ダーウィン・エアライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダーウィン・エアライン
IATA
F7
ICAO
DWT
コールサイン
DARWIN
設立 2003年
ハブ空港
保有機材数 10機
就航地 21
本拠地 スイス連邦ルガノ
外部リンク http://www.darwinairline.com/
テンプレートを表示
エティハド・リージョナル塗装のサーブ2000

ダーウィン・エアライン(英語:Darwin Airline)は、スイスティチーノ州ルガノ空港英語版をベースとする、かつて存在した地域航空会社である。

概要[編集]

DHC-8-400
ATR 72-200

サーブ 2000及びATR 72型機を使用して、スイスおよびヨーロッパ内の近距離定期航空便を運航していた。2013年11月17日エティハド航空が発行済み株式の33%を取得することが発表された[1]。政府の承認を得て株式を取得後、“エティハド・リージョナル”に運航ブランド名を変更。塗装もエティハド・リージョナルのロゴを胴体に掲出し、垂直尾翼にはエティハド航空の“E”とスイス国旗を組み合わせたものに改められた[2]。2015年からは、同じくエティハド航空が資本参加したアリタリア-イタリア航空向けの運航も行っていた。

2017年7月スロベニアアドリア航空が大部分の株式を取得した[3]。しかし、エティハド航空と提携関係にあったアリタリア航空に加えエア・ベルリン倒産相次いでする中で経営面は厳しく、同年11月27日、ダーウィン・エアラインも破産を申請[4]12月12日に破産宣告を受けた。

保有機材[編集]

脚注[編集]

  1. ^ エティハド、ダーウィン・エアラインに出資 欧州リージョナルブランド設立”. フライチーム (2013年11月18日). 2013年11月23日閲覧。
  2. ^ Etihad to develop regional European network”. Business Traveller (2013年11月17日). 2013年11月23日閲覧。
  3. ^ アドリア航空がダーウィン・エア株を取得 エティハド・リージョナル消滅”. フライチーム (2017年7月21日). 2019年10月14日閲覧。
  4. ^ ダーウィン・エアライン、破産手続き申請 11月28日にAOC一時停止”. フライチーム (2017年11月29日). 2019年10月14日閲覧。

外部リンク[編集]