ダニー・グレンジャー
インディアナ・ペイサーズ時代 (2005年) | ||||||||||||
引退 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポジション | SF | |||||||||||
基本情報 | ||||||||||||
愛称 | Danny-G | |||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | |||||||||||
生年月日 | 1983年4月20日(41歳) | |||||||||||
出身地 | ルイジアナ州ニューオーリンズ | |||||||||||
身長(現役時) | 206cm (6 ft 9 in) | |||||||||||
体重(現役時) | 103kg (227 lb) | |||||||||||
ウィングスパン(現役時) | 217cm (7 ft 2 in)[1] | |||||||||||
キャリア情報 | ||||||||||||
出身 | ニューメキシコ大学 | |||||||||||
ドラフト | 2005年 1巡目 17位 IND | |||||||||||
選手経歴 | ||||||||||||
2005-2014 2014 2014-2015 2015 |
インディアナ・ペイサーズ ロサンゼルス・クリッパーズ マイアミ・ヒート フェニックス・サンズ | |||||||||||
受賞歴 | ||||||||||||
| ||||||||||||
Stats Basketball-Reference.com | ||||||||||||
代表歴 | ||||||||||||
キャップ | アメリカ合衆国 2010 | |||||||||||
|
ダニー・グレンジャー・ジュニア(Danny Granger,Jr. , 1983年4月20日 - )はアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身の元バスケットボール選手。NBAのインディアナ・ペイサーズなどに所属していた。ポジションはスモールフォワード。203cm、103kg。
経歴
[編集]学生時代
[編集]大学はブラッドリー大学で2001年から2シーズンを過ごし、2003-04シーズンからはニューメキシコ大学でプレイした。04-05シーズンには18.8得点8.9リバウンド、スリーポイントシュート成功率43.4%を記録し、シーズン通算60アシスト60ブロック60スティールを達成した同校初の選手となった。優勝を果たしたマウンテン・ウェスト・カンファレンストーナメントでは同トーナメントMVPを獲得した。
カレッジ個人成績
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2001–02 | ブラッドレー大学 | 21 | 17 | 24.6 | .446 | .176 | .790 | 7.1 | .7 | 1.3 | 2.4 | 11.1 |
2002–03 | ブラッドレー大学 | 14 | 13 | 27.1 | .518 | .300 | .684 | 7.9 | 1.1 | 1.4 | 1.4 | 19.2 |
2003–04 | ニューメキシコ大学 | 22 | 22 | 32.0 | .491 | .333 | .760 | 9.0 | 2.1 | 1.3 | 1.4 | 19.5 |
2004–05 | ニューメキシコ大学 | 30 | 30 | 30.0 | .524 | .433 | .755 | 8.9 | 2.4 | 2.1 | 2.0 | 18.8 |
Career | 95 | 82 | 28.4 | .496 | .366 | .752 | 8.2 | 1.6 | 1.6 | 1.9 | 16.7 |
NBA時代
[編集]2005年のNBAドラフトにてインディアナ・ペイサーズから1巡目17位指名を受けてNBA入りを果たす。ルーキーイヤーとなった05-06シーズンはベンチスタートとなったが、7.5得点4.9リバウンドのアベレージでオールルーキーセカンドチームに選ばれた。翌06-07シーズンにはスモールフォワードとして先発に定着。一時先発から外れるものの、1月にはゴールデンステート・ウォリアーズとの間で8選手が絡む大型トレードが行われ、フォワードのアル・ハリントンが移籍したことにより再び先発に返り咲いた。
翌07-08シーズン、世間を最初に驚かせたのは前評判の低かったペイサーズの開幕3連勝とグレンジャーの活躍だった。3連勝中チームを牽引する働きを見せたグレンジャーはシーズン最初の週間MVPを獲得した。その後ペイサーズは一気に負けが込み、結局プレーオフ進出はならなかったが、グレンジャーは好調を維持し続け、19.6得点6.1リバウンド、スリーポイントシュートは40.4%と大きく成績を伸ばし、故障者が続出し苦境に立たされていたチームを支え続けた。オフには5年9,930,500ドルの大型契約を結び、さらにペイサーズはジャーメイン・オニールを放出するなどし、グレンジャーは事実上ペイサーズのエースとなった。2008-09シーズンのグレンジャーの成長は目覚しく、1月11日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦ではキャリアハイの42得点をあげ[2]、オールスターにも初選出される。個人成績を25.8得点5.1リバウンドまで伸ばし、MIP賞に選出された[3]。
しかし、2012-13シーズン辺りから、左膝の怪我や、ポール・ジョージやランス・スティーブンソンなどの台頭により、出番が少なくなっていった[4][5]。
2014年2月20日、2015年ドラフト2巡目指名権とともに、エバン・ターナーおよびラボイ・アレンとのトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに放出され[6]、その後1試合もプレーせずに2月26日に解雇され[7][8]、2月28日にロサンゼルス・クリッパーズと契約した[9]。
2014年7月、マイアミ・ヒートに移籍した[10][11]が、2015年2月19日の複数チームが絡んだ大型トレードで、フェニックス・サンズに放出され、更に「個人的な事情」でサンズには合流せず、サンズでは不出場に終わった[12]。6月17日、1年217万ドルのオプションを行使し契約した[13]。
2015年7月9日、 レジー・ブロックとマーカス・モリスと共に2020年のドラフト2巡目指名権との交換でデトロイト・ピストンズに放出され[14]、シーズン開幕前に解雇[15]。現在は事実上の引退状態となっている。
プレイスタイル
[編集]SFとしては長身ながら機動力に優れ、アウトサイドからのシュートも得意としている。優れたディフェンダーでもあり、リバウンドでも強さを発揮するなど、総合的な能力は高い。
人物
[編集]- 弟のスコッティ・グレンジャー (Scotty Granger)は歌手で、スコッティ・グランド『Scotty Grand』あるいはスコッティ・G『Scotty G』の歌手名で活動している。
脚註
[編集]- ^ “Danny-Granger”. draftexpress.com (2005年). 2017年10月26日閲覧。
- ^ Granger scores 42, Pacers still fall to Warriors
- ^ All-Star Reserves Announced - Basketball News & NBA Rumors
- ^ Danny Granger out for season
- ^ Season over for Granger; Pacers star to have another surgery
- ^ Sixers Trade Evan Turner and Lavoy Allen to Indiana for Danny Granger and Future Second-round Pick
- ^ Sixers buy out Danny Granger
- ^ Granger, Sixers reach buyout agreement
- ^ CLIPPERS SIGN FORMER ALL-STAR DANNY GRANGER
- ^ Magic hold off Heat at end, 102-101
- ^ D・グレンジャーとJ・マクロバーツがヒートとの契約に合意
- ^ Danny Granger feels health progress, considers future with Phoenix Suns
- ^ Suns Forward Danny Granger Exercises Player Option
- ^ “Detroit Pistons Acquire Marcus Morris, Reggie Bullock And Danny Granger From Phoenix”. NBA.com (July 9, 2015). July 9, 2015閲覧。
- ^ “Danny Granger Waived By Pistons”. RealGM (2015年10月26日). 2015年10月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference
|
|