ダンジョンキッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ダンジョンキッド
ジャンル RPG作成ゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 ピクセル
発売元 クエスト
音楽 岩田匡治
人数 1人
メディア 1メガビット+64キロビットRAM
ロムカセット[1]
発売日 日本 199008311990年8月31日
デバイス ターボファイル対応
その他 型式:BTC-7D
テンプレートを表示

ダンジョンキッドは、株式会社クエスト1990年8月31日ファミコン向けに発売したゲームソフトで、3DダンジョンRPG作成ゲーム。ゲームハード用ソフトとしては、RPGツクールなどといったRPG作成ソフトの先駆けであった。

概要[編集]

拠点の町から一つのダンジョンを攻略するウィザードリィタイプのダンジョンRPGを、エディットモードで設定・変更したり、プレイすることが出来る。予め1つ用意されているサンプルゲームをロードしてプレイすることも可能。

音楽担当は岩田匡治で、同じく岩田が担当した『レリクス 暗黒要塞』からの流用楽曲が存在する。

ゲーム内容[編集]

キャラクター
プレイヤーは3人パーティ。パーティキャラには「せんし」「ゆうしゃ」「ようせい」「まほうつかい」など、12種類の「せいかく」が用意されており、それぞれによってパラメーターや成長具合が異なる。プレイ開始時に自由に選ぶことが出来る。
戦闘
オーソドックスなコマンド方式で、画面の上部に敵、下部に味方が表示される。攻撃を指示したパーティキャラは敵キャラまで移動して体当たりで攻撃。攻撃魔法では弾を敵キャラに飛ばすちょっとしたアニメーションがある。
1戦闘での敵キャラの最大出現数は通常3体、中型敵で2体、大型敵で1体となっている。
エディットモード
作った内容はバックアップメモリに自動で保存される。ターボファイルに保存することもできる。
エディットできる内容は以下の通り。
  • ジャンルの選択
まずゲームで使用されるグラフィックとBGMが、「ファンタジー」風と「SF」風に分けられているため、どちらを使用するか選択する。
  • MAPを作る
方眼紙状のマップに壁や扉を書いていくことにより、3Dダンジョンのマップを作成する。ウィザードリィなどと違い、扉や壁などでも1ブロック使うダンジョンマスタータイプ。また設置数の上限が少ないものの、宝箱や階段、固定の敵やメッセージなどを置くこともできる。全部で8フロア作成できる。
  • アイテムの設定、魔法の設定
アイテム/魔法の名前、装備/使用した場合の効果の大きさなどを決定する。
  • 味方の設定、敵の設定
戦闘画面で表示されるキャラクターのグラフィックを設定する。グラフィックを描くことはできないため、予め用意されている中から選ぶ(用意されているデータは一部の敵キャラを除き、敵味方ともに16×16ドット)。敵キャラについては、さらに名前やパラメータ・使用する魔法などを設定する。
  • 町の設定、その他の設定
町の商店で表示されるメッセージや販売商品、オープニング・エンディングなどで流れるメッセージを設定する。
サンプルゲーム
  • 古城の魔法使い
病の床に伏した王の命により二人の王子が魔物討伐に旅立った。
未知の知恵をつかさどる「エ・スエフ」の称号を持つ兄王子と別れた、夢を創り出す「ファン・タジー」の称号を持つ弟王子は、辺境の村ピクセルを苦しめる魔法使いを倒すため、村はずれにある魔法使いの城に挑む。

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通25/40点[2]
ファミリーコンピュータMagazine19.12/30点[1]

ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計25点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.12点(満30点)となっている[1]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 2.99 2.84 2.95 3.21 3.12 4.02 19.12

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、 349頁。
  2. ^ a b ダンジョンキッド まとめ [ファミコン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2018年4月29日閲覧。

外部リンク[編集]