タンメン

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タンメンの一例

タンメンとは、日本の関東地方を中心に食べられているポピュラーな料理で、中華に、具材に炒めた肉野菜を使用した塩味の鶏がらスープをあわせたもの。

概要[編集]

中華料理店ラーメン店で供されていることが多い。

茹でた麺にもやしニラにんじんキャベツキクラゲタマネギ豚肉等を炒めて塩味に調製した鶏がらを主とするスープを加える。タンメンには具材にトマトを用いたもの、味噌味のもの、ラー油を加えた物などバリエーションが存在する。しかし野菜が入った塩味ラーメンとは製法が異なり、また単なる野菜ラーメンがタンメンと同義でもなく、一般にこれらは異なる料理として分類される。

小売店においては、生麺とスープがセットになった製品や、インスタント麺を使ったカップ麺が販売されている。

北海道西日本地域では余り知られておらず、中華料理店のメニューにも殆ど載っていない[1]

発祥の地や歴史は諸説あるが、東京横浜が発祥地とされている。最初に作られた時期も戦前からあるという説と、戦後になって横浜にある中華料理店『一品香』が最初に作った説もある。

タンメンの亜流として神奈川県平塚市発祥のタンメンが存在する。

老郷(ラオシャン)が発祥とされ50年以上の歴史を持つ神奈川県平塚市で知らない人はいないほどの老舗。
【具】刻み玉ねぎ、ワカメ、メンマのみのシンプルな作り。
【スープ】塩味ベールにお酢を使用しており、さっぱりとしながらもコク深い味わいが特徴。 【麺】かん水を一切使用しておらず、その触感はラーメンより素麺に近い。
備え付けのラー油をかけて食べるのが流儀となっている。

平塚タンメン専門店:老郷(ラオシャン)

ワンタン麺(雲呑麺)は本記事のタンメンとは異なる麺料理である。また中国における湯麺(スープ麺)は、中国では「麺」が粉食全般を指すことから、麺(麺条=細い麺の状態になったもの)料理のうちスープ麺(汁麺)であることを表す。

脚注[編集]

  1. ^ 但し、愛知県富山県等にも関東程ではないがタンメンを出す中華料理店が存在する。