タマミクリ

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タマミクリ
タマミクリ(Sparganium glomeratum
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: イネ目 Poales
: ガマ科 Typhaceae
: ミクリ属 Sparganium
: タマミクリ S. glomeratum
学名
Sparganium glomeratumLaest. ex Beurl., 1853
和名
タマミクリ

タマミクリSparganium glomeratum)はガマ科ミクリ属の植物[1]

分布[編集]

北半球の北部に広く分布する。日本では、北海道と本州中部以北の河川、水路、湖沼などに生息する[2]

形態、生態[編集]

多年生の水生植物であり、環境によって抽水植物、浮葉植物、沈水植物のいずれの形態もとる可塑性を持つ。

類似種[編集]

利用[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 伊藤 優「世界の水草よもやま話」『植物地理・分類研究』第66巻第1号、日本植物分類学会、2018年、1-12頁、doi:10.18942/chiribunrui.0661-01 
  2. ^ 角野康郎『日本水草図鑑』文一総合出版、1994年。  pp.80-81