ソロモンの鍵 (ゲーム)

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ソロモンの鍵
Solomon's Key
ジャンル アクションパズル
対応機種 アーケード
開発元 テクモ
発売元 テクモ
デザイナー 鶴田道孝
音楽 蓮谷通治
人数 1 - 2人(交互プレイ)
メディア 業務用基板
(288キロバイト
稼働時期
  • INT 1986年7月 (1986-07)
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
デバイス 8方向レバー
2ボタン
CPU Z80 (@ 4.000 MHz)
サウンド Z80 (@ 3.072 MHz)
AY8910 (@ 1.5 MHz)×3
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
256×224ピクセル
60.00Hz
パレット256色
テンプレートを表示

ソロモンの鍵』(ソロモンのかぎ)は、1986年にテクモ(現・コーエーテクモゲームス)からアーケードゲームファミリーコンピュータ向けゲームとして開発・販売のアクションパズルゲーム、あるいはその関連作品の1つ。関連ゲーム各種がテクモ、及びテクモより許諾をうけた数社から数多くのプラットフォーム向けに発表されている。

概要[編集]

1986年7月にアーケード用ゲームとして第1作目が稼働された。魔法使い・ダーナが、世に解き放たれた悪霊を封印し世界に平和をもたらすため、魔法書「ソロモンの鍵」を求め魔の星座宮に挑むアクションパズルゲーム。

『ソロモンの鍵2 〜クールミン島救出作戦〜』を除くと、アーケードゲーム・ファミリーコンピュータで発表された第1作目からの移植が中心で、基本的なゲームシステムがシリーズ全般で共通している。これまでも数多くのプラットフォームへの移植が行われている。関連作品の展開は、2000年以降は、主に携帯アプリへの移植が行われている。

日本国外では『Solomon's Key』のタイトルで発売された。

ゲーム内容[編集]

固定画面のアクションパズルゲーム。主人公である魔法使いのダーナを操作し、制限時間内に次のステージへと続く「鍵」を入手し「扉」への到達を目指す[1]

魔法使いであるダーナは「換石の術」という能力を持ち、中空になっている場所であれば自分が向いている方向の一つ前や足元斜め一つ前などに自在に石のブロックを生成できる[1]。この能力を駆使して足場を作りながら目的の場所まで行ったり、ステージ内にいる様々な敵の妨害から身を守ったりする。マスの端に立って「換石の術」を行えば2マス先に石を作ることができる。出せるブロックの数に特に制限はないが、白く硬い石に阻まれた場所や敵が次々と出てくる門の前など特定の場所では「換石の術」が使えない。 また、出したブロックは再度「換石の術」をかける、あるいは頭突きをするなどをして壊すこともできる。ブロックを破壊することで閉ざされた進路を切り開いたり、敵の足下を崩して退治したりといったこともできる。このように「換石の術」は単純な能力ながら応用範囲が広く、このゲームが持つ一番の特色にもなっている。

また、敵キャラを倒す手段は「マンダの壷」を入手する事で得られる「火球の術」と呼ばれる火球による攻撃や、特定の敵のみ全滅させる事ができる「メルトナの薬」があるものの、これらのアイテムはゲーム全体を通じて有限であるため、使用できる局面は極めて限られる。

また、クリアするのに必須となる「鍵」以外にもステージ内には様々な補助魔法アイテムや得点アイテムが用意されている。

登場キャラクター[編集]

ダーナ
このゲームの主人公。
妖精
「ライラックの鐘」を取ると扉から出現し、10匹取るとダーナが1UPする[1]
リヒタ
妖精の王女。特定条件を満たしたときに行ける隠しステージに幽閉されている。
マイティボンジャック
隠れキャラクター。特定のステージであることをすると出現、ステージ内のモンスターをすべて妖精に変える。

アイテム[編集]

マンダの壷
炎のマークが付いた壷。入手すると火球の術が1発使用できる[1]。青と赤の2種があり、青い壷は敵を1体のみ撃破でる火球が、赤い壷は貫通力のある火球が撃てる。なお一定数ストックが出来、それらは画面右側最上部に表示されている。なお、大きい炎が貫通力のある火球。
マガドラの壷
赤と白のマークが付いた青い壷。敵を倒すと出現。取ると次に撃てる火球が通常弾の時貫通弾に変わる。
クリスタルラド
取ると火球の射程距離が青だと0,5ブロック分、赤だと2ブロック分伸びる。青のみ取ると200点。
ライラの巻物
赤い巻物。取ると火球のストックが1発分増える[1]。最大8発まで。
ライラックの鐘
取ると扉から妖精が出現する鐘。敵を火球で倒すと赤い鐘が出るが、効果は同じ。
ノルムの砂時計
時間を操る砂時計。LIFE(制限時間)に関わらず取ると青は9990、赤は4990に変わる[1]
エドレムの薬
灰色の薬の入った瓶。取ると獲得時のLIFE数と以降のLIFE減少スピードが半分だと2倍、満タンだと5倍になる。
メルトナの薬
黄色い薬の入った瓶。取るとカーミラの鏡から出現した敵が全滅し、宝袋などのアイテムに変化する。
チェンジターゲット
菱形の宝石。青と赤の2種類があり、換石の術をかけるとアイテムに変化する[1]。青はマンダの壷(青)→金貨(2000点)→クリスタルラド(赤)、赤はマンダの壷(赤)→ライラの巻物→ライラックの鐘。
宝袋
敵を火球やメルトナの薬で倒すと出現する得点アイテム。色や表示されてるローマ数字によって得点が異なる(灰色:100点、赤:1000点、緑1万点)。
金貨、銀貨
得点アイテム。二枚重ねの場合得点は二倍(銀貨:100点、金貨:2000点、星金貨:1万点)。
宝石
得点アイテム。これに限らずアイテムがあるところでは石を出せないためステージによってはトラップのような扱いになる(青:500点、赤:2000点、黄色淵の赤:5万点)。
マプロスの薬
Eの文字が書かれた赤い壷。取ると1UP。取得前・後に関わらずミスした場合はそのステージでは出現しなくなる。
ボーナスキャラ
スフィンクス・魔法のランプ・マイティコイン・折鶴・クレオパトラといった隠しキャラ。取れば高得点(ランプは人数も増加する)だが一部のステージにある折鶴を除き、ミスした場合はそのステージでは出現しなくなる。
テクモプレート
マイティボンジャックにも登場したテクモのロゴマーク。取れば1UPとボーナスが得られるが、1回出現しただけでは取る事ができず、取るにはある条件が必要になる。また、ミスした場合はそのステージでは出現しなくなる。
金の翼
黄色い羽。取ると特定ステージまでワープすることが可能。
ただし、取得したステージによっては後述する真のエンディングに必要なアイテムがあるステージをスキップする事になるため、その該当するステージで本アイテムを取得した場合は真のエンディングを見ることは不可能となる。
星座マーク
星座を表す記号が書かれた四角いパネル。4ステージごとに出現し、入手すると次のステージがHIDDENとよばれるステージになる。基本的にボーナスステージに入るためのアイテムだが特定ステージまでにソロモンの封印を全て入手した上で、そのステージの星座マークを入手するとエンディングに必要な隠しステージに入る事が出来る。
ソロモンの封印
六芒星が描かれた四角いパネル。特定ステージに8つ隠されており、集める事で真のエンディングに必要なアイテム等を入手できるステージに入れるようになる。
呪文のページ
魔道書「ソロモンの鍵」より失われた、空間と時間を司る2つのページ。それぞれ別の隠しステージにあり、そこに入るためにはその前のステージまでのソロモンの封印を全て回収している事が条件。2つとも入手し、残り2枚のソロモンの封印と最後の星座マークを入手すると、真のエンディングに必要な「王女リヒタ」の部屋に入る事が出来る。
ソロモンの鍵
表紙に六芒星が描かれた赤い本。最終ステージ最深部に納められた当ゲームの最終目標。

敵キャラクター[編集]

パネルモンスター
化石化したライオンの首で、壁面や白い石に固定されている。一定時間ごとに石を破壊する火の玉を水平方向に吐いてくる。
スパークボール
輝く球体状の敵。壁面に石に沿って移動する。ステージによっては低速で移動するものや高速で移動するものが出現する。
ゴブリン
星座宮の番人が怪物化したもの。床や石の上を移動し、進行方向にある石をパンチで破壊する。ダーナが正面にいると高速で向かってくる。足場から落とすことで倒せる。ステージによっては「カーミラの鏡」からも出現する。
ウィリー
三角帽子を被った魔道士で、外観以外はゴブリンと同じで杖で攻撃してくる。ファミコン版のみ登場。
ガーゴイル
石のような硬い皮膚に覆われた怪物。床や石の上を移動する。一定時間ごとに石を破壊する火の玉を水平方向に吐き、足場から落とす事でも倒せる。
ドラゴン
いわゆるドラゴンで、床や石の上を移動する。進行方向にダーナや石があると石を破壊する炎を吐くが、射程は石1つ分と短い。足場から落とすと倒せる。
ヌエル
ゴーストと蝙蝠が合体した怪物で、空中を上下に移動する。石に接触すると破壊し、方向転換する。
ゴースト
死者の魂が怪物化したもので、外観は白いローブを被った人型。空中を左右に移動する。石に接触すると破壊し、方向転換する。
デビルキッズ
赤い子悪魔で、外観以外はゴーストと同じ。ファミコン版のみ登場。
サラマンダー
「カミーラの鏡」から出現する赤い怪物。ダーナを執拗に追いかけ、射程の短い炎を吐いて石を破壊する。落下しても死なないが、一定時間で消滅する。
デーモンズヘッド
「カミーラの鏡」から出現する化石化した悪魔の首。石に接触すると破壊し、方向転換する。落下しても死なないが、一定時間で消滅する。
スケルトンヘッド
「カミーラの鏡」から出現する怪物化した巨人族の頭蓋骨。外観以外はデーモンズヘッドと同じだが、ステージによっては高速で移動するものが出現する。ファミコン版のみ登場。
バーン
邪悪な炎。自らの意思では移動しない。赤と青の2種類があり、赤のバーンは落下すると消滅するが青のバーンは消滅しない。換石の術をかけることで火力が弱まり飛び越える事が可能となる。
スライム
「カミーラの鏡」から出現するスライム状の怪物。石に貼りつくように移動し、また石の間をすり抜けて移動することが可能。アーケード版のみに登場。
魔道士
ダーナに似た姿をした魔道士。ダーナ同様に換石の術を使用する。アーケード版のみに登場。
カーミラの鏡
魔界に通じる邪悪な鏡。モンスターを出現させるジェネレーターだがダーナが触れてもミスにはならない。出現数では敵を出さない鏡が大多数。鏡が設置されている箇所では換石の術が使用できない規制エリアとしての役割だが、攻略の鍵となる場合もある。
悪魔の封印
蝙蝠の影を模した紋章。カーミラの鏡と同じく触れてもミスにならないが、設置箇所では換石の術を使用できない。

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数
1 日本の旗ソロモンの鍵
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗Solomon's Key

  • 日本 1986年7月30日 (1986-07-30)
  • アメリカ合衆国 1987年7月
  • ヨーロッパ 1990年3月30日
ファミリーコンピュータ テクモ テクモ 512キロビットロムカセット 日本の旗TCF-SK
アメリカ合衆国の旗NES-KE-USA
-
2 Solomon's Key
  • アメリカ合衆国 1988年 (1988)
  • ヨーロッパ 1988年
Amstrad CPC
Atari ST
コモドール64
ZX Spectrum
Probe Software U.S. Gold フロッピーディスク
カセットテープ
- -
3 ソロモンの鍵 王女リヒタの涙
  • 日本 1988年4月17日 (1988-04-17)
セガ・マークIII
セガ・マスターシステム
アイシステム東京 サリオ 1メガビットロムカセット S-002 -
4 ZIPANG
  • 日本 1990年12月14日 (1990-12-14)
PCエンジン アーク パック・イン・ビデオ 2メガビットHuCARD[2] PV1005 -
リメイク移植
5 ソロモンの鍵
  • 日本 1991年1月25日 (1991-01-25)
ファミリーコンピュータ ディスクシステム テクモ テクモ ディスクカード片面 TCF-SKD -
書き換え専用
6 ソロモンズ倶楽部
  • 日本 1991年4月5日 (1991-04-05)
ゲームボーイ グラフィックリサーチ テクモ 512キロビットロムカセット 日本の旗DMG-SCJ
アメリカ合衆国の旗DMG-SC-USA
欧州連合の旗DMG-SC-ESP
-
リメイク移植
7 日本の旗ソロモン
アメリカ合衆国の旗Monster Rancher Explorer

  • 日本 2000年9月29日 (2000-09-29)
  • アメリカ合衆国 2000年10月28日
ゲームボーイカラー グラフィックリサーチ テクモ 8メガビットロムカセット
  • 日本 CGB-BSOJ-JPN
  • アメリカ合衆国 CGB-BSOE-USA
-
リメイク移植
8 ソロモンの鍵 Season I
テクモのゲーム
  • 日本 2003年5月14日 (2003-05-14)
Jフォン テクモ テクモ ダウンロード - -
9 ソロモンの鍵 Season II
テトリス&100円ゲーム
  • 日本 2004年4月28日 (2004-04-28)
EZアプリ ジー・モード ジー・モード ダウンロード - -
10 ソロモンの鍵 Season III
テトリス&100円ゲーム
  • 日本 2004年5月26日 (2004-05-26)
EZアプリ ジー・モード ジー・モード ダウンロード - -
11 ソロモンの鍵 ディレクターズカット
テクモのゲーム
  • 日本 2004年6月16日 (2004-06-16)
Vアプリ
ボーダフォンライブ!
テクモ テクモ ダウンロード - -
12 ソロモンの鍵 ディレクターズカット III
テクモのゲーム
  • 日本 2004年8月18日 (2004-08-18)
Vアプリ
(ボーダフォンライブ!)
テクモ テクモ ダウンロード - -
13 ソロモンの鍵 Season III
テトリス&100円ゲーム
  • 日本 2004年11月1日 (2004-11-01)
504i505i506iFOMA
iアプリ
テクモ テクモ ダウンロード - -
14 テクモヒットパレード
  • 日本 2004年11月25日 (2004-11-25)
PlayStation 2 テクモ テクモ CD-ROM - -
アーケード版の移植
15 テクモクラシックアーケード
  • 日本 2005年10月27日 (2005-10-27)
  • アメリカ合衆国 2005年9月4日
  • ヨーロッパ 2005年10月21日
Xbox テクモ テクモ - - -
アーケード版の移植
16 ソロモンの鍵
  • 日本 2006年12月2日
  • アメリカ合衆国 2006年11月19日 (2006-11-19)
  • ヨーロッパ 2006年12月15日
Wii
バーチャルコンソール
テクモ テクモ ダウンロード - -
ファミリーコンピュータ版の移植
17 ソロモンの鍵
  • 日本 2009年8月18日 (2009-08-18)
  • アメリカ合衆国 2009年11月30日
Wii
(バーチャルコンソールアーケード)
テクモ テクモ ダウンロード - -
アーケード版の移植
18 ソロモンの鍵
  • 日本 2012年12月5日 (2012-12-05)
  • アメリカ合衆国 2013年9月19日
  • ヨーロッパ 2013年8月22日
ニンテンドー3DS
(バーチャルコンソール)
コーエーテクモゲームス コーエーテクモゲームス ダウンロード - -
ファミリーコンピュータ版の移植
19 ソロモンの鍵
  • 日本 2013年5月1日 (2013-05-01)
Wii U
(バーチャルコンソール)
コーエーテクモゲームス コーエーテクモゲームス ダウンロード - -
ファミリーコンピュータ版の移植
20 テクモゲームパック
  • 日本 2013年6月20日 (2013-06-20)
Android コーエーテクモゲームス コーエーテクモゲームス ダウンロード - -
マイティボンジャック』、『つっぱり大相撲』と同時収録
21 ソロモンの鍵
  • 日本 2014年9月4日 (2014-09-04)
PlayStation 4
アーケードアーカイブス
コーエーテクモゲームス コーエーテクモゲームス ダウンロード - -
アーケード版の移植
ファミリーコンピュータ版
  • 1986年7月30日発売。1991年1月25日には同一の内容でディスクシステム用ソフトも発売された。なお、ゲーム業界初のアーケード・コンシューマ同時発売を意図して製作されており、どちらが移植作ということはなく、姉妹作という位置付けとなっている。制作順番はアーケードが先だが、制作途中でファミコン版の制作が入り、その終了後、アーケードの制作が再開され、同時発売となるように開発・販売スケジュールが調整されている。BGMはアーケードゲーム版よりも若干長い。当初はアクションゲームとして企画されたが、途中からパズルゲームの要素が導入され、結果としてアクションパズルゲームとして完成した。バーチャルコンソールソフトとして2006年12月2日Wii向けに、2012年12月5日ニンテンドー3DS向けに、2013年5月1日Wii U向けに配信開始された。
セガ・マークIII / マスターシステム版『ソロモンの鍵 王女リヒタの涙』
  • 1988年、テクモより許諾を受けたサリオが発売。副題が付いているが、実質的にはファミコン版『ソロモンの鍵』の移植作品である。
  • パスワードの入力によるコンティニュー機能が追加され、電源切断後も続きから再開することが可能となった。
  • FM音源に対応しており、マスターシステムやFM音源ユニットを接続したマークIIIではより高い音質のBGMが味わえる。さらにFM音源版のメインBGMはフルバージョンになっており、曲の長さはファミコン版よりもさらに長い。なお、PSG版は音色は違うもののファミコンと同様の曲である。
  • 画面解像度の都合により、フロア構成が縦11マス×横15マスと縦方向1マス分少なくなっている他、最下部の床は黒一色で表示される。実は操作上の斜めの概念が無いので直接に斜めジャンプすることはできない。また、しゃがみ歩きも実質困難であることからファミコン版を主眼とした、超高度な攻略を扱っている一部のサイトの手法を模倣をすることが困難になっている。なお、斜めジャンプについては、上にジャンプして素早く左右に入れる事で、しゃがみ歩きについてはマスターシステム限定としてコントローラーをメガドライブのファイティングパッド6Bと差し替えて使うことでそれぞれ支障なく可能。
PCエンジン版『ZIPANG』
  • 1990年12月14日、テクモより許諾を受けパック・イン・ビデオが発売。同年発表の同タイトルの映画(監督:林海象、主演:高嶋政宏)とのタイアップのため、タイトルの変更や登場キャラクターたちに大幅なアレンジが為されている。ゲームシステムはファミコン版『ソロモンの鍵』が基本だが、やはりアレンジが加わっている。
ゲームボーイ版『ソロモンズ倶楽部』
  • 1991年4月5日発売。ファミコン版『ソロモンの鍵』のシステムを元に、アイテムなどが追加された。ストーリーは主人公・ダーナの見習い時代の試練を描いたものとなっている。
ゲームボーイカラー版『ソロモン』
2000年9月29日発売。ゲームボーイ版『ソロモンズ倶楽部』のシステムを元に、同社テクモのゲーム『モンスターファームシリーズ』で登場するキャラクターたちをフィーチャーしてのリメイクが為されている。
舞台は『モンスターファーム』の35年後の世界。塔の各フロアにはプレイヤーを妨害する「ワルモン」や仲間になって助けてくれる「ヨイモン」がいるが、ボーナスステージにいるイイモンを円盤石に封印してから神殿に持っていくという手順を踏まないと仲間にできないなど、かなり遊び込まないとなかなかイイモンが出てこない仕様となっている。イイモンの中にはデメリットになり得る効果を発揮する者もおり、注意深く効果を使用する必要のあるケースもある。評論家筋の中には「『モンスターファーム』の便乗商品」と評する者もいる[3]
PlayStation 2版『テクモヒットパレード
  • 2004年11月25日に発売された、テクモが1980年代に発表したアーケードゲーム7作品を移植したオムニバスゲーム。この中にアーケード版『ソロモンの鍵』が含まれている。
携帯電話アプリ版

アーケード版『ソロモンの鍵』を元に、携帯電話向けに移植が行われている。移植対象とタイトルが非常に多いため、ここでは作品の一覧のみを示す。

  • ソロモンの鍵 SEASON I(iアプリS!アプリEZアプリ(BREW)
  • ソロモンの鍵 SEASON II(iアプリ、S!アプリ)
  • ソロモンの鍵 SEASON III(iアプリ、S!アプリ)
  • ソロモンの鍵 SEASON IV(iアプリ、S!アプリ)
  • ソロモンの鍵 決定版(S!アプリ)
  • ソロモンの鍵 ディレクターズカットI(S!アプリ)
  • ソロモンの鍵 ディレクターズカットII(S!アプリ)
  • ソロモンの鍵 ディレクターズカットIII(S!アプリ)
  • ソロモンの鍵 ディレクターズカットIV(S!アプリ)
  • ソロモンの鍵 ディレクターズカットV(S!アプリ)
Xbox版『テクモクラシックアーケード
  • 2005年10月27日発売。11作品の中にアーケード版『ソロモンの鍵』が含まれている。
PlayStation 4版
アーケードアーカイブス ソロモンの鍵
  • 2014年9月4日配信。アーケード版の移植。

音楽[編集]

サウンドトラック
  • 『ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.3』
    2004年4月21日、サイトロン・デジタルコンテンツより発売されたCD内の一作品として収録されている。

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体 結果
Computer and Video Games 9/10点(CPC)[4]
ファミ通 23/40点(PCE)[5]
25/40点(GB)[6]
IGN 6.5/10点(Wii VC)[7]
NintendoLife 7/10点(Wii VC)[7]
Your Sinclair 9/10点(ZX)[8]
ファミリーコンピュータMagazine 20.84/30点(FC)[9]
18.2/30点(GB)[10]
月刊PCエンジン 73/100点(PCE)
マル勝PCエンジン 29/40点(PCE)
PC Engine FAN 19.82/30点(PCE)[2]
(総合343位)
ASM 8/12点(C64)[11]
ACE 790/1000点(NES)[12]
755/1000点(ZX)[8]
アーケード版

ゲーム誌『ゲーメスト』の増刊である『ザ・ベストゲーム2』では、「撃てる数に制限こそあるが火球の魔法は便利。うまくなると次第に火球の魔法を使わなくても済むようになり、その微妙なバランスがアクションパズルとしての完成度を高めるとともに、プレイヤーの向上心をかくたてる要因にもなっている」、「身近なようで神秘性もある黄道十二宮(星座)がモチーフになっていて、六芒星のパネルや隠し部屋など、散りばめられた謎を解き明かす楽しみも持ち合わせている」と紹介されている[13]

ファミリーコンピュータ版

ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.84点(満30点)となっている[14][9]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「おもしろいゲームだけど、パスワードコンティニューがないのがちょっとツライ。かなり評判の良かったゲームだ」と紹介されている[9]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.13 3.71 3.65 3.59 3.35 3.41 20.84
PCエンジン版『ZIPANG』

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計23点[5]、『月刊PCエンジン』では85・80・60・70・70の平均73点、『マル勝PCエンジン』では7・7・8・7の合計29点(満40点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.82点(満30点)となっている[2]。 また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で343位(485本中、1993年時点)となっている[2]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.14 3.41 3.45 3.21 3.41 3.21 19.82
ゲームボーイ版『ソロモンズ倶楽部』

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計25点[6]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.2点(満30点)となっている[10]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 熱中度 操作性 オリジナリティ 総合
得点 3.1 3.0 3.1 3.2 2.9 3.0 18.2

続編[編集]

ソロモンの鍵2 〜クールミン島救出作戦〜
  • 1992年1月23日発売。見習い魔法使い・ダーナが、冬の妖精達が住むクールミン島を悪の魔法使いから救うというストーリー。その他の関連シリーズとは異なり、この作品ではダーナはブロックではなく氷を生成・破壊する魔法を使う。また、アクションゲーム的な要素が廃されるなど、独特のアレンジが行われている。元々別企画として制作されていたが、販売戦略上、続編という扱いとなった。このため、1作目とはゲームシステムも雰囲気も大きく異なり、「高難度のアクションパズル」という前作の特徴は全く受け継いでいない。

関連作品[編集]

ゲームブック[編集]

ソロモンの鍵外伝
1986年、ケイブンシャアドベンチャーヒーローブックス。詳細はリンク先を参照。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d e f g ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターmagazine(徳間書店、2016年)53ページ
  2. ^ a b c d 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」、『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店1993年10月1日、 132頁。
  3. ^ 株式会社QBQ編 『ゲームボーイクソゲー番付』マイウェイ出版〈マイウェイムック〉、2017年、96–97頁。ISBN 9784865117790
  4. ^ Solomon's Key for Amstrad CPC (1987) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年4月1日閲覧。
  5. ^ a b ZIPANG まとめ [PCエンジン]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年8月10日閲覧。
  6. ^ a b ソロモンズ倶楽部 まとめ [ゲームボーイ]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年8月10日閲覧。
  7. ^ a b Solomon's Key for Wii (2006) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年4月1日閲覧。
  8. ^ a b Solomon's Key for ZX Spectrum (1987) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年4月1日閲覧。
  9. ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコン ロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 318頁。
  10. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 493頁、 ISBN 雑誌26556-4/15
  11. ^ Solomon's Key for Commodore 64 (1987) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年4月1日閲覧。
  12. ^ Solomon's Key for NES (1986) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年4月1日閲覧。
  13. ^ 「ザ・ベストゲーム」、『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、 97頁、 ISBN 9784881994290
  14. ^ ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターmagazine(徳間書店、2016年)6ページ

外部リンク[編集]