ソフトクリーム (音楽グループ)

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ソフトクリーム
出身地 日本の旗 日本
ジャンル アイドル歌謡曲
活動期間 1982年 - 1985年
レーベル フォーライフ・レコード
事務所 東京音楽学院
メンバー 遠藤由美子
大塚真美
大橋直美
旧メンバー 天野千英

ソフトクリームは、遠藤由美子天野千英大塚真美の3人で結成された音楽グループ(途中で天野千英が脱退し、大橋直美が入る)。活動当時の所属事務所渡辺プロダクションが運営する東京音楽学院

メンバー[編集]

旧メンバー[編集]

来歴[編集]

  • 1982年12月5日にシングル「熱帯魚のタキシード」でフォーライフ・レコードからメジャーデビューする。
  • 「ソフトクリーム」というグループ名になったきっかけは、デビュー曲の作詞者だった島武実「食べ物の名前にしたら売れるかな」という一言からだったという。
  • 2枚目のシングル「すっぱい失敗」以降は作詞:森雪之丞、作編曲:後藤次利コンビで楽曲が作られた。詞の中身は「ちょっとHな意味を含んだアブナいもの」で、曲の構成やアレンジが従来のアイドル歌謡とは大きく異なっていたため、後のおニャン子クラブのプロトタイプとも言われたこともあった。
  • 3枚目のシングルは当時のヤクルトスワローズ投手、荒木大輔の非公式応援歌となっており、荒木の主演する「ジョア」のCMソングとなった。「ダイスキ君」は「大輔」の捩り。
  • リードボーカルは遠藤由美子。グループ活動中と並行してソロ活動も行うことがあった。
  • デビューして1年以上経過した際のインタビューで、大塚真美と遠藤由美子は次のように語っていた。
(先輩であるキャンディーズと比べて)なんで同じ渡辺プロダクションなのに、私たちは売れないんでしょう!
キャンディーズのようにかわいくて、いっぱい有名になりたいでーす。
ちゃんとああいう高そうな衣装を私たちも着たいです。私たちは既製品でイヤだァー — 大塚真美と遠藤由美子[1]
  • 1985年(高校卒業頃)に解散。

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

# 発売日 A/B面 タイトル 作詞 作曲 編曲 オリコン
最高順位
規格品番
1 1982年
12月5日
A面 熱帯魚のタキシード 島武実 佐久間正英 - 7K-83
B面 コンちゃん起きなさい
2 1983年
5月21日
A面 すっぱい失敗 森雪之丞 後藤次利 7K-97
B面 世紀末の少女
3 1983年
8月21日
A面 スキよ!ダイスキ君 伊藤アキラ 196位 7K-115
B面 MOMO色遊戯 森雪之丞
4 1984年
2月21日
A面 やったね!春だね!! 109位 7K-135
B面 せくしい志願
5 1984年
6月21日
A面 ごめんあそばせガンバリ娘 173位 7K-149
B面 ささやけないほど I LOVE YOU
6 1984年
9月5日
A面 コアラこんにちは 池田瑠美 福島雄次郎 高田弘 63位 ('84年)[2]
34位 ('85年)[3]
7K-156
B面 コアラ音頭 前山礼子 坂元政則
7 1984年
10月21日
A面 クラスメイト失踪事件 森雪之丞 後藤次利 - 7K-159
B面 混美ネーション・ラブ

アルバム[編集]

オリジナル・アルバム[編集]

ベスト・アルバム[編集]

  • Myこれ!クション ソフトクリーム BEST(2003年5月21日/PCCA-1892)
  • Myこれ!Lite ソフトクリーム(2010年5月19日/PCCS-141)

タイアップ[編集]

曲名 備考
熱帯魚のタキシード テレビ東京テレビほとんど冗談」テーマソング
すっぱい失敗 TBS西田敏行・桜田淳子のもちろん正解」テーマソング
スキよ!ダイスキ君 ヤクルトジョア CMソング
やったね!春だね!! テレビ愛知「ふしぎな動物広場」テーマソング
コアラこんにちは 鹿児島市平川動物公園コアラが来園したことを記念して制作
企画・制作:南日本新聞社南日本放送、企画協力:南日本音楽出版
コアラ音頭

脚注[編集]

  1. ^ 「SUGARアイドルパッケージ」「ザ・シュガー」 考友社出版、1984年3月号、42-46頁
  2. ^ TVマンガ童謡部門の年間順位。『オリコン年鑑 1985年版』88頁。
  3. ^ TVマンガ・童謡部門の年間順位。『オリコン年鑑 1986年版』392頁。