherry
監督 アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
脚本 アンジェラ・ルッソ=オトストット
ジェシカ・ゴールドバーグ英語版
原作 ニコ・ウォーカー英語版
チェリー英語版』(文藝春秋刊)
製作 ジョー・ルッソ
アンソニー・ルッソ
マイク・ラロッカ英語版
ジョナサン・グレイ英語版
マシュー・ローズ
ジェイク・オースト
クリス・カスタルディ
製作総指揮 クリスティ・グリシャム
ジャド・ペイン
ワン・チョンジュン
ワン・チョンレイ
エドワード・チェン
パトリック・ニュウォール
アンジェラ・ルッソ=オトストット
トッド・マクラス
ダン・カプロウ
ニコ・ウォーカー
マシュー・ジョンソン
出演者 トム・ホランド
シアラ・ブラヴォ
ジャック・レイナー
音楽 ヘンリー・ジャックマン
撮影 ニュートン・トーマス・サイジェル
編集 ジェフ・グロス英語版
製作会社 ザ・ハイドアウェイ・エンターテインメント英語版
AGBO
配給 世界の旗 Apple TV+
公開 アメリカ合衆国の旗 2021年2月26日[1]
世界の旗 2021年3月12日
上映時間 140分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $40,000,000[2]
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チェリー』(Cherry)は、2021年制作のアメリカ合衆国犯罪ドラマ映画ルッソ兄弟監督、トム・ホランド主演[3]

元米軍兵士のニコ・ウォーカー英語版が自身の実体験をつづった同名小説英語版を原作に、イラク戦争PTSDを患った青年がドラッグや犯罪に手を染めていく姿を描く。Apple TV+で2021年3月12日から配信[1]

ストーリー[編集]

大学生のチェリーは、恋人エミリーとのすれ違いから失恋したと思い込み軍に志願入隊、衛生兵としてイラクに派兵された彼は戦場での壮絶な経験からPTSDを発症してしまう。

帰国後、チェリーは医師の治療を受けるが、その際に処方された麻薬性鎮痛薬の依存症となってしまう。彼は借金を返済するため、銀行強盗に手を染めるようになる。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替。

作品の評価[編集]

Rotten Tomatoesによれば、213件の評論のうち高評価は37%にあたる79件で、平均点は10点満点中5.2点、批評家の一致した見解は「確かにスタイリッシュでトム・ホランドに演技の幅を広げるための歓迎される機会を提供しているが、『チェリー』の難点はあまりに陳腐で誰も大喜びさせることができないストーリーに起因している。」となっている[4]Metacriticによれば、45件の評論のうち、高評価は9件、賛否混在は26件、低評価は10件で、平均点は100点満点中44点となっている[5]

出典[編集]

  1. ^ a b Breznican, Anthony (2020年11月24日). “Tom Holland in the Wild and Woeful 'Cherry': Exclusive First Look” (英語). Vanity Fair. オリジナルの2020年11月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201124175551/https://www.vanityfair.com/hollywood/2020/11/first-look-tom-holland-russo-brothers-cherry 2020年11月24日閲覧。 
  2. ^ Nobile, Jeremy (2019年8月16日). “Russo brothers scrapped plans to film 'Cherry' in Cleveland because of Ohio Motion Picture Tax Credit kerfuffle” (英語). Crains Cleveland Business. https://www.crainscleveland.com/arts-entertainment/russo-brothers-scrapped-plans-film-cherry-cleveland-because-ohio-motion-picture 2021年2月22日閲覧。 
  3. ^ “トム・ホランド、新作で依存症の銀行強盗に ルッソ兄弟監督作をアップルが獲得”. 映画.com. (2020年10月5日). https://eiga.com/news/20201005/6/ 2023年1月31日閲覧。 
  4. ^ "Cherry". Rotten Tomatoes (英語). 2023年2月1日閲覧
  5. ^ "Cherry" (英語). Metacritic. 2023年2月1日閲覧。

外部リンク[編集]