ソテツ科
(ソテツ属から転送)
ソテツ科 | |||||||||||||||
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![]() ソテツ Cycas revoluta の雄花
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||
ワシントン条約附属書II類(附属書I類に指定されているものを除く) | |||||||||||||||
分類(新エングラー体系) | |||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||
Cycadaceae Pers., 1807[2] | |||||||||||||||
タイプ属 | |||||||||||||||
Cycas L. [2] | |||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||
ソテツ科 | |||||||||||||||
属 | |||||||||||||||
ソテツ科(ソテツか、学名:Cycadaceae)は、ソテツ綱ソテツ目に属する植物の科。現生種は100種ほどで、いずれも常緑木本。東南アジアを中心とする熱帯・亜熱帯に分布する。日本にはソテツだけが南西諸島などに自生する[4]。
特徴[編集]
葉は羽状複葉で[4]、小葉は細長くとがる。茎先に多数つき、基部は茎に残る。
雌雄異株で、花は茎に頂生または側生する。雄蕊(小胞子葉)は鱗片状で、下面に多数の小胞子嚢(葯胞)がつく。雌蕊(大胞子葉)は葉に似た形で、ふちに胚珠が数個つく。
花粉は前葉体細胞を1個含む。胚珠内の花粉室で発芽し花粉管で固着し精子を放出する。胚嚢中には造卵器が数個あり、そのうち1個の卵細胞が受精する。
属[編集]
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保全状況評価[編集]
ソテツ科の全種はワシントン条約の附属書II類に指定されている(附属書I類に指定されているものを除く)[1]。
脚注[編集]
- ^ a b Cycadaceae spp. UNEP-WCMC. 20 September, 2011. UNEP-WCMC Species Database: CITES-Listed Species
- ^ a b Cycadaceae Tropicos
- ^ Cycadaceae The Plant List
- ^ a b 植物生態研究室. “ソテツ科 Cycadaceae”. 岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科. 2013年11月5日閲覧。
- ^ 植村誠次 (1977年3月), 根粒菌と根粒植物, “森林土壌の生態”, URBAN KUBOTA (14): 22-25.