ダブルスイッチ (野球)

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ダブルスイッチとは、野球において、投手交代のとき野手も同時に交代させ、投手の打順を入れ替えることをいう。

主に、投手の打順を遅らせたいときにダブルスイッチが行われる。

概要[編集]

主に指名打者制度を採用していないリーグ(日本プロ野球セントラル・リーグメジャーリーグベースボールナショナルリーグ)の試合で用いられる。なお、ナショナル・リーグでは2020年シーズン中新型コロナウイルス感染症対策の一環としてDH制で試合を行っていたため、ダブルスイッチは見られる事が無かった。

ダブルスイッチの例

自チームが先攻で、リードしている状態で迎えた8回表の攻撃が六番打者A(守備位置は左翼手)で終わった。そして、8回裏二死の場面で自チームの投手をX(打順は九番)からYに交代し、次の9回裏もYが続投する。
しかし、次の9回表の自チームの攻撃は七番からなので、そのままYを九番の打順に入れてしまうと、Yに確実に打順が回る。もし仮に追加点のチャンスになった場合、Y代打を送らざるを得ない。
そこで、Aをベンチに下げ、そこにYを入れる。そして、九番の打順には、Xに替えて控えの左翼手Bを入れる。このような交代をすることにより、Yに打順を回りにくくすることができる。
例における選手交代前
打順守備選手
1○○
2××
3△△
4□□
5☆☆
6[左]A
7◇◇
8▽▽
9[投]X
例における選手交代後
打順守備選手
1○○
2××
3△△
4□□
5☆☆
6[投]Y
7◇◇
8▽▽
9[左]B

実際にあった例[編集]