タハリール・アル=シャーム

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タハリール・アル=シャーム
シリア内戦に参加
Flag of Hayat Tahrir al-Sham.svg
タハリール・アル=シャームの旗
活動期間 2017年1月28日–現在
指導者 アブ・モハメド・アル・ジャウラニ英語版
アブ・ジェイバー・シェイク英語版
アブ・アル・ハイル・アル・マスリ英語版
本部 シリア イドリブ県
前身 アル=ヌスラ戦線
関連勢力
敵対勢力
  • Flag of Syria.svgアサド政権
  • Flag of Iran.svg イラン
  • Flag of Russia.svgロシア
  • Flag of United States.svgアメリカ
  • Flag of Lebanon.svgレバノン
  • Flag of Turkey.svgトルコ(時々)
  • InfoboxHez.PNGヒズボラ
  • InfoboxHez.PNGリワ・ファテミユン英語版
  • InfoboxHez.PNGリワ・ザイネビヨン英語版
  • Flag of Liwa Abu al-Fadhal al-Abbas (Ceremonial).svgアル・アッバス旅団英語版
  • Flag of Jihad.svgヒズブ・タフリール
  • Flag of Syria (1932–1958, 1961–1963).svg自由シリア軍(時々)
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    タハリール・アル=シャーム(ハイアト・タハリール・アッ=シャーム(HTSアラビア語: هيئة تحرير الشام‎、翻字: Hayʼat Taḥrīr al-Shām、シャーム解放委員会、シャーム解放機構)は、シリア内戦で活動するサラフィー・ジハード主義反政府武装組織2017年1月28日、反政府武装勢力のアル=ヌスラ戦線、アンサール・アッ=ディーン、ジャイシュ・アッ=スンナ、リワ・アル=ハック、ヌールッディーン・ザンキー運動(2017年7月20日離脱)が統合して結成された。統合前の名称である「ヌスラ戦線」と呼ばれることも多い。イドリブに本部がある。

    概要[編集]

    前身のアル=ヌスラ戦線と同様に、アルカイダシリア支部であるとみなされている[1]。しかしながら、公式にはアルカーイダの一部であることを否定しており、「独立組織で、以前の組織や派閥の延長ではない」としている[2]ロシアもHTSはシリアをイスラム帝国に変えるというヌスラ戦線の目標を引き継いでいると主張している[3]シリア軍や支援するロシア連邦軍と戦闘を続ける一方で、アメリカ軍からの攻撃も度々受けている。また、ISILシリア解放戦線英語版シャーム自由人イスラム運動)など他の反政府武装勢力とも支配地域をめぐり度々衝突している。

    2017年7月20日にはヌールッディーン・ザンキー運動が離反し、その後幾度も衝突が起きた。

    2018年に入ると、攻勢を強めるシリア軍に対し、シリア解放戦線とも連携して抵抗する動きも出てきた[4]。しかし、引き続きシリア解放戦線との衝突も起きている。

    2019年1月、イドリブ県全域を完全掌握。同年5月にかけてシリア政府軍とロシア軍からの激しい爆撃を受けることとなった[5]

    出典[編集]

    1. ^ “Tahrir al-Sham: Al-Qaeda's latest incarnation in Syria”. BBC News. (2017年2月12日). http://www.bbc.com/news/world-middle-east-38934206 2018年4月24日閲覧。 
    2. ^ THOMAS JOSCELYN (2017年2月10日). “Hay’at Tahrir al Sham leader calls for ‘unity’ in Syrian insurgency”. Long War Journal. 2018年4月24日閲覧。
    3. ^ Desk, News (2017年2月22日). “Russia finds new jihadist coalition in Syria 'worrisome': Foreign Ministry”. Al-Masdar News. 2018年4月24日閲覧。
    4. ^ 青山弘之. “混濁続く「反体制派のスペクトラ」/シリア情勢2017:「終わらない人道危機」のその後(13)”. Yahoo!ニュース. 2018年4月24日閲覧。
    5. ^ シリア北西部、1週間で15万人超が避難 政権側が攻勢強化”. AFP. 2019年5月7日閲覧。