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タツナミソウ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タツナミソウ属
タツナミソウ属の1種
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : キク上類 Superasterids
階級なし : キク類 Asterids
階級なし : シソ類 Lamiids
: シソ目 Lamiales
: シソ科 Lamiaceae
亜科 : タツナミソウ亜科 Scutellarioideae
: タツナミソウ属 Scutellaria
学名
Scutellaria L. (1753)
  • 本文参照
花が穂状に多数付き、同方向に花を咲かせる姿が波頭の文様を連想させる。

タツナミソウ属(タツナミソウぞく、Scutellaria)とはシソ科の1つ。世界中に分布しており約200ある。

特徴

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の形が独特で鑑賞用に栽培されるものもある。日本産の多くの種が、筒状で先が膨らみ、上が丸く膨らんだ花をつける。また、その基部は横に出てすぐに上を向いて曲がり、その先端はまた水平に開く。そのような花が穂状に多数付き、同じ方向に向いて花を咲かせる姿が波頭の文様を思わせることから、この名が付いたものである。なお、花がまっすぐに水平に伸びるものもあり、それらはナミキソウといわれる。

変異が多く、種の同定はむずかしい場合もある。

主な種

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日本に分布する種

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帰化種、国外の種

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  • コガネバナ Scutellaria baicalensis Georgi -中国などに分布する多年草。漢方では「黄ごん」といい、有用な生薬の1つ。
  • セイタカナミキソウ Scutellaria barbata D.Don
  • ヒカゲナミキソウ Scutellaria insignis Nakai
  • ジュズネナミキソウ Scutellaria moniliorhiza Kom.
  • ハイタツナミソウ Scutellaria playfairii Kudô
  • マンシュウナミキソウ Scutellaria scordifolia Fisch. ex Schrank
  • タシロタツナミソウ Scutellaria tashiroi Hayata
    • タロコタツナミソウ Scutellaria tashiroi Hayata var. tomentosa (Ohwi) T.Yamaz.
  • カントウナミキソウ Scutellaria tuminensis Nakai
  • ブルースカルキャップ Scutellaria lateriflora Carl Linnaeus - 天然ハーブの1つ。葉にはバイカリンが含まれ、不安解消効果があるとされている。抗不安薬
  • マーシュスカルキャップ Scutellaria galericulata Carl Linnaeus - 天然ハーブの1つ。葉にはバイカリンが含まれ、不安解消効果があるとされている。抗不安薬

脚注

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  1. ^ a b 高野温子, 廣田 峻, 陶山佳久, 狩山俊悟, 矢原徹一「日本産シソ科タツナミソウ属(Scutellaria)から見出された2新種,シコクタツナミソウとキビノタツナミソウ」『植物研究雑誌 (The Journal of Japanese Botany)』第100巻第3号、ツムラ、2025年、215-225頁、doi:10.51033/jjapbot.ID0281 

参考文献

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