ほぼ100円ショップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダイタイソーから転送)
移動先: 案内検索

ほぼ100円ショップは、かつてフジテレビ系列で放送されていたバラエティ番組はねるのトびら』内の人気コーナー。

概要[編集]

2006年7月5日に最初に放送されて以降「回転SUSHI」「オシャレ魔女 アブandチェンジ」等と共に番組の主力コーナーとなった。

100円ショップを模したセットで行われ、その名も「The・ダイタイソー」。これは「The・ダイソー」パロディで、「大体そう(大体100円)」とも掛けており、運営会社・大創産業の許可も得た。このセットになったのは第3回からであり、第1・2回のセットは100円ショップ「クリスタル」の店名とロゴをそのまま使用していた[1]

基本ルール[編集]

100円ショップの商品を始めとする「100円の品物」及び、見分けの付きにくい「高額商品」が混ざっており、来店客(ゲストやレギュラー)が高額商品を避けて100円の商品を選んで購入。

100円商品はダイソーなど100円ショップの品物だけでなく、日本国外での「99セントショップ」「10ショップ」「1000ウォンショップ」などの商品、あるいはリサイクルショップ骨董市、フリーマーケットなどで調達した価値の低い中古品などバリエーションに富んでおり、一目で100円と見分けるのは難しい。逆に、高額商品も見た目は安っぽい品にしか見えないようなものが多数登場した。2007年11月21日放送分以降は、ネタ元であるダイソーが100円に見えない100円の商品を提供していることが明らかになり、以後はダイソー商品である場合は伊藤さおりが「(我らが)ダイソー商品でございます」と注釈を入れる様になった。

商品は会計レジにある銀色のプレートに商品を置いた時点で購入確定となり、変更が出来なくなる。置かれた商品の会計を行い、お代を支払う。選んだ品は値段に関係無く自腹で買い取らなければならず、高額商品を引き当てた場合は事実上罰ゲームを兼ねていた。又、この他に破損させた商品は、破損させた当事者が強制買取しなければ成らなかった。

レジ係を務めていたのは、店員に扮した 虻川美穂子と伊藤。虻川はレジの読み取りを担当。溜め時間や顔芸などで客の心理を翻弄。ただ、速水もこみち山下智久玉木宏などのイケメンタレントが来店した際には、読み取り機をイケメンタレントの方に向けたり(価格表示にハートマークが表示される)、連絡先を渡すなど下心丸出しの行動を取る事もあれば、商品価格や残りの高額商品数をあっさり教える事もあった。伊藤は商品の説明を担当、眼鏡を掛けていた。初期の頃は、何品中何品が高額商品かの発表も担当していたが、後に虻川にその役目が移った。

100円の商品はすぐにレジのモニターに「100円」と表示されるが、そうでない場合は「???円」と表示され、購入者の焦りを誘う。その直後に支払金額が表示され、多くの場合は高額だった。但し稀に「0円」(「駐車場で拾ってきた何の変哲もない石」「店員の伊藤さおりやスタッフの手作り品」「店員の虻川美穂子の自宅の合鍵」など)や100円未満の低額商品も含まれていることがある。したがって「???円」と表示された場合、0円の可能性に僅かな望みを託すという、心理的な揺さぶりも掛かっていた。 所持金が足りない場合は、当初、番組プロデューサーや他のゲストから借金をして支払っていたが、2012年4月25日放送分から、セット脇に設けられた経理室分室へ移動して磨りガラス越しに借金の手続きをするルールに変更されていた。 1人1品ずつ順番に買い物をして、100円の品か高額商品のいずれかを全て買い終わったら終了。 高額商品の価格は税込み表示だが、100円商品は税抜き表示(税込み105円、当時の消費税率は5%)だった。

コーナー開始当初は予め高額商品の品数が知らされていたが、後に品数が伏せられ、商品数が残り少なくなった段階で「あと○品」と発表するようになった。なお品数を言う際、虻川がゲストにちなんだ駄洒落を言うのがお約束だった。

紹介テロップは「ほぼ100円ショップBattle.x(xには数字が入る)」。「ほぼ100円ショップBattle.1」は殆どの場合「見分けがつかない高額商品が混ざっている」であった。

奥様ルール[編集]

主婦に扮したレギュラーメンバーと、ゲストによって買い物が行われた。

2011年3月9日の放送では「決算セール」と称し、18品中13品ある100円の商品を3つ選ぶ事が出来れば、これ迄支払ってきた高額商品の代金を番組が全額返金してくれる事となった(ゲストの岡田准一も過去の放送で4品高額商品を買っているため対象に)。ただし、梶原は4品破損、堤下は1品(植物)を枯らしてしまった為その分は返金対象外となる。この結果塚地と秋山がリベンジを果たし、それぞれ約350万円、約83万円が返金された。

これに伴い、同年4月からリニューアル。全額返金を果たした塚地・秋山が卒業。それ以降は芸人が奥様としてゲスト出演する事もあれば、ゲストとレギュラーメンバーで対抗戦という形になる事もあった。

常連客[編集]

  • 梶原家の奥様(梶原雄太
    • トップバッターでありゲストの前の順のためプレッシャーを感じている。初期に自腹が多かった為か品選びは慎重。
    • 商品の扱いが雑で壊してしまうことがあり、「育ちが悪い」といじられる。壊した商品を買い取ったら高額であったということもしばしば。
    • また挑発に乗りやすいタイプらしく市川海老蔵の回にはもし市川が100円のものを選んだ場合残った高額商品を10倍の額で買うという賭けをして負けた事も。
    • 累計自腹額 : 2011年3月9日放送分で約280万円
  • 塚地家の奥様(塚地武雅
    • 豹柄の服など典型的な大阪のおばちゃんの扮装。
    • かつて仏壇屋に勤務していたためか石などの目利きに優れており、「昔サラリーマンやっててよかった。」との発言がある。
    • 高額と疑われる商品にあえて挑戦する「ぶっこわし」がコーナーの名物だった。
    • まんだらけ系」商品(ヴィンテージ玩具など)に弱い。
    • 堤下の「安全ランキング」に対し、「つまんねぇんだよ!」「高くあれ!」と言うなど最も批判的。
    • 2008年12月24日放送分から2009年3月11日放送分までの3回、骨折のため欠席したが、5月20日放送分から復帰した。
    • 累計自腹総額はメンバーの中でも断トツの約350万円だったが、決算セールにて精算を果たし卒業、同額が返金された。
    • 2011年11月23日放送分では、ゲストの菅野美穂の発言がきっかけで待機していたところを呼び出され、扮装なしで復帰した。
  • 堤下家の奥様(堤下敦
    • 6回目(2006年10月18日放送)以降「安全ランキング」なる独自の分析方法を取り入れているが、騒々しいパフォーマンスも相まって他のメンバーやゲストには不評である。もっとも、これを取り入れて以来高額商品を引くことが少なくなり、塚地のぶっこわしと並ぶコーナーの名物になりつつあることを考えると、それなりに周囲には認知されている模様。また携帯電話の公式サイトでも、安全ランキングをつける場面をモチーフにしたゲームが登場している。
    • 2007年3月7日放送分までは、レギュラーでは自腹額が最多だった。
    • 安全ランキングを批判されると暴力や暴言で対抗する。デヴィ夫人に対して「殺すぞ」とまで言った事も。
    • 風貌に似合わず、アロマや浴室用品などインテリア系統のオシャレな商品に詳しい。
    • 時折、奥様方から“堤下 敦”の名前を弄られることがある(例・顔面下 手術し、顔を拭くみ下 ティシュし、かつら下 ビショし)
    • 最近ではサングラス芸(松田優作の殉職シーンのマネ)など商品を使った小芝居をやるのがお約束となっている。
    • 累計自腹額は2011年3月9日放送時点でおよそ250万円ほど。
  • 馬場家の奥様(馬場裕之
    • 目立たないキャラとして弄られることが多く、品選びを早く終わらせるよう強制されるなど極めて扱いが悪い。その出番の少なさを親に心配されたり、「どうせ自分のシーンはカットされるから」と自虐的な態度を見せることも(「帰ろ」とスタジオを後にしようとしたことさえある)。
    • 安全ランキングに対しては奥様方のなかで最も肯定的であり、便乗することもある。
    • 鉄工所でアルバイトしていた経験から工具類には特に強い。
    • 工具類以外にも、妙な部分で狭く深い知識を発揮することがある。2008年4月2日放送ではペイントされただけのコンクリート片をベルリンの壁であると見抜いていた。また、過去には、蛙の像を見てモチーフとなっている蛙の種類を当てたこともあったが、高額商品であることは分からず、結局高額自腹を切ることになってしまった。
    • 累計自腹額 : 23万7000円(2008年4月2日放送分まで)
    • 2009年5月20日放送分にて、塚地の復帰と秋山の残留に伴い降板させられた。この事はコーナー内では触れられず、同日放送の「ぬるま湯温泉」で扱われた。
  • 秋山家の奥様(秋山竜次
    • 塚地が骨折で入院したことにより2008年12月24日放送分から急遽参加した。
    • おばちゃんキャラを忠実に演じようとするが、元来の熟女好きな性癖を隠さず、ゲストのアグネス・チャンにあからさまなセクハラ行為をした。
    • 幼馴染みの馬場が粗末な扱いを受けてもフォローせず、むしろ冷たい態度を示していた。
    • 2009年3月11日放送の途中に塚地が復帰した後もレギュラーに残留することが決まり、次の5月20日放送から正式なレギュラーとして参加。
    • 自腹総額は2011年3月9日放送時点で約83万だったが、決算セールにて精算に成功し同額が返金された。

※自腹額には2006年8月23日放送分の割り勘を含む。100円の商品の購入分は含まない。累計自腹額は2008年4月2日放送分までの総計。

商品を選択する順番

  • 第2回放送まで : 梶原→堤下→馬場→塚地
  • 第3回以降、ゲストが1名の場合 : 梶原→ゲスト→塚地→堤下→馬場
  • 例外として2006年10月18日のみ、塚地→ゲスト→梶原→堤下→馬場
  • ゲストが2名の場合、梶原→ゲスト1→塚地→ゲスト2→堤下→ゲスト1→馬場→ゲスト2
    ※3名の場合も同様。2007年7月25日放送(ゲストは豊田皓フジテレビ社長の1名のみ)もこのパターン
  • 2008年12月24日放送-2009年2月25日放送 : 塚地の番を秋山が担当
  • 2009年5月20日放送- : 馬場の番を秋山が引き継ぐ

安全ランキング[編集]

堤下が考案したものであり、その名の通り残った商品を安全性の高い(安い)と思われる順にランクするものである。しかし根拠が非常に薄いため、ランキング1位が高額商品であることがしばしばある。当初は他の奥様にも浸透しかけたが、ランキングをつけることの無意味さから他の奥様に罵倒されることが非常に多く、ゲストにも冷たくあしらわれる。しかし、4月4日のSPで長澤まさみ考案の「安全ランキング」ならぬ「まさみランキング」が登場した(堤下は長澤を「いい子」と評した)。内容は安全ランキングと同じ。堤下家の奥様が買った高額商品のほとんどは安全ランキング上位から選ばれている。また、まさみランキング上位のものも高額商品が多く、その一つを同じゲストの山下智久が買い取ってしまった。

その状態から脱するために安全ランキングに色々なバリエーションを加えている。1位と3位を入れ替える「安全ランキングII」、商品をピラミッド状に並べる「安全ランキングIII」、トーナメント戦の「安全トーナメント」、2チーム総当たり戦の「安全ランキングIV」(長過ぎて大幅にカットされた)など。

「危険ランキング」も時々登場する。危険度の高いと思う順にランクして並べていく。

尚、この各ランキング時にバックで流れるBGMはルロイ・アンダーソンの「The Typewriter(邦題 : タイプライター)」。参照8

ぶっこわし[編集]

他の奥様達に乗せられた塚地が敢えて危険な商品を選択する。同系統の商品が2種類あり、そのどちらか一方を選ぶ。おばさんのキャラを忘れて男気を見せる。リスクが高いものの、見事に高額を避けた場合はかなりの盛り上がりを見せる。BGMとして長渕剛の「とんぼ」が流れる事がある。当初は自主的に行うものだったが、次第に強制される様になった。

原則は「どちらか一方」だが、2011年11月23日のスペシャルでは周りに煽られ、両方の商品を購入。結果はどちらも高額商品で無かった為、合計200円の出費で済んだ。

今田耕司もこれに挑戦したが、結果的に失敗して大枚を支払った。2度目は榮倉奈々に乗せられて再び挑戦したが又しても失敗。これらを併せて今田は52万円超を支払っている。

その他のルール・特別企画[編集]

メンバー全員参加SP[編集]

2011年3月16日放送では、「メンバー全員参加SP」としてその後に行う「ババデミー大賞」の準備をしていた馬場以外のレギュラー全員が主婦の扮装無し(番組ロゴTシャツとジーンズの軽装姿)で挑戦。北陽の2人も挑戦側に回った為、加藤綾子(フジテレビアナウンサー)がレジ係を担当。1品ごとに加藤がメンバーの名前が書かれたボールを抽選で引き、選ばれた人が目利きをするルールで実施、ボールはボックスに戻される為、可能性によっては2品以上出番が回ってくる人や出番の回ってこない人も現れる。同年5月25日放送でも、レジ係に番組ナレーターの中村仁美(フジテレビアナウンサー)を、ゲストに香取慎吾を迎えて同様のルールで行ったが、香取のボールが引かれないまま終わり、見せ場が無かった香取が暴れ回る顛末であった。

アンフェアルール[編集]

2011年9月14日放送分以降、高額商品を購入した場合、次の人へ順番が回らずに100円(あるいはそれ未満の)商品を購入するまで買い物を続けなければならないルールが追加された。その名も「アンフェアルール」。名前の由来はこの放送回に映画「アンフェア the answer」出演の篠原涼子などが出演していた為。ルール発動中の値段発表直前に流れるBGMは、同映画のテーマ曲「LOVE IS ECSTASY(歌・中島美嘉)」がお約束だった。この回では、常連客側でゲスト出演した河本準一が4回連続で高額商品を選んでしまっている。

出張スペシャル[編集]

2011年12月28日放送。この年の顔となった人達が、翌年の運試しも兼ねた目利きに挑戦。メンバーは基本的に挑戦しないが、話の流れによって参加させられる事もあった。翌2012年2月1日も同様のルールで行われた。

番組対抗戦[編集]

  • 2011年10月19日放送分は、月曜日代表「私が恋愛できない理由」、火曜日代表「ナダールの穴」、水曜日「はねトび」としての三つ巴戦を行った。
  • 2011年11月23日は、前半が「蜜の味」「サタデーナイトライブJPN」との対抗戦、後半は「いい夫婦対抗戦」として、5組の夫婦の対抗戦を行った。

パーフェクト達成者[編集]

パーフェクト(高額商品を1つも買わないこと)は、泉谷しげる滝沢秀明小栗旬川合俊一平井理央櫻井翔永井大仲村トオル観月ありさ市川海老蔵吉川晃司谷村美月江口洋介などが達成している。また、上戸彩堀ちえみなども高額商品を選ばずに達成している(しかし、チームメイトが自腹を切り借金したり、チーム戦に於いて割り勘での支払いがある)。

関連項目[編集]

  • がっちり買いまショウ - 1963年〜1975年に掛けて毎日放送(MBS)が製作した全国ネット番組。「買い物ゲーム」のコンセプトは本番組と同じだが、買い物合計額が、事前に設定した額からマイナス数千円以内だった場合に限り、買い物が成立(買い物代金は番組サイドが全額負担しており、事実上の無料贈呈だった)、逆にオーバーした場合は全ての買い物商品が没収、と言う違いが有った。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 同社が制作協力で参加していた(2006年7月5日・7月12日放送分の当該コーナーおよびエンドロールより)が、その後クリスタルの関連企業が偽装請負で行政処分を受けており、番組セットもこの時期に「The・ダイタイソー」へと変更した。詳細は当該企業の項目を参照のこと。