ソフィ・カル

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ソフィ・カルSophie Calle, 1953年 - )は、フランス芸術家である。

略歴[編集]

  • 1953年、フランスのパリに生まれる。
  • 1979年、7年間の世界各地の放浪の末、パリに戻る。
  • 1988年、自身の記憶や感情を扱った「自叙伝」シリーズの制作を開始。
  • 1998年、ポール・オースターの小説「リヴァイアサン」をもとにした作品「ダブルゲーム」を発表。
  • 2000年、ドイツ各地を巡回する「ソフィ・カルの真実」展を開催。
  • 2007年、ヴェネツィア・ビエンナーレのフランス代表となる。
  • 2009年、ホワイトチャペル・アート・ギャラリーで大型個展。
  • 2010年、ルイジアナ近代美術館で大型個展。

作品[編集]

代表作に、ヴェネツィア・ビエンナーレに出品した「ご自愛ください」シリーズがある。この作品は恋人からの別れのメールを他者に分析させるプロジェクトで、彼女の作品には自身や第三者の個人史や私生活を対象としつつも単なる事実の集積として提示するのではなく、日常あるいは特定の人物を少し変わった視点から捉え、ある場所に残された誰かの所持品・風景などを強調することで、存在やその歩んできた歴史が確かなものだという前提に揺さぶりをかけるものである。[1]

脚注[編集]

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  1. ^ 『現代アーティスト事典 クーンズ、ハースト、村上隆まで──1980年代以降のアート入門』P62 文:大森俊克

出典[編集]

『現代アーティスト事典 クーンズ、ハースト、村上隆まで──1980年代以降のアート入門』美術手帖編集部 (2012/10/3)