ダイイングライト

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ダイイングライト
Dying Light
ジャンル サバイバルホラーアクション
対応機種 Microsoft Windows
macOS
Linux
PlayStation 4
Xbox One
Nintendo Switch
開発元 テックランド
発売元 ワーナー エンターテイメント ジャパン
シリーズ ダイイングライトシリーズ
人数 1人
オンライン時最大4人
ゾンビモードDLC適用時:最大5人
メディア BD-ROM
ダウンロード
発売日 アメリカ合衆国の旗2015年1月27日
日本の旗 2015年4月16日
対象年齢 CEROZ(18才以上のみ対象)
ESRBM(17歳以上)
PEGI18
USK18(18歳未満提供禁止)
コンテンツ
アイコン
暴力
ダウンロード
コンテンツ
あり
エンジン Chrome Engine 6英語版
売上本数 世界の旗2000万本[1]
その他 各プラットフォームの
インターネット接続機能に対応
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ダイイングライト』(Dying Light)は、ワーナー エンターテイメント ジャパンより2015年4月16日に発売されたオープンワールドホラーゲームソフト。対応プラットフォームはPlayStation 4Xbox OnePCNintendo Switch

概要[編集]

人をゾンビ化させる謎の感染症により荒廃した街を舞台とした、一人称視点のアクションアドベンチャーゲーム。

このゲームの特徴は、ゾンビホラージャンルにパルクールアクションのシステムを取り入れた点であり、ホラーとアクションの融合を交えており、ノンストップで遮蔽物を飛び越えたり大半の壁や建物をよじ登ることができるなど、高い自由度を誇る。

本作のゾンビをはじめとした敵は、(特にまともな武器が入手しづらい序盤では)耐久力が高めであるほか、攻撃にスタミナを消費したり時に敵が大群として押し寄せることも多い。そのため、無双シリーズ』'のような一騎当千プレイが難しく、リアリティが非常に高い。そのため、プレイヤーは無理に正面から敵と戦うよりも、パルクールと地形を活用して敵との戦闘を回避して体力を温存させたり、アイテムを用いて敵から離れた場所から攻撃するなど、臨機応変な戦略性も求められる。また、常時一人称視点のため、背後などの死角からいきなり敵に不意を突かれるなど、あたかも自分がその世界の一人としてゲーム体験をするような没入感も高い。

オフラインでは1人プレイだが、オンラインでは4人の協力プレイが可能。さらに、もう1人のプレイヤーがゾンビ側として参加することも可能で、この場合は最大で5人同時プレイとなる。

売り上げ本数は、海外では320万本[2]。週刊ファミ通のクロスレビューでゴールド殿堂入りした。(その後Gamescomにてプロデューサーのインタビューによって500万本を超えたことが発表された。)

イギリスでは、家が一軒ついてくる限定版の『ダイイングライト:マイ アポカリプス エディション』(Dying Light:My Apocalypse Edition)が発売された。価格は25万ポンド(日本円で約4592万円)[3]。ゲームソフトの価格としては史上最高額となる。

日本国内版は、発売当初は表現規制により、生存者や感染者が流す血と壁や床などにこびりついた血が緑色で表現されていた。元々18歳未満購入禁止のCERO-Zのローカライズであったにも関わらずそのような規制がされていたため、国内ユーザーの多くの反発を買うことになり、そののちにパッチが当たり血の表現は赤に変わったという経緯がある。 ただし、死体の切断面や頭部については、日本版のみ表現がマイルドになっている。

2016年4月21日に、追加要素を付加した『ダイイングライト:ザ・フォロイング エンハンスト・エディション』が発売された[4]。 また、2022年2月4日には、続編『ダイイングライト2 ステイヒューマン』が発売された。

システム[編集]

クエスト[編集]

ストーリーの進展に影響する「メインクエスト」と、プレイヤーがNPCからの依頼などを任意で受けることができる「サイドクエスト」が存在する。更に道中プレイヤーの身の回りでランダムで発生する「ランダムエンカウンター」があり、ゾンビに襲われている生存者の救出や主人公の敵対勢力となるライズ一味を排除、また単に生存者のエピソードを聴衆するだけなどに分けられる。これら一部を除いてクエストやランダムエンカウンターを遂行するとアイテムや現金のほか後述のサバイバーポイントを入手することが可能で、メインクエスト以外のクエストの受注はプレイヤーの自由裁量に委ねられる。
ただしゾンビの体力はメインクエスト進行度の影響を受けるため、あまりにもサイドクエストを無視すると苦戦する可能性がある。

マップ[編集]

マップは、比較的低い建物が多い『スラム』と、高い建物が多く入り組んでいる『旧市街(セクター0)』の2種類のマップに分けられている。スラムはストーリー前半の舞台で、最初からプレイ可能。旧市街はストーリー後半の舞台で、ある程度ストーリーを勧めるとプレイ可能になる。

昼夜の概念があり、昼間は緩慢な動きのゾンビがほとんどで比較的安全。しかし、夜は後述の強敵「ボラタイル」が出現するほか、昼間緩慢だったゾンビも凶暴化しており、危険度が高くなる。その一方で、夜間の方が経験値が多く手に入りやすく、上手に乗り切ると後述の各種レベルを上げやすいという、ハイリスクハイリターンの仕様となっている。中には、夜間限定のクエストや収拾アイテムもある。

マップ内の各所に敵が侵入できない『安全区域』があり、アイテムの収納場所や眠ることで昼夜を切り替えるベッドが備えられている(一部例外もあり)。多くの安全区域は最初はゾンビや敵に占領されており、敵を全て排除して敵が侵入可能な出入口を封鎖ののち、電源を入れれば安全を確保できるようになる。マップのアイコンの色は、解放前の場所は赤、解放された場所は緑で表示される。ストーリーやクエストの進み具合によっては、消滅してしまう安全区域もある。

マップのいたるところ、およびゾンビが多く徘徊する『隔離区域』と呼ばれるエリアに救援物資があり、それらを入手して特定の安全区域の『需品係』に渡せば、無料でアイテムを支給されたり、需品累計数が多いほどマップの至る所にあるショップでより強力な武器やアイテムを手に入れることが出来る。

ファストトラベルは、今作では「スラム」と「旧市街」のマップ間を行き来することができるのみで、各マップ内でのファストトラベルは存在しない。

成長システム[編集]

成長システムのレベルは「サバイバー」「スピード」「パワー」「レジェンド」の4種類。このうちレジェンドは、条件を満たした時に初めて選択できるようになる。各レベルに見合った行動を取ると、それぞれ経験値を入手することができ、経験値が一定以上溜まるとレベルアップしてスキルポイントを入手。そのスキルポイントを使って各レベルのスキルを解放し、ゲームプレイを有利に進めやすくすることができる。各レベルは以下の通り。

  • サバイバーランク
クエストをクリアする、救援物資を需品係に届けるなど行うことで、このカテゴリの経験値が得られる。レベルを上げると手に入る武器の基本攻撃力が上がり、飛び道具や移動用道具「引っ掛けフック」が生産可能な設計図の入手、武器の手持ち可能数の増加など、ゲームプレイが便利になるスキルを解放することが出来る。ただし、プレイヤーが死亡すると、デスペナルティとして次のレベルまでの経験値を一部没収されてしまう。
  • スピードレベル
壁をよじ登るなど各種パルクールを行ったり、夜間にボラタイルを振り切ると経験値を得られる。攻撃のタイプによっては、パワーレベルの経験値と共にこちらに入るものもある。主に敵からの攻撃に対するステップ回避、スライディング、タックル、敵を踏み台にした大ジャンプなど移動系のスキルを得られる。
  • パワーレベル
敵への攻撃のヒット、もしくは撃破するとこのカテゴリの経験値を得られる(トラップや直接攻撃など攻撃手段は問わない)。習得可能なスキルはHPの増加、特定の操作や地形などの条件次第で攻撃力増加または敵を一撃で撃破できるスキルなど、戦闘系のものが占められている。
  • レジェンドレベル
各種スキルを極めた者が習得できるスキル。レベルが最大まで上がったサバイバー・スピード・パワーの行動がレジェンドEXPとして変換される。内容は各種武器のダメージ強化やHPの強化など。最大レベルは250。ゲーム開始時は選択できない。
難易度:悪夢だと効率的に経験値を得られるが、死亡してしまうとデスペナルティとして、次レベルまでの蓄積経験値を全て失う。

アイテム[編集]

本作のアイテムやお金は基本的に現地調達であり、マップ中に存在する民家のチェスト、車の荷台、ごみ箱、撃破した敵から入手することができる。チェストや車の荷台には施錠されているものもあり、ピッキングで開錠しなければならないが、その分強力な武器を得やすい。なお、ピッキング時は無防備になるので、周りに敵がいないかどうかも気を配らなければならない。

ピッキングには「ロックピン」というアイテムが必要で、このロックピンを鍵穴に入れて動かし、鍵が回る位置を探して解錠する。何回か失敗したり、鍵が回わらない位置で回し続けると、ロックピンが折れてしまう。また、ピッキングには難易度があり、簡単なものほど鍵を回せる当たりの範囲が広く、難しいものほど当たりの範囲が狭くなっている。

武器[編集]

武器の種類は、ナイフや手斧等の片手武器や大型ハンマー等の両手武器といった近接武器のほか、銃や弓のなど飛び道具がある。近接武器にはあらかじめ耐久値が設けられており、耐久値が0になると武器の攻撃力が消失する。その場合、特定のアイテムを使用して修理すれば再び武器として使用可能になるが、その修理可能な回数にも武器ごとに制限がある。そのため、耐久値が0になった時に修理可能回数も0になっていた場合は、その武器はもう修理できない。

武器には「レア度」があり、レア度は武器のアイコンの色でわかるようになっている。色はレアでないほうから順に「灰」「緑」「青」「紫」「オレンジ」となっており、レア度が高い武器ほどダメージが大きかったり、修理可能回数やアップグレード可能数が多い。また、発売後のアップデートにより、オレンジよりも更にレアな「金」が追加されている。金の武器は入手手段が限られているが、その分非常に強力で、中には他の武器にはない特別な性能を持っているものもある。

クラフト[編集]

本作では、アイテムの生産や武器の改造を行う「クラフト」というシステムがあり、特定の条件で得られる設計図やアップグレードアイテム、その他必要な素材を使用し、投擲武器や回復アイテムを生産することができる。武器の場合は、特殊効果を付与させたり、攻撃力や耐久力などを上げることが可能。

ストーリー[編集]

時は2013年。トルコの都市国家「ハラン」で、未知のウイルスによる感染症が確認された。感染者を凶暴なゾンビに転化させるこのウイルスは、瞬く間にハラン中に蔓延。ゾンビで溢れたハランは大混乱に陥る。防衛省は、市外への感染拡大を阻止するため、ハランを隔離壁で囲い封鎖した。 ウイルスは都市の名前から「ハランウイルス」と名付けられ、有効なワクチンや治療薬なく、発症とゾンビへの転化を一時的に遅らせる抑制剤「アンティジン」が開発された。ハラン市では生存者救済のため、GRE(世界救済活動会)によるアンティジンを始めとする救援物資の投下が行われたが、防衛省はウイルス根絶のため市の爆破を計画していた。

主人公のカイル・クレインは、GREにエージェントとして雇われ、GREから盗み出された極秘書類を取り返す任務に就くことになった。GREによると、その書類は未完成のウイルスの治療法が書かれているもので、盗んだのはカディール・スレイマンという男。スレイマンはその書類を公開しようとし、第三者にもその書類を送ったため、GREは書類の公開を防ぐべく、ハラン全域に通信障害を発生させた。そして、スレイマンは名前を変えてハラン市に姿を隠し、市内に2つ存在する生存者の派閥のうちの1つを率いているらしい。

カイルは任務遂行のため、ハラン市にパラシュートで降下する。ところが、降下して早々に謎の武装集団に襲われて負傷し、さらにその直後にゾンビに襲われ噛まれてしまい、ハランウイルスに感染してしまう。絶体絶命と思われたが、カイルはそこに現れた2人の人間、ジェイドアミールに助けられる。自分を助けるためにアミールが命を落とすも、カイルはジェイドによって生存者の拠点となっているタワーに匿われ、アンティジンの投与を受け、かろうじて死亡もゾンビへの転化も免れる。

タワーには多くの生存者が匿われており、アンティジンが不足している状態だった。上空から投下されたアンティジンは、ライズという男が率いる武装集団に奪われてしまうという。そして、先ほど降下直後のカイルを襲ったのも、そのライズの一味だった。カイルはタワーの責任者でジェイドの弟のラヒームから指導を受け、市内での生存手段としてパルクールの技術を身に着ける。そして、ラヒームからのミッションをこなし、徐々にタワーの生存者グループから信頼を得ていく。そんな中、タワーのリーダーのブレッケンが救援物資の回収作戦に失敗し負傷してしまう。カイルはブレッケンに会うが、彼は極秘書類を盗んだスレイマンではなかった。そのため、武装集団を率いているライズという男がスレイマンである可能性が高いと考え、カイルはライズに近づくために様々なミッションをこなしていく。

カイルはタワーの生存者のためにアンティジンの確保に奔走するが、GREはライズがスレイマンで間違いないと断定し、ライズに接触する機会を作るため、投下されたアンティジンを処分するようカイルに指示する。これに対しカイルは、タワーの生存者達がアンティジンを必要としていると反論するが、GREは大義のために活動していることを忘れるなと言い、全く取り合わない。やむなくカイルはGREの指示に従うが、その後GREは、「救援物資の投下は今は政治的に不都合」という理由で、アンティジンのハラン市への投下を停めてしまう。カイルは、大義のためとはいえ、生存者の命を顧みず極秘書類を優先させるGREの非情な姿勢に対し、次第に疑問と反感を覚えていく。

登場人物[編集]

タワーの生存者[編集]

カイル・クレイン(Kyle Crane
声:ロジャー・クレイグ・スミス
主人公。GRE(世界救済活動会)に雇われたエージェント。パラシュート降下をして早々にライズ一味や感染者に襲われていたところをジェイドとアミールに救われ、タワーのランナーとして動くことになる。
ただしその際、ゾンビに噛まれたことでハランウイルスに感染し、度々発作が起こり、アンティジンの投与が必須な身体となってしまう。
卓越した身体能力の持ち主で、ラヒームの指導を受けてパルクールの技術を即座に身に着け、タワーの生存者救済のためにハラン市内を駆け回る。その一方で、生存者の命より極秘書類を優先するGREの姿勢に対し、次第に疑問と反感を覚えていく。
ジェイド・アルデミール(Jade Aldemir
声:ナズニーン・コントラクター
タワーのランナー。ラヒームの姉。幼少時は病弱だったが、努力によりキックボクシングの世界チャンピオンとなりスコーピオンの通り名を得た。
アミールとは仲が良かったらしく、彼がカイルを助けるために命を落としたため、カイルに対して複雑な感情を抱いている。
ゼレに治療薬のデータを託されており、それを狙ったライズによって連れ去られてしまう。博物館で再会を果たすが、彼女も感染者に噛まれて感染していた。クレイン共々発症間近となってしまうが、そこにライズによって1本のアンティジンを投げ渡され、どちらかが生き残るかを選ばされる事となる。彼女はカイルにアンティジンを打ち、直後に発症。カイルによって介錯され、その生涯を終えた。
ラヒーム・アルデミール(Rahim Aldemir
声:Suraj Partha
タワーのランナー。ジェイドの弟で、血気盛んな青年。カイルに対しては、出会った当初は当たりが強かったが、次第に仲間として認め始め、後にパルクールの基礎を教える。
アウトブレイク前は、ハラン市を出て新たな場所で暮らす予定だったが、アウトブレイクで街が隔離されて不可能になってしまった。
物語開始直後からボラタイルの巣を爆発物で破壊することに執着している。カイルがライズの物資から爆薬を強奪してきたのを機に、決行に移す。
巣に爆薬を仕掛けたまでは良かったが、大量のゾンビに囲まれた上、噛まれてハランウイルスに感染してしまう。その後は列車倉庫に隠れ死を待つばかりだったが、そこにカイルがやって来て、彼に巣の破壊を託す。
カイルが巣の破壊後に戻って来た時には既に発症しており、やむなくカイルによって介錯された。
ハリス・ブレッケン(Harris Brecken
声:マシュー・ウルフ
タワーの生存者コミュニティのリーダー。パルクールの指導者で、生存者達に生きる術として教えている。
他のランナーと共に投下物資を取りに行った際、仲間はゾンビに殺され、自身もライズの一団に襲われ、物資を奪われ重症を負ってしまう。
アウトブレイク前は指導者としての収入は芳しくなく、ハラン市で新規生徒を集めて新たな家を買う目標を立て働いていた。
レナ(Lena
声:レイラ・バーチ
タワーの医師。怪我を負ったブレッケンやタワーの生存者たちの手当てを行う。
スパイク(Spike
声:ケヴィン・ダニエルズ
タワーのランナーで、需品係も兼務している黒人。物語序盤では、ミッションに出たブレッケンに代わりカイルに指示を出す。
他にも、使用アイテムの爆竹の作成や安全区域・トラップの設置も彼が行っている。
アミール(Amir Ghoreyshi
声:ロイ・ボンタマ
タワーのランナー。ゾンビに襲われていたカイルをジェイドと共に救出するものの、追ってきたゾンビ達を食い止め切れずに犠牲となる。
終盤に、彼もGREの関係者である事が発覚する。ゼレとカムデンを安全な場所へ退避させていた。
「ザ・フォロイング」に同名の重要人物が出てくるが、恐らく名前が被っただけの別人である。
イムラン・ゼレ(Imran Zere
声:ロジャー・アーロン・ブラウン
黒人の医師。タワーに近い安全地帯のトレーラーで、ゾンビの研究をしている。セクター0のカムデンと通信によって協力作業をしているが、研究は難航している。
治療薬のデータを奪おうとしたライズによって連れ去られ、結局は殺害されてしまう。

ライズ一味[編集]

カディール・スレイマン(Kadir Suleiman
声:ジム・ピリ
通称ライズ(Rais。暴力的な生存者コミュニティーであるライズの一味を率いる冷酷な男。配下であっても容赦なく切り捨てるエゴイストだが、その一方で頭が相当キレるなど策略の面も長けている。かつては地元の有力者だった。
元はゼレとカムデンの護衛に付いていたが、唯一信頼していた弟が死亡したのをきっかけに発狂。弟の死がGREの責任だと確信し、極秘書類を盗み、それをGREとの交渉カードとして使用。自身の身に何かあった場合はその書類を公表するという計画を企てている。
彼から上記の極秘書類を奪還するのが、カイルの目的である。
闘技場にて追い詰めたはずのカイルに右腕を斬り落とされ、隻腕となる。
最後はゼレの残した研究データを巡り、建設中のタワーでカイルと死闘を繰り広げるが、敗北して殺害される。
タヒール(Tahir
声:マイケル・ベンヤー
ライズの右腕。降下直後のカイルを襲った3人組の1人でもある。
カリム(Karim
声:George Ledoux
ライズの部下。カイルに対して好意的に接する唯一のメンバー。
最後はライズに裏切られ、射殺される。
ハッサン・スレイマン(Hassan Suleiman
ライズの弟。アウトブレイクの際にハランウイルスに感染して死亡する。故人のため、劇中に姿は現さない。

スラムの人物[編集]

アレクセイ(Alexei
アンテナ塔の生存者。息子のクリストフ(Kristovと2人で生活しており、ライズの一味のために武器の製造を行っている。
ジャファル(Jaffar
ホイールステーションの生存者コミュニティーのリーダー。
グルセル(Gursel
漁村の生存者コミュニティーのリーダー。妻のアイラ(Aylaと同棲しており、尻に敷かれている
モルガン(Morgan
フェリー乗り場の生存者コミュニティーのリーダー。
ジェンク(Cenk
密航グループ「セイヴィア」の一員。クレインにセクター0への抜け道を教える。
ハザン(Hazan
密航グループ「セイヴィア」の一員。セクター0への案内人。

旧市街(セクター0)の人物[編集]

トロイ(Troy
声:パリサ・ファクリ
旧市街に存在する生存者コミュニティー「エンバーズ」の女性リーダー。常に被っているキャップと、顔の右側面の火傷らしき傷跡が特徴。
旧市街にやってきたカイルと協力し、ジェイドの捜索やハランの爆撃阻止に動く。
サビー(Savvy
声:ニック・シャクール
「エンバーズ」のランナー。通信障害の修理に当たるなど、機械の事に詳しい。
マイケル(Michael
声:ニック・シャクール
「エンバーズ」のランナー。スペリング大会での優勝経験を持つ。
アレン・カムデン(Allen Camden
声:ダン・ギルヴェザン
ゼレの同僚の医師。旧市街の診療所の地下にある研究室に立てこもり、ハランウイルスの治療薬の研究をしている。

クリーチャー[編集]

バイター(Biter
一般的な感染者。片腕が欠落しているなど体の腐敗が進んでいるため、動きが遅く、一定以上の高さの場所にはよじ登れない。プレイヤーの死角から突然襲ってきたりするほか、大勢で群れていることが多い。
ナイトウォーカー(Night Walker
夜間に突然変異し、バイラルのように俊敏に動けるようになったバイター。変身の際に大きな隙がある。能力はほぼバイラルと同じだが、生存者を監視しており、クレインを見つけるとボラタイルと同様に追跡モードに入る。
大きな音や普段バイラルを呼ばない程度のノイズでも変身のトリガーになり、追跡モード状態だとどんどん変身して数を増やしてしまう。
ザ・フォロイングでは、時間の経過によりウイルスが変異したのか、昼間でもバイターがこれに変身することがある(昼なので追跡モードにはならない)。
バイラル(Viral
転化したばかりの感染者。バイターとは異なり動きがかなり俊敏で、高い壁も難なくよじ登り、全速力でカイルを追跡してくる。カイルの近接攻撃を回避することもある。
銃声や爆発音など、大きな物音をたてると登場しやすい。また、攻撃を食らうとたまに人間だった頃の名残で言葉を話し、命乞いをすることがある。
ガスタンク(Gas Tank
黄色または白色の化学防護服を着用し、背中に酸素ボンベを背負った感染者。動きなどは基本的にバイターと同等だが、ボンベに攻撃を加えると爆発する。
グーン(Goon
巨躯の感染者。格好と強さで複数種類に分かれる。コンクリート片のついた鉄筋をハンマーのように使って攻撃してくる。振り下ろしには火花が伴うため、地面に灯油やガスボンベがあると引火する。なお、この鉄筋は撃破後に武器としてドロップする。
トード(Toad
毒のある吐瀉物を飛ばしてくる感染者。
ボマー(Bomber
体内に可燃性のガスが溜まっている感染者。カイルが近づき一定時間が経過するか、攻撃を加えると自爆する。
デモリッシャー(Demolisher
軍用ボディーアーマーとヘルメットを装備した大柄な感染者。方向転換を組み込んだタックルのほか、岩や車を投げ飛ばしてくる。
スクリーマー(Screamer
子供の感染者。基本的には大声で泣きわめくだけだが、この泣き声はカイルへの音波攻撃になるほか、バイラルなど他のゾンビを呼び寄せてしまう。そのため、スクリーマーを見つけたらすぐに口を塞いで黙らせる必要がある。
ボルター(Bolter
体が緑色の細胞に覆われている、夜間の餌場にしか出現しない感染者。ボラタイルに守られており、こちらに気づくと逃げる。細胞には毒性があり、武器の改造などに使用できる。ザ・フォロイングの郊外に於いては昼間も現れる。
ボラタイル(Volatile
夜間にマップを徘徊する凶暴な感染者。紫外線に弱く、昼は巣の中にいる。音に反応して集まってくる上、見つかると追跡モードに入ってしつこく追ってくる。かなり強く素早いため、普通に倒すのは困難な上、追跡中は仲間がどんどん集まってくる。
ザ・フォロイングで明かされるが、これは恐らくテレパシーによる情報共有である。
強力な近接攻撃や即死拘束技の他、距離を取ったりボラタイルが足を踏み込めない場所(安全区域を除く)に陣取っても、吐瀉物を連続で吐き出す遠距離攻撃を仕掛けてくる。カムフラージュが効かない青い個体も存在する。
ナイトハンター(Night Hunter
非対称PvPコンテンツ「ビーザゾンビ」のゾンビ側のプレイヤーキャラクター。夜目が効きゾンビの使役のほか、手から出す触手により空を飛び回ることもできるが、紫外線には弱い。対戦するたびに経験値を得て強化できる。ゾンビの中で唯一泳ぐことができる。

用語[編集]

GRE(The Global Relief Effort)
世界救済活動会。2002年に設立された国際人道団体で、アウトブレイク発生地域での救済活動を世界中で行ってきた経験がある組織。主人公のカイルが所属している。
ハラン市のアウトブレイクに際しても、市内に残る生存者達のために、抑制剤のアンティジンを始めとする救援物資の投下を行っている。その一方で、ウイルスの治療法について書かれた極秘書類を盗まれており、その書類の奪還をカイルに命じる。
ハラン(Harran
本作の舞台となる、トルコの架空の都市国家(同名の市が実在するが、今作とは無関係)。貧富の差があるようで、マップは「スラム」と「旧市街」に分かれている。突如ハランウイルスによるアウトブレイクが発生し、ゾンビが溢れ都市は崩壊。外部への感染拡大防止のため、市は隔離壁に囲まれ封鎖されている。GREによる救援物資の投下が行われているが、報道では市内に生存者はほぼ残っていないとされており、「最後の一人」のインタビュー映像も流れた。
セクター0(Sector 0
アウトブレイクが最初に発生した場所。旧市街とも呼ばれる。
ハランウイルス(Harran virus
ハランで突如発生した謎の感染症。空気感染はせず、感染者に噛まれることでのみ感染が広がる。感染した場合、抑制剤のアンティジンを投与しなければ、数時間から数日のうちにゾンビに転化してしまう。手荒ではあるが、噛まれた部位をすぐに切り落とすことでも、転化を防ぐことができる。
ゾンビ(Zombie
ハランウイルスの感染者の成れの果て。発症すると皮膚が腐り落ち、ゾンビのような姿に転化してしまう。転化後は自我も失い、生存者を無差別に襲う凶暴な怪物となる。
様々な種類がおり、ほとんどの場合は転化するとバイラルになるが、毒液を分泌するトードや爆発するボマーなど特殊なもの、グーンやボラタイルなど強力な力を持つものに転化するケースもある。
ウイルス自体が日光に耐性を持たないため、ゾンビは昼間の間は動きが緩慢だが、夜になると活性化し凶暴になる。ボラタイルなどの強力なゾンビも、紫外線を嫌っているため昼間は巣に閉じこもり、夜間に活動する。また、ナイトハンター以外は泳ぐことができないため、頭まで水に浸かると即死する。
アンティジン(Antizin
ハランウイルスの発症とゾンビへの転化を一時的に遅らせる抑制剤。バイアルに封入されており、腕に注射することで投与する。カイルを含め、これを必要としている生存者は多い。基本的に救援物資としてGREの飛行機から投下されるが、ライズの一味が奪いに来る上、物語の中盤で供給を止められてしまう。

ザ・フォロイング[編集]

続編[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]