ターボコンパウンド
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ターボコンパウンド(Turbo compound)とは、内燃機関の出力を増加させる装置の一つ。空気を圧縮する装置ではないので、過給器には属さない。
概要[編集]
エンジンの排気ガスでタービンを回転させ、その出力を、ギヤや流体継手などを通じてクランクシャフトに伝える。
本来捨てているものだった排気から直接動力に変換するので、(タービンの排気抵抗を除けば)燃費を悪化させること無く出力の向上を図ることができる。
また大変に効率がよく、ターボチャージャーを通過した後の減速した排気からでも、ある程度の出力を得ることができる。
大型トラック用、航空機用、大型船舶用のエンジンに用いられる事があるが、構造的に非常な複雑化と装置の大型化を招くことがネックとなり、各用途とも採用例は極端に少ない。航空機用としてはジェットエンジン主流化直前の1950年代に旅客機向けに導入された時期があったが、複雑化による整備難と故障多発、ジェットエンジンへの移行によって短期間で廃れている。
関連項目[編集]
- 運動エネルギー回生システム
- ターボシャフトエンジン - タービンからの排出ガスを羽根車に当てる事により動力を得る機構を有するエンジン
- スモークジャック - 炉からの上昇気流を羽根車に当てる事により動力を得る機構
- ルクレール - 使用例
- ネイピア ノーマッド - ターボコンパウンドと類似した機構を有する