ガイア・ギアの登場兵器

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ガイア・ギア > ガイア・ギアの登場兵器

ガイア・ギアの登場兵器では、小説ラジオドラマ作品『ガイア・ギア』に登場した架空の兵器を列挙する。

メタトロン[編集]

ガイア・ギアα[編集]

諸元
ガイア・ギアα(アルパ)
GAIA GEAR α
所属 メタトロン
生産形態 試作機
全高 22.7m
本体重量 31.8t
全備重量 50.2t
装甲材質 ガンダリウムコンポジット
出力 3,220kw×2
4,010kw×2
計14,460kw
推力 18,100kg×2
45,900kg×2
計128,000kg
センサー
有効半径
27,000m
武装 20mmガトリング砲
ビームサーベル
ビームライフル
ハンド・ビームガン
グレネードランチャー
ハイパーバズーカ
チャフ・ディスペンサー
ファンネル
ハイパーメガランチャー
空対地ミサイル
サンド・バレル
クラスター爆弾
搭乗者 小説
アフランシ・シャア
メッサー・メット
ラジオドラマ
アフランシ・シャア
ジョー・スレン

メタトロンの試作型マン・マシーンアフランシ・シャアの専用機として設計開発された超高性能機である。(開発コード:α000-0001)

変形機構を有し、フライング・フォームと呼ばれる飛行形態では、大気圏内をマッハ2~3で飛行可能となる他、大気圏突入および離脱ほか、エンジンを最大限に活用すれば衛星軌道への進出さえも可能である。各部を可動フレームでつないだユニット構造になっており、状況に応じてパーツの付け替えができるため、交換がしやすくメンテナンスが楽という利点を併せ持つ。また、キャノピーのガラスのような部分は液晶のような画面になっており、外部からはコクピット内を見ることができない。

武装としてはサイコミュ及び各種ファンネルを搭載し、ミノフスキークラフトミノフスキーバリアーに加え、機体周囲に発生するミノフスキー粒子によりコクピットを浮かせ、衝撃を緩和させるシステムをも備えている。また、機体自体の莫大な運用容量と、火器管制システムを司るFCSコンピューター・ユニットの組み合わせにより、幅広い状況に対応する、万能かつ究極のマシンとなっている。

長距離移動の際には、支援機器であるモーターボードを両脚に装着する。この内部にはダミー・バルーンやサンド・バレルなどの補助武装が備えられている。

ニュータイプであるアフランシの搭乗を前提にしており、当初よりニュータイプ専用機として設計された。機体名の「ガイア」は「地球という大地」を、「ギア」は「宇宙あるいは地球の生命をつなぐもの」という命名者の理想がこめられているが、これはまた、作品自体の問題に通じている。

本機のロールアウト後、ガイア・ギアβなどの発展・後継機が検討されたが、開発前に終戦を迎え、さらにメタトロンも解体されたためこの計画は設計段階で破棄された。そのため、アルパが現時点で唯一の「ガイア・ギア」シリーズの機体である。

設計したズィー・ジオン・オーガニゼーションが元来旧ジオン系のグループであったこと、さらにアナハイム系の技術者が関係していると思われ、全体的な印象としては、今までのモビルスーツとは異色のデザインとなっている。

劇中での活躍
【小説】ヘラスにおけるクリシュナ奪還の際、不利を悟ったケランが無断で出撃させた。地球降下作戦前にアフランシの専用機となるが、機体のサイコミュにアフランシ自身が取り込まれていた。降下作戦、リエージュ上空での戦闘、ホンコン・マハ迎撃戦など常にメタトロンの主力であったが、リーダーの任に専念するためメッサーにその座を譲る。メッサーがウルブロン・テクスターを鹵獲し、そちらに乗り換えた後は再びアフランシが搭乗した。最終作戦ではミノフスキーバリアーが電磁波とミノフスキー粒子に干渉してあたかも輝く光の鳥のようになった。さらにそのまま戦陣に突入した時、敵のマン・マシーンのビーム攻撃とミノフスキー粒子との干渉で周囲に爆発が発生し、多数の敵を撃破している。続いてジャンウェン・フーギッズ・ギースを撃墜し、さらにウイング・バインダーに攻撃を直撃させることにより撃破されたと思わせた隙を突き、ウルとの決着をつけた。終戦後、機体はアイリッシュ海を越えた地点の海洋に廃棄されている。
【ラジオドラマ】島で追い詰められていたアフランシを救うため、ジョーが出撃させたのが初登場。直後には追撃に現れた攻撃ヘリを撃墜した。また、アフランシが初めて搭乗した機体である。その後ホンコンからアフランシと共に宇宙へ上り、ヘラスでの一件の後大気圏突入を阻止すべく出撃するものの、作戦は失敗し、そのままマハを追撃。当初はファンネルを装備してサイコミュを発動させたウルに初めて敗北するものの、修理すると同時に本機もファンネルを装備し、直後の戦闘で借りを返す。さらにジャンウェン・フーが駆るギッズ・ギース隊、ウルのブロン・テクスターとの最終決戦にも勝利し、因縁にケリをつけた。

バリエーション[編集]

ガイア・ギアα試験機
本編未登場。ガイア・ギアα開発前に変形機構を検証するために設計された試作機で、2機製作された。この時点ではハイメガキャノンを搭載される予定であったが、アルパでの搭載は見送られている。また、ガンダムタイプとしての特徴である頭部の2本のアンテナと、トリコロールのペイントに設計者の意思が見て取れる。
ガイア・ギア雷電
本編未登場。サウンドシアター全巻購入特典の小冊子「VIEW OF THE MANMACHINE」に収録。ガイア・ギアαの大気圏内での戦闘能力を向上させたもので、ステルス性が付加されている。また、ミノフスキースラスト・ブースターを装着し、大気圏離脱できるなど、マンマシーン形態より変形後の性能向上に重点が置かれているという。機体デザインは伊東守による。

ゾーリン・ソール[編集]

諸元
ゾーリン・ソール
Zorin Soul
型式番号 RX-110
所属 メタトロン
建造 アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態 試作機
全高 20.8m
本体重量 26.8t
全備重量 60.2t
装甲材質 ガンダリウム・コンポジット
出力 5,200kW
推力 68,000kg
センサー
有効半径
18,000m
武装 頭部60mmバルカン砲×2
ビームサーベル
ビームライフル
ゾーリン・ファンネル×2
シールド
ロング・フィン・ファンネル×5
ファンネル・ミサイル
Pak43A エレクトロ・ケミカルガン
搭乗者 小説
アフランシ・シャア
メッサー・メット
ジョー・スレン
ラジオドラマ
アフランシ・シャア
ケラン・ミード

メタトロンの試作型マン・マシーン。なお、通常解説される機体は改修後のものであるため、本解説でも改修後の機体について取り上げるものとする。

厳密には劇中より100年近く前に開発された第5世代モビルスーツであるが、各種の改修が施され、強固かつ堅実な基本設計に基づく度重なる改修により、メタトロンのマン・マシーンとして運用される事となった。

改修前の機体の特徴を受け継ぎ、小型化されたミノフスキークラフトと、発展技術であるミノフスキーバリアーを展開することができる。また、サイコミュを搭載し機体の操縦性を高めるとともに、各種ファンネルの使用も可能である。これら開発当時の最高技術を注ぎ込んだ結果、莫大なコストを必要とし、同時代の機体と比較して超高級機となってしまったが、それ故に完成から1世紀近く後のマン・マシーンと比較しても決して引けを取らない性能を誇っていた優秀な機体である。ただし、小説では旧式のため細かい動作が正確である一方、若干遅れるとの指摘がされている。

オプションとしてドライブユニットがあり、瞬間的な運動性と巡航性能の向上が可能だが、使い終わった後の投棄が困難であるため、デッドウェイトとなってしまう可能性がある。

機体デザイン
放射線状に伸びるファンネル、スタビライザーが印象的であるが、一見華美な外見とは裏腹に基本的な設計は当初のものから変わっていない。
全身像は、その生い立ちから側面からはシャア・アズナブル最後の搭乗機サザビーに、正面からはガンダムタイプに見えるものとなっている。カラーリングはオレンジとホワイト。改修前の機体デザインを手がけたのは佐山善則であり、そのイラストは小説1巻に載っている。こちらはよりジオン系色の濃いものとなっている。
開発経緯
本来、アナハイム・エレクトロニクス社が地球連邦軍向けに製造した機体であるが、当時は行き過ぎた大型化・高級化路線の見直しを行っている時期であり、採用には至らなかった。そこに目をつけたズィー・ジオン・オーガニゼーションが譲り受け、来るべき日のためにホンコンで保管していた。開発前には既に同機関の接触があり、譲渡の前提があったものとする見方もある。その後、およそ100年の時を経て時代に合わせた改修を重ねるにつれ、モビルスーツからマン・マシーン相当の機体へと変貌していった。
型式番号はグリプス戦役下に存在した地球連邦軍のモビルスーツであるガブスレイと重複しているが、直接的な関連性は皆無であると思われる。グリプス戦当時とはナンバリングの法則が異なり、この機体の場合は第一次ネオ・ジオン抗争以降の法則に則り、ロールアウトした宇宙世紀110年から取られている。
武装
標準装備を除く、本機の武装について解説する。
ゾーリン・ファンネル
νガンダムに装備されたフィン・ファンネルを発展強化させたものである。本体はより小型化されており、シールドの裏に2基オフセットされている。
ロング・フィン・ファンネル
肩および腰に5基セットされている。通常のものと比べ、航続距離の延長が図られているのが特徴。
ファンネル・ミサイル
腰部周りにセットされている、大気圏内用ファンネル。
シールド
防御ではなくゾーリン・ファンネルの母艦的要素が強い。そのため非常に高価なものであり、通常の使い捨てのような使い方はできない。装備時には腕のサブ・スタビライザーを下のブロックごと取り外し、セットする。
Pak43A エレクトロ・ケミカルガン
MS-HEAT(Multi Step-High Explosive Anti Tank:多段成形炸薬弾)を、液体炸薬に大電流を流すことで発生するプラズマの膨張圧と、炸薬本来の爆発力により超高初速で撃ち出す電熱化学砲の一種で電磁誘導による加速も行うハイブリッド方式。本体の上下に開く部分は、砲身の強制冷却と余剰電力の放電用のものである。
劇中での活躍
【小説】アフランシ・シャアが最初に搭乗した機体である。ガイア・ギアαがロールアウトし、アフランシがそちらを専用機とした後はオールドタイプでも扱えることと、相性を買われメッサー・メットが搭乗した。彼のリーダーシップと合わせメタトロンの主力となっていたが、ホンコン・マハのギッズ・ギースを迎撃した際に左腕部を破壊されてしまう。旧式のため予備部品や支援物資でも修理できず、部隊内に放棄されていた所、ジョー・スレンがクリシュナ・パンデント捜索のため独断で発進する。首尾は果たしたものの、帰投途中、ウル・ウリアンのギッズ・ギースと遭遇し、圧倒的な性能差により一方的に追い詰められる。ジョーの思いきった作戦とウルの油断により逆にチャンスを得て仕掛けたが、後一歩のところでビームライフルでコクピットを焼かれ、撃破された。
【ラジオドラマ】クリシュナ救出に向かったアフランシらが操縦するガウッサを援護すべくケラン・ミードが搭乗したのが初登場。直後にシャア・アズナブルのメモリー・クローンとして覚醒したアフランシが乗り換えて当機を駆り、多数のマン・マシーンを相手に圧倒したが、その際にケランは機体カラーリングと合わせ「赤い彗星」と評している。その後はケランの搭乗機となるが、ウルが操縦するブロン・テクスターのファンネルからジョーのドハディをかばい、撃破された。

ドハディ[編集]

諸元
ドハディ
Dochadi
所属 メタトロン
生産形態 量産機
全高 20m
本体重量 21t
全備重量 58t
出力 5,200kW
武装 バルカン砲
ビームサーベル
ビームライフル
ミサイル
搭乗者 小説
ケラン・ミード
キムリー・ブラウス
サエス・コンスーン
レーザム・スタック
レエ・セイアス
エミール・ルーサ
ラジオドラマ
ジョー・スレン
メッサー・メット
レエ・セイアス

メタトロンの量産型マン・マシーン。

超高級機であるガイア・ギアαを開発した後、メタトロンがマハに数で対抗するために開発された量産機である。限りある予算で数を揃えるために、低コストかつ汎用性の高さという問題を、開発陣はシンプルな機体設計と、偵察型を初めとする充実したオプションのバックパックを用意することによって解決した。また、堅牢な設計はメンテナンス性を高める事にも成功している。

汎用性に優れる分、戦闘に特化したマハの新鋭マン・マシーンには火力や運動性で劣る面もあるが、メタトロンはその差をパイロットによって補い、善戦した。

ドハディDh-3b[編集]

本来偵察用であったドハディを戦闘用に強化したもの。機動力は若干犠牲になっているが、それを補うだけの戦闘力を確保している。

ガイヤス[編集]

諸元
ガイヤス
GAIYAS
所属 メタトロン
生産形態 量産機
武装 ビームサーベル
ビームライフル
搭乗者 小説
ブノア・ロジャック
ラジオドラマ
ジョー・スレン

メタトロンの量産型マン・マシーン。ガイアスとも呼ばれる。

メタトロンは当初偵察用として開発したドハディに、オプションとして様々なバックパックを用意し運用していたが、やはりマハの新鋭機との火力の差は埋められなかった。当機はその問題を改善するべくガイア・ギアαの簡易量産型として設計した機体であり、アルパの戦闘データを元に各所装甲の増加、武装の強化が図られている。コストが高く、メンテナンスが煩雑なサイコミュ及びフライング・フォームへの変形機構は排除されたが、ジェネレーターはより強力な二次反応炉に変更されており、火力はガイア・ギアαと同等もしくはそれ以上のものとなった。

劇中での活躍
【小説】第三波の増援として地球に降下し、アフランシの部隊と合流した。最終決戦ではブノアが部隊を率い、マハ旗艦のマハ・ゲイジスを撃沈した。
【ラジオドラマ】ホンコン・マハのギッズ・ギース部隊に立ち向かうべく、ジョーが搭乗した。弾薬が尽き、最後の手段として敵機を抱えたまま地上に激突、相打ちに持ち込んだ。

マザー・メタトロン(三十一の二乗)[編集]

メタトロンの拠点となる宇宙戦艦。全長約300m。長楕円形スケルトン構造の船体に対機動兵器、対艦メガ粒子砲や対要塞ハイパー・メガ粒子砲を装備している。

運用開始後、すぐにマハの地球逆移民計画が開始され、物語の舞台が地球に移ったため、活躍の機会はほとんどなかった。最終決戦後、地球連邦軍に譲渡されたと思われる。

なお、メタトロンでは拠点および核となる宇宙戦艦に「三十一のX乗」の名を冠しており、作品には未登場であるが三十一の一乗、三十一の三乗の存在が確認されている。

エア・フォース[編集]

マン・マシーン用大型スペースシャトル。失速特性を向上させるため、主翼は前進翼となっている。マンマシーンに欠けている長距離移動能力を補うために使用される。 船体の側面がガルウイングの様に開き、内部にマン・マシーン固定用の装置が設けられている。 空中で機体を発進させることが出来るが、逆に空中での収容は想定されていない(作中で強引に空中収容した事はある)。 大気圏突入が可能だが、基本的に単なるシャトルなので、デッキ以外の場所は小銃弾で穴が開く程度の装甲しか持たない。

エア・フォース1
機長はマドラス・カリア。一種の錯乱状態に陥ったクリシュナによるビューシング・ナッグからの攻撃により、撃墜される。
エア・フォース2
機長はロドリゲス・カロス。
エア・フォース3

スパシアス号[編集]

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マリオン・スラグ[編集]

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ヴァルキュリャ[編集]

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エレカバイク[編集]

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マハ[編集]

ブロン・テクスター[編集]

諸元
ブロン・テクスター
Bromb Texter
所属 マハ
生産形態 試作機
全高 24m
本体重量 32t
全備重量 56t
出力 12,600kw
武装 ビームサーベル
ビームライフル
ファンネル
ファンネル・ミサイル
シールド・ミサイル
シールド
搭乗者 ラジオドラマ
ウル・ウリアン
レイラ・セイバー
小説版
ウル・ウリアン
メッサー・メット

マハの試作型マン・マシーン

ガウッサの旧式化に伴い、マハが開発した新鋭機である。ミノフスキークラフトによる飛行能力を持ち、ウェイブライダー形態へ変形することで、大気圏内での飛行能力が向上する他、大気圏突入も可能。また、サイコミュを搭載することにより操縦性の飛躍的な向上が図られるとともに、オールレンジ攻撃の可能なファンネルも装備している。

戦時での運用を考え、装甲が強化された設計であるが、背面ウイングにバーニヤを取り付けることにより高い機動性を維持することに成功している。なお、頭部の4本のアンテナはセンサーである。他に両肩に取り付けられたシールドはミサイルの発射装置も兼ねており、改良後はファンネル・ミサイルの発射装置となる。

連邦系の流れを汲む直線的なフォルムであるが、それに反してマッシヴなプロポーションであり、無骨ともとれる外見を持つ。なお、後の量産型では突起状のパーツが増加しているなど試作型とはほぼ別の機体と言えるデザインとなっている。(メカニックデザインも佐山義則→伊東守に変わっている)

高性能のニュータイプ専用機として開発されたものの、サイコミュを自由に操れるニュータイプが搭乗することはなく、その真価を発揮できないままであった。

劇中での活躍
【小説】クリシュナ奪還を図るメタトロンを迎撃する際、ウル・ウリアンが試作機をダーゴル大佐から受領し出撃する。直後の戦闘でガイア・ギアαに僅かな損害を与えるものの、右腕部を破損。修理が完了した後は大気圏突入するガイア・ギアαを追い地球へ降下し、メタトロン側に多大な損害を与えた。その後ホンコン・マハの技術により改良型へと変貌を遂げ、初陣ではボーズ戦隊を殲滅させるも、ウルの油断により援護にきたメッサー・メットの小隊に鹵獲されてしまう。メタトロンではメッサーが搭乗し、敵味方識別装置を地球連邦軍のコードに合わせて発振したまま突入、ホンコン・マハのコイターペイを撃沈するなどの働きをみせるが、最終決戦でかつての愛機の機体特性を熟知している、ウルのギッズ・ギースに撃破される。なお、当初の機体色は赤だが、メタトロン側によって青に再塗装される。
【ラジオドラマ】機体色の違う2機が登場しており、青がウル機、赤がレイラ機となっている。原作とは違い、ウルは最期までこの機体に搭乗する。

ブロン・テクスター量産型[編集]

ブロン・テクスターの優秀な機体設計を受け継ぎ、肩部シールドを始め、全身の各所装甲の強化が図られた機体。

結果的に元の機体とはまるで別の外見となっており、ウェイブライダー形態への変形もできなくなっているが、大気圏突入は制動ボードの装着のみで可能となっている。 試作機であるブロン・テクスターに勝る性能をとなっているが、生産費もまた他の量産型に比べて非常に割高となった。

ブロン・テクスター改良型[編集]

ホンコン・マハの新技術を導入し、ψ - サイクル・ブースターが設置された機体で、これにより熱効率の大幅な改善がなされている。

その他にも様々な強化が施されており、背部メイン・ジェネレーターの増設、脚部と各部関節アクチュエーターの強化、腰部のミノフスキー・クラフト・ユニットを改良、メガ粒子砲を横置きにし、シールドにファンネル射出装置が追加されるなどしている。しかし被弾箇所をさらに改修し続けたため、機体に歪みがでてきており、左回りが遅いという弱点が生まれている。

ガウッサ[編集]

諸元
ガウッサ
Gussa
型式番号 UM-190A
所属 マハ
生産形態 量産機
全高 19.8m
頭頂高 19.8m
本体重量 24.8t
全備重量 40.1t
装甲材質 ガンダリウム・コンポジット
出力 4120kw
推力 4680kg
武装 ビームサーベル
ビームライフル
シールド
シールド・ミサイル
サンド・バレル
特殊装備 大気圏内用ミノフスキー・ドライブ・ユニット
ロングレンジ・ドライブユニット
搭乗者 小説
ジョナサン・リーヴ
アフランシ・シャア
ガミアン・ヘーゲリック
ギュラーム
ラジオドラマ
ジャンウェン・フー
ウォン・ロー
レイ・チャン
チョウ
リン
ガウッサ UM-190B.I
型式番号 UM-190B.I
センサー
有効半径
1850m
ガウッサ UM-190B.II
全高 20.9m
本体重量 31.0t
全備重量 53.2t
出力 4700kw
推力 6110kg
センサー
有効半径
2200m
武装 MBR-196メガビームランチャー(追加装備)

マハの量産型マン・マシーン。ガゥッサとも呼ばれる。

運用上はかつてのジム系に相当する量産機であるが、その設計コンセプトはまったく異なるものである[1]。幅広の胴体とフルフェイスヘルメットのような形状の頭部を持った、全体的に丸みを帯びたフォルムをしている。

開発に際し連邦軍が要求したものは「安価で汎用性の高い全領域型マン・マシーン」というものであった。そのため機体自体をシンプルにした上で、数多くのオプションを用意し、用途に応じて機体を換装する方式が取られた。このコンセプトは後にメタトロンが開発したドハディに多大な影響を与えたと思われる。

完成した機体は結果的に予想以上の開発費がかかってしまったものの、非常にコストパフォーマンスの高い、量産機としてきわめて優秀なものであった。ロールアウトから相当数が生産され、地球連邦軍内で広く用いられた。ロールアウト年は型式番号から宇宙世紀190年と推測される[要出典]

腕部に備えられたシールドは先端に鋭い刃を持ち、打突用の武器としての使用も可能である。単独での飛行は不可能だが、ミノフスキークラフトによるミノフスキー・ドライブ・ユニット[2]を装備することでその問題は解消される。また、長距離移動の際にはロングレンジ・ドライブユニットを装備する。

宇宙世紀203年まで大規模な争乱が起こらず、長期間に渡って配備されていたが、長年使用したことによる老朽化に加え、ズィー・ジオン・オーガニゼーションを初めとした反地球連邦組織運動が活動を活発にし始めたことに危機感を覚えた地球連邦軍により、後に改良強化計画が立てられている。

ガウッサ UM-190B.I[編集]

開発コード:L.13/38。ガウッサの機体アビオニクスを一部変更したタイプであり、外見上の相違はほとんどない。

ガウッサ UM-190B.II[編集]

開発コード:L.13/41。対メタトロン用に、マハが連邦軍を通して要求した改良強化計画により設計された機体。

元の機体にジェネレータ出力のアップとそれに伴う胸部冷却システムの強化、各駆動系の強化による脚部を施した上に、機体アビオニクス全体の30%以上がなんらかの変更を受けており、バックパックも従来の標準装備であるVOE-011から同時開発のVOE-011Rに換装しているため、基本装備状態での航続距離、推力は共に向上している。

またこの機体用に新開発されたMBR-196メガビームランチャーは、メガ・コンデンサーを内蔵しており、長距離射撃には不向きだが破壊力はハイメガキャノン並である。

連邦軍の規格に統一されているので当然他のマン・マシーンでも使用可能。威力のわりに使い勝手がよいため、ホンコン・マハの新型機ギッズ・ギースの標準装備としても採用されている。

ギッズ・ギース[編集]

諸元
ギッズ・ギース
GIDS GEESE
所属 ホンコン・マハ
生産形態 試作機
全高 24.6m
本体重量 37t
全備重量 60.7t
出力 10,800kw
武装 ビームサーベル
ビームライフル
ファンネル
MBR-196メガビームランチャー
搭乗者 ラジオドラマ
ジャンウェン・フー
リィ
ロゥ
小説版
ジャンウェン・フー
リィホアウォン(麗華黄)
ロゥ燕
ウル・ウリアン

ホンコン・マハの試作型マン・マシーン。

ホンコン・マハにより開発された機体で、実戦を睨んだ基本的な設計構想はブロン・テクスターと共通しているが、より装甲は強化されており、いずれのマン・マシーンと比較しても全高、本体重量、全備重量とも上回っている。その重厚な外見のため鈍重と見られがちだが、実際は新開発のψ - サイクル核融合によるジェネレーターと、高性能のミノフスキーフライト機構を備えており、トップクラスの機動性を誇る。またサイコミュにより追随性もカバーされている。

武装はファンネルに加え、携行武器としてガウッサのものと共通のMBR-196メガビームランチャーを装備し、火力も非常に高い優秀な機体である。

ψ - サイクル核融合
ヤン教授が提唱した「虚軸鏡像理論」に基づいて開発された新技術で、この技術を応用した新型のジェネレーターは、35%もの出力アップに成功した。ギッズ・ギースに搭載された他、応用されブースターとしてブロン・テクスター改良型に搭載されている。
劇中での活躍
【小説版】相当数が量産されており、ダーゴル大佐の要求によりホンコンから出動する。ジャンウェン・フーが部隊長となり6機編成で出撃、メタトロンの部隊と接触後、出会い頭に3機のドハディを撃墜し、ゾーリン・ソールの左腕部を損壊させるものの、ガイア・ギアαの反撃に会い、3機を撃破され撤退する。その後のメタトロンとの戦闘でも、交戦中に敵側の第三波の来襲を受けまたも撤退、最終決戦ではザルツブルク上空でメタトロンと交戦したが、部隊長のジャンはレエ機と交戦中、ガイア・ギアαの攻撃を受け、撃墜される。また乗機を鹵獲されたウル・ウリアンがこの機体を与えられ、ジョーのゾーリン・ソール、奪われたメッサーのブロン・テクスター改良型を撃破するなど活躍するが、これも最終決戦においてガイア・ギアαに撃破されている。
【ラジオドラマ版】同じくホンコンより出動、ジャンウェン・フーが率いる。統率の取れた攻撃で攻撃を仕掛けるも、アフランシのガイア・ギアαの前にことごとく撃墜される。


マハ・ゲイジス[編集]

マハの旗艦としてサイド2のコロニー、ヘラスで建造された巡洋艦である。艦長はハリー・スェームズ

一般に主力艦クラスは建造時点で敵の情報網から逃れることが困難だが、当艦はマハの強力な情報管制により、就役までその存在を隠し切った。敵の強力な防衛網を突破することを主眼として開発された艦であり、船体から多数のRCM(対光電波妨害)用アンテナが突き出している。

防御兵装としてビーム及び実体弾双方に有効なローレンツ・フィールド(ローレンツ力を応用したものか)を発生させるFEB(フィールド・イフェクト・バリアー)を装備しており、マザー・メタトロンのヌーボ・パリ爆撃時に難を逃れることができた。

小説版ではマハの指揮官ダーゴル大佐が座乗するが、最終決戦においてプランシー湖付近でメタトロン・ブノア隊の攻撃によって僚艦コイリューの爆発に巻き込まれ、轟沈する。

サウンドシアター版では、アフランシのガイア・ギアαによるファンネル攻撃で撃沈される。その際、ダーゴル大佐は座乗していない。

クエゼリン級巡洋艦[編集]

マハの主力巡洋艦。船体が兵装・格納庫・指揮の3つにモジュール化されている。空母ほどではないがマン・マシーンの運用能力を持ち、大気圏内での運用も可能である。

コイターペイ[編集]

ホンコン・マハ所属のコン級マン・マシーン母艦。ホンコンよりギッズ・ギースを搭載して出撃するがミュンヘン防衛戦でメタトロンに鹵獲されたブロン・テクスターの敵味方識別に後れを取り、撃沈される。

コイリュー[編集]

コン級マン・マシーン母艦。最終決戦でマハ・ゲイジスの僚艦となるが、待ち伏せしていたブノア隊に至近から船底に攻撃を受け、マハ・ゲイジスを巻き込んで轟沈する。

ビューシング・ナッグ[編集]

マハが地球侵攻用に開発していたマン・マシーンの整備のための後方支援用車両。3機分のマン・マシーン整備用デッキを装備している。

ミノックス[編集]

スペースコロニー内での偵察・爆撃に使用される航空機。胴体がミノフスキー粒子発生フィンで囲まれており、重力空間での高機動性が特徴である。

コロニー・ヘラスへの爆撃をし、アフランシたちを一時離散させる。

ミノフスキー・クラフト・ヘリコプター[編集]

ホンコン・マハの保有する攻撃型ヘリコプター。

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脚注[編集]

  1. ^ 月刊ホビージャパン 1991年3月号より
  2. ^ 機動戦士Vガンダム』に登場する同名の装備とは異なる物である。

関連項目[編集]