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ダニー・グレンジャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダニー・グレンジャー
Danny Granger
引退
ポジション SF
基本情報
愛称 Danny-G
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1983-04-20) 1983年4月20日(41歳)
出身地 ルイジアナ州の旗 ルイジアナ州ニューオーリンズ
身長(現役時) 206cm (6 ft 9 in)
体重(現役時) 103kg (227 lb)
ウィングスパン(現役時) 217cm  (7 ft 2 in)[1]
キャリア情報
出身 ニューメキシコ大学
ドラフト 2005年 1巡目 17位  IND 
選手経歴
2005-2014
2014
2014-2015
2015
インディアナ・ペイサーズ
ロサンゼルス・クリッパーズ
マイアミ・ヒート
フェニックス・サンズ
受賞歴
Stats Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2010
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
世界選手権
2010 トルコ バスケットボール

ダニー・グレンジャー・ジュニアDanny Granger,Jr. , 1983年4月20日 - )はアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身の元バスケットボール選手。NBAインディアナ・ペイサーズなどに所属していた。ポジションはスモールフォワード。203cm、103kg。

経歴

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学生時代

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大学はブラッドリー大学2001年から2シーズンを過ごし、2003-04シーズンからはニューメキシコ大学でプレイした。04-05シーズンには18.8得点8.9リバウンド、スリーポイントシュート成功率43.4%を記録し、シーズン通算60アシスト60ブロック60スティールを達成した同校初の選手となった。優勝を果たしたマウンテン・ウェスト・カンファレンストーナメントでは同トーナメントMVPを獲得した。

カレッジ個人成績

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2001–02 ブラッドレー大学 21 17 24.6 .446 .176 .790 7.1 .7 1.3 2.4 11.1
2002–03 ブラッドレー大学 14 13 27.1 .518 .300 .684 7.9 1.1 1.4 1.4 19.2
2003–04 ニューメキシコ大学 22 22 32.0 .491 .333 .760 9.0 2.1 1.3 1.4 19.5
2004–05 ニューメキシコ大学 30 30 30.0 .524 .433 .755 8.9 2.4 2.1 2.0 18.8
Career 95 82 28.4 .496 .366 .752 8.2 1.6 1.6 1.9 16.7

NBA時代

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2005年のNBAドラフトにてインディアナ・ペイサーズから1巡目17位指名を受けてNBA入りを果たす。ルーキーイヤーとなった05-06シーズンはベンチスタートとなったが、7.5得点4.9リバウンドのアベレージでオールルーキーセカンドチームに選ばれた。翌06-07シーズンにはスモールフォワードとして先発に定着。一時先発から外れるものの、1月にはゴールデンステート・ウォリアーズとの間で8選手が絡む大型トレードが行われ、フォワードのアル・ハリントンが移籍したことにより再び先発に返り咲いた。

07-08シーズン、世間を最初に驚かせたのは前評判の低かったペイサーズの開幕3連勝とグレンジャーの活躍だった。3連勝中チームを牽引する働きを見せたグレンジャーはシーズン最初の週間MVPを獲得した。その後ペイサーズは一気に負けが込み、結局プレーオフ進出はならなかったが、グレンジャーは好調を維持し続け、19.6得点6.1リバウンド、スリーポイントシュートは40.4%と大きく成績を伸ばし、故障者が続出し苦境に立たされていたチームを支え続けた。オフには5年9,930,500ドルの大型契約を結び、さらにペイサーズはジャーメイン・オニールを放出するなどし、グレンジャーは事実上ペイサーズのエースとなった。2008-09シーズンのグレンジャーの成長は目覚しく、1月11日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦ではキャリアハイの42得点をあげ[2]オールスターにも初選出される。個人成績を25.8得点5.1リバウンドまで伸ばし、MIP賞に選出された[3]

しかし、2012-13シーズン辺りから、左膝の怪我や、ポール・ジョージランス・スティーブンソンなどの台頭により、出番が少なくなっていった[4][5]

2014年2月20日、2015年ドラフト2巡目指名権とともに、エバン・ターナーおよびラボイ・アレンとのトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに放出され[6]、その後1試合もプレーせずに2月26日に解雇され[7][8]、2月28日にロサンゼルス・クリッパーズと契約した[9]

2014年7月、マイアミ・ヒートに移籍した[10][11]が、2015年2月19日の複数チームが絡んだ大型トレードで、フェニックス・サンズに放出され、更に「個人的な事情」でサンズには合流せず、サンズでは不出場に終わった[12]。6月17日、1年217万ドルのオプションを行使し契約した[13]

2015年7月9日、 レジー・ブロックマーカス・モリスと共に2020年のドラフト2巡目指名権との交換でデトロイト・ピストンズに放出され[14]、シーズン開幕前に解雇[15]。現在は事実上の引退状態となっている。

プレイスタイル

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SFとしては長身ながら機動力に優れ、アウトサイドからのシュートも得意としている。優れたディフェンダーでもあり、リバウンドでも強さを発揮するなど、総合的な能力は高い。

人物

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脚註

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外部リンク

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