タイラー・フラワーズ

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タイラー・フラワーズ
Tyler Flowers
アトランタ・ブレーブス #25
Tyler Flowers Braves.jpg
アトランタ・ブレーブス時代
(2016年6月17日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州ロズウェル
生年月日 (1986-01-24) 1986年1月24日(32歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
245 lb =約111.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2005年 ドラフト33巡目(全体1007位)でアトランタ・ブレーブスから指名
初出場 2009年9月3日
年俸 $510,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

コール・タイラー・フラワーズCole Tyler Flowers, 1986年1月24日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州ロズウェル出身のプロ野球選手捕手)。右投右打。MLBアトランタ・ブレーブスに所属。愛称はフロー[2]

経歴[編集]

プロ入りとブレーブス傘下時代[編集]

2005年MLBドラフト33巡目(全体1007位)でアトランタ・ブレーブスから指名され、プロ入り[3]

2006年アパラチアンリーグのルーキー級ダンビル・ブレーブス英語版で34試合でプレーした。一塁手として22試合、8試合に捕手として出場した。成績は打率.279・5本塁打・16打点・36安打だった。

2007年はA級ローム・ブレーブス英語版で106試合に出場し、一塁手かDHでの出場だった。

2008年はA+級マートルビーチ・ペリカンズで捕手としてプレーした。

ホワイトソックス時代[編集]

2008年12月4日ブーン・ローガンハビアー・バスケスとのトレードで、ブレント・リリブリッジジョン・ギルモアサントス・ロドリゲスと共にシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した[4]

2009年9月1日にAAA級シャーロット・ナイツからメジャー初昇格を果たした。9月3日シカゴ・カブス戦で初出場、19日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャー初安打を記録した。その後は、第三の捕手として活躍した。

2010年は開幕をAAA級シャーロットで迎え、7月にA・J・ピアジンスキーラモン・カストロが二人とも故障者リスト入りしたためメジャーに昇格した。

2011年8月13日のロイヤルズ戦でルーク・ホッチェバーからメジャー初本塁打を記録した。同月28日にはシアトル・マリナーズ戦でジェイソン・バルガスからメジャー初満塁本塁打を記録した。最終的には38試合で5本塁打を放ったが、試合数と同数の三振を喫し、打率も.200を僅かに上回る数値に終わり、ミート力に課題を残した。

2012年、前年よりも出場機会が増えたが、打撃成績はほぼ同水準だった。一方で守備面では、リーグ平均値を超える盗塁阻止率33%、守備防御点 + 5という好成績を残した。

2013年からは、ピアジンスキーがテキサス・レンジャーズへ移籍したために正捕手となる。12月2日に95万ドルの1年契約で更改した[5]。この年、自身初の2桁本塁打を放つが、打率は3年ぶりに.200未満に終わり、ミート力は向上しないままだった。

2014年、引き続きホワイトソックスの正捕手としてプレーし、127試合に出場。打率.241・159三振を喫するも15本塁打を放ち、長打力を発揮した。守備面でも2年ぶりの.300台復帰となる盗塁阻止率30%、守備防御点 + 3をマークした。

2015年4月23日のロイヤルズ戦で、乱闘が起きた際に問題発言をしたとして[6]、25日にMLBより罰金処分を受けた[7]。この年も正捕手格で起用され、112試合に出場した。打撃面では、打率.239・9本塁打・39打点という成績を記録した。また、104三振を喫し、前年から横ばいの打率と合わせて、ミート面では進歩が見られなかった。守備面では、5失策守備率.995・DRS -2をマークした。なお、前年に30%台となった盗塁阻止率については、25%まで低下した。12月2日にノンテンダーFAとなった[8]

ブレーブス時代[編集]

2015年12月16日に2年総額530万ドルでブレーブスと契約した[9]

2016年は、チームの捕手陣の中心格の1人として起用され、83試合に出場。打撃面では、いずれもキャリアハイとなる打率.270・OPS0.777のほか8本塁打と41打点を記録し、これまでのパワー重視の打撃よりも確実性が増した。守備面では81試合でマスクを被り、3失策守備率.995・DRS + 2という安定した成績を残した。ただ、過去に何度も30%台を記録した盗塁阻止の面では、63回走られて3回しか刺せず、5%という低率に終わった。

人物[編集]

ブレーブス傘下のマイナー時代にはエルネスト・メヒア埼玉西武ライオンズ)と同僚で、互いの母国語である英語とスペイン語を教え合う仲だった[10]。スペイン語の会話力を磨いた経験はメジャー昇格後にも生かされ、ラテン系の選手に頼られるようになった[11]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2009 CWS 10 20 16 3 3 1 0 0 4 0 0 0 0 0 3 0 1 8 1 .188 .350 .250 .600
2010 8 15 11 2 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 4 0 0 5 0 .091 .333 .091 .424
2011 38 129 110 13 23 5 1 5 45 16 0 1 0 2 14 0 3 38 2 .209 .310 .409 .719
2012 52 153 136 19 29 6 0 7 56 13 2 1 1 0 12 0 4 56 2 .213 .296 .412 .708
2013 84 275 256 24 50 11 0 10 91 24 0 1 0 1 14 1 4 94 9 .195 .247 .355 .603
2014 127 442 407 42 98 16 1 15 161 50 0 1 1 1 25 0 8 159 10 .241 .297 .396 .693
2015 112 361 331 21 79 12 0 9 118 39 0 1 2 1 21 0 6 104 8 .239 .295 .356 .652
2016 ATL 83 325 281 27 76 18 0 8 118 41 0 0 0 4 29 1 11 91 3 .270 .357 .420 .777
2017 99 370 317 41 89 16 0 12 141 49 0 1 0 2 31 1 20 82 6 .281 .378 .445 .823
2018 82 296 251 34 57 9 0 8 90 30 0 0 0 1 35 0 9 76 6 .227 .341 .359 .700
MLB:10年 695 2386 2116 226 505 94 2 74 825 262 2 6 4 12 188 3 66 713 47 .239 .319 .390 .709
  • 2018年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 39 (2009年)
  • 17 (2010年 - 2012年)
  • 21 (2013年 - 2015年)
  • 25 (2016年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Tyler Flowers Contract, Salaries, and Transactions” (英語). Spotrac. 2013年10月26日閲覧。
  2. ^ Braves Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月19日閲覧
  3. ^ 2004 First-Year Player Draft Tracker”. MLB.com. 2015年12月3日閲覧。
  4. ^ “White Sox acquire Tyler Flowers, Jonathan Gilmore, Brent Lillibridge and Santos Rodriguez from Atlanta Braves in exchange for Javier Vazquez and Boone Logan”. Press Release. MLB.com. (2008年12月4日). http://chicago.whitesox.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20081204&content_id=3701743&vkey=pr_cws&fext=.jsp&c_id=cws 2015年12月3日閲覧。 
  5. ^ “White Sox agree to terms on one-year contract with catcher Tyler Flowers”. Press Release. MLB.com. (2013年12月2日). http://m.whitesox.mlb.com/news/article/64344474 2015年12月3日閲覧。 
  6. ^ Tensions boil over in Royals-White Sox fracas” (英語). MLB.com (2015年4月24日). 2015年12月3日閲覧。
  7. ^ Sale, Samardzija suspended following fracas” (英語). MLB.com (2015年4月26日). 2015年12月3日閲覧。
  8. ^ Carrie Muskat (2015年12月2日). “White Sox non-tender Flowers, Turner” (英語). MLB.com. 2015年12月3日閲覧。
  9. ^ Bowman, Mark (2015年12月16日). “Braves make deal with catcher Flowers official”. MLB.com. http://m.braves.mlb.com/news/article/159825014/braves-sign-catcher-tyler-flowers 2016年4月28日閲覧。 
  10. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2016』 廣済堂出版、2016年、314頁。ISBN 978-4-331-52002-4
  11. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』 廣済堂出版、2015年、160,162頁。ISBN 978-4-331-51921-9

関連項目[編集]

外部リンク[編集]