ゼルダの伝説 大地の汽笛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ゼルダの伝説シリーズ > ゼルダの伝説 大地の汽笛
ゼルダの伝説 大地の汽笛
The Legend of Zelda: Spirit Tracks
ジャンル ペンアクションアドベンチャー
対応機種 ニンテンドーDS(以下DS)
Wii Uバーチャルコンソール
開発元 任天堂
発売元 任天堂
プロデューサー 青沼英二
ディレクター 岩本大貴
音楽 峰岸透
富永真央
太田あすか
近藤浩治
シリーズ ゼルダの伝説シリーズ
人数 1人(通信対戦時:2 - 4人)
メディア ニンテンドーDS専用カード(DS)
ダウンロード販売(Wii U)
発売日 DS版
アメリカ合衆国の旗 2009年12月7日
オーストラリアの旗 2009年12月10日
欧州連合の旗 2009年12月11日
日本の旗 2009年12月23日
Wii U版
欧州連合の旗 2015年11月13日
日本の旗 2016年8月9日
アメリカ合衆国の旗 2016年10月20日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE10+(10歳以上)
PEGI7
OFLC: PG(Parental Guidance)
コンテンツ
アイコン
ESRB: Mild Fantasy Violence
PEGI: Violence
OFLC: Mild violence
売上本数 日本の旗 約76万本[1]
世界 約261万本[1]
その他 すれちがい通信対応
テンプレートを表示

ゼルダの伝説 大地の汽笛』(ゼルダのでんせつ だいちのきてき、英題:The Legend of Zelda: Spirit Tracks)は、任天堂から2009年12月23日に発売されたニンテンドーDSアクションアドベンチャーゲーム。略称は「汽笛」など。

概要[編集]

2007年発売の『夢幻の砂時計』に続き、ニンテンドーDS用ソフトとして制作された。2009年3月23日に米国で行われたゲーム開発者向けイベント「Game Developers Conference 2009」の中で発表され、同年6月に開催された米国のゲーム見本市「E3 2009」で試遊台の展示が行われた。

『夢幻の砂時計』と同様に、主にニンテンドーDS本体搭載のタッチパネルとマイクを用いて操作する。フィールド上ではタッチパネル上に表示される路線図にルートを描くことで汽車による移動を行い、それ以外の場面では様々なタッチ操作によって主人公などがアクションを起こす。また、マイクに息を吹きかけることで作動するアイテムがあるほか、音声認識機能を用いる場面もある。

2016年8月9日よりWii Uバーチャルコンソールが配信されている。

ストーリー[編集]

広大な大地が広がるハイラル王国では鉄道網が発達し、汽車を運転する機関士は王国で重要な役割を担っていた。ある日、王国のモヨリ村に住む見習い機関士の少年・リンクは、正式な機関士の任命を受けるためハイラル城へ向かった。城内では式典が行われ、リンクは王国の王女・ゼルダ姫から任命書を授かったが、その際、密かに手紙を渡される。式の終了後に手紙を読むと、そこには、ゼルダ姫の部屋に来るよう記されていた。

手紙の通りにリンクが部屋を訪れると、中ではゼルダ姫が待っていた。ゼルダ姫は、王国各地で線路が消える現象が発生していると語り、原因を探るため、ハイラルの地を司る賢者がいる「神の塔」に連れて行ってほしいとリンクに依頼する。リンクはゼルダ姫を汽車に乗せ神の塔へ向かった。しかしその途上、リンクたちの前に王国の大臣・キマロキが現れ、行く手を塞いだ。キマロキは魔物である自らの正体を明かすと、ゼルダ姫に向けて魔力を放出、光弾を浴びたゼルダ姫は、体と魂が分離してしまう。キマロキは魂の抜けたゼルダ姫の体を奪い、その場から去った。

魂だけとなったゼルダ姫は、人々の目に映らない存在になってしまった。しかし、リンクにはその姿が見えていた。リンクが自らを認識することを知ったゼルダ姫はリンクとともに再び塔へ向かい、そこで賢者シャリンと対面した。シャリンによると、神の塔には古代の魔王の魂が封じられており、塔に繋がる各地の線路から注がれる力によって封印が保たれているという。そして、魔王の復活をもくろむ者が封印を解くために線路を消し、魔王の魂を宿す器としてハイラル王族の体を奪ったのだろうと語った。シャリンは旅立つリンクたちに対し、いにしえの時代に神が用いていたという「神の汽車」を託す。リンクとゼルダ姫は神の汽車に乗り、王国の平和とゼルダ姫の体を取り戻すために出発した。

他作品との関係[編集]

本作は、過去に発売されたシリーズ作品『風のタクト』『夢幻の砂時計』からおよそ100年後の時代設定になっている。

『風のタクト』の冒険の後、風の勇者リンク(本作の主人公とは別人)と海賊の少女テトラが率いる海賊団が新天地を求めて海を渡り、航海の末に新大陸を発見、そこで「新生ハイラル王国」が建国された。本作の舞台となるハイラル王国は、これまでのシリーズ作品に登場するハイラル王国とは別の国である。

本作の主要人物の一人・ゼルダ姫は、テトラの玄孫(5世)にあたる。本作にはこの他にも『風のタクト』と『夢幻の砂時計』にゆかりのある人物が登場する。詳細は後述の「主なキャラクター」の項を参照。

システム[編集]

汽車による移動
前述のように、本作のフィールド上では汽車に乗って移動する。ニンテンドーDS本体の下画面タッチパネルに表示される路線図上にルートを描くと汽車がそのルートに沿って走る。描き直しや汽車のギア操作によって走行ルートを変更できる。冒険を進めることで新たな路線が追加されていく。
走行中には様々な敵が襲ってくる。一部の敵は汽笛を鳴らすことで追い払えるほか、砲台の車両を汽車に接続していればタッチパネルでタッチした方向に大砲の弾を飛ばすことができる。一方、線路上を走る敵「ボンバー列車」「キラー列車」は大砲の弾を当てても倒せず、触れると即ゲームオーバーとなる。
線路沿いには、速度制限や停止位置などを示す標識が立てられている。客車に客を乗せている際には、標識内容を守らずに運転を続けると客の機嫌が悪くなり途中で汽車を降りてしまう。
物語の中盤以降では、汽車の車両を様々なデザインのものに変更できるようになる。組み合わせによって汽車の耐久力が増加する。
ファントム(ゼルダ姫)の操作
ダンジョンの1つ「神の塔」では、強力な敵「ファントム」が多数登場する。このファントムにゼルダ姫が乗り移ることで操作が可能になる。ファントムの種類によって様々な能力が備わり、これを用いて謎解きや戦闘を行うことになる。能力の詳細については「主なキャラクター」のファントムの項を参照。
本作ではこのダンジョン以外でもゼルダ姫を操作する場面がある。
スタンプラリー
世界各地の町・村やダンジョン内などにはスタンプ台が設置されている。ここで手持ちのスタンプ帳にスタンプを押すことができ、その数に応じてアイテムをもらえる。スタンプ台は全部で20箇所ある。
ウサギランド
フィールド上では至る所でウサギが隠れている。このウサギを捕まえて「ウサギランド」と呼ばれる場所に連れて行くと、様々なアイテムをもらえる。

主な地域・駅[編集]

物語の舞台となるハイラル王国は森の大地、雪の大地、海の大地、火の大地の4つの地域から成り、その中心には神の塔がそびえている。

モヨリ村
森の大地の南部にあるリンクが住んでいる村。
ハイラル城下町
森の大地の北部にあるハイラル王国の中心都市。多くの人々が暮らしている。
サクーヨの村
森の大地の中央に位置するきこり達が暮らす村。木材を販売している。
ウサギランド
森の大地の北西にあるウサギを放し飼いにする広場。ウサギのマスクを被ったウサギ好きの男が運営している。
橋のたもとの駅
森の大地と海の大地をつなぐ橋のたもとにある駅。汽車の車両を扱う店「ラインバック商会」がある。
ユキワロシの村
雪の大地にある雪と氷に覆われた村。「ユキワロシ」たちが住んでいる。湖の水で作る氷「デラゴオリ」が特産物。
パプチアの村
海の大地にある漁村。魚を販売している。
ゴロンの村
火の大地にある火山地帯の村。「ゴロン族」たちが住んでいる。
  • 森の大地 - (モヨリ村、ハイラル城下町、サクーヨの村、森のホコラ、森の神殿、ウサギランド、橋のたもとの駅)
  • 雪の大地 - (ユキワロシの村、雪のホコラ、泉のほとりの駅、職人の家、雪の神殿、氷の隠れ駅、雪の隠れ駅)
  • 海の大地 - (パプチアの村、海のホコラ、海の神殿、砂のホコラ、砂の神殿、海賊のアジト、海の隠れ駅)
  • 火の大地 - (ゴロン遊技場、ゴロン村・火のホコラ、火の神殿、ヤミの採石場、山の隠れ駅、最果ての隠れ駅)

主なキャラクター[編集]

リンク小平有希
本作の主人公。モヨリ村に住む少年。名前は任意で付けることができる。
機関士として汽車を操縦し、ゼルダ姫とともに冒険を進める。
ゼルダ姫(声:大前茜
本作のヒロイン。ハイラル王国の姫。しとやかに振る舞う一方で勝気な態度も見せる。キマロキの魔術により体を奪われ魂だけの存在となってしまう。自らの体を取り戻すためリンクに同行する。ネズミや虫が苦手。
過去作『風のタクト』『夢幻の砂時計』に登場したテトラの玄孫(5世)に当たる。
シャリン(声:高橋里枝
神の塔に住まう老婆。代々魔王の封印を守ってきた種族「ロコモ族」の末裔。後方で蒸気を発する二輪の乗り物に乗っている。『風のタクト』『夢幻の砂時計』に登場したテトラとは友人だったという。
キマロキ(声:はらさわ晃綺
ハイラル王国の大臣だが、その正体は魔王復活をもくろむ魔族。2つ被っている帽子の下には角が生えている。普段は敬語口調だが、突如豹変して子供染みた乱暴な言動を取ることもある。ディーゴの下に付き、魔王を宿す器とするためゼルダ姫の体を奪い去る。
ディーゴ
キマロキとともにリンクたちの前に現れる男。金属の鉤爪がついた巨大なガントレットを左腕にはめている。元はシャリンの弟子だったが、神を超える力を得るため魔王の復活を求める。
ファントム
神の塔の守護者。ゼルダ姫の魂が入る事で操作可能になる。憑依後は、種類によって以下のような能力を発揮する。
  • ファントム:一般的なファントム。特別な能力は無い。
  • フレイムファントム:炎に包まれた剣を用いて暗闇を照らしたり燭台に火を灯したりできる。
  • ワープファントム:神の塔の各フロアにいる敵「ファントムアイ」の場所まで一瞬でワープできる。
  • アイアンファントム:体を鉄球に変化させて障害物を破壊できる。
ロコモ族
はるか昔から神の塔を守護してきた種族。シャリンと同じような乗り物に乗っている。リンクが持つ石板に力を注ぐためリンクとセッションを行う。
バルブ
森のホコラに住む賢者。訛りのある口調で話す。セッション時はチェロのような楽器を演奏する。
スチム
雪のホコラに住む賢者。白ひげを蓄えている。セッション時は三味線のような楽器を演奏する。
センリン
海のホコラに住む賢者。やや口が悪いが根は優しい。セッション時はフルートのような楽器を演奏する。
ボイラ
火のホコラに住む賢者。情熱的な性格。セッション時はティンパニのような楽器を演奏する。
テンダ
砂のホコラに住む賢者。威厳のある雰囲気を持つ。セッション時はオーボエのような楽器を演奏する。
シロクニ
モヨリ村に住む機関士で、リンクの師匠。元はハイラル王国に仕える兵士だった。ディーゴとの戦いにより負傷してしまう。後にリンクが乗る汽車の車両を変更する作業を担う。『風のタクト』に登場したゴンゾの子孫[2]
ニコ
モヨリ村でリンクとともに暮らしている老人。紙芝居を制作し発表している。部屋の中には『風のタクト』のキャラクター・ニコの姿が額縁に収められている。
ユキワロシ
雪の大地に住む種族。頭から鹿のような角が生え、毛皮のフードを被ったような見た目をしている。少し口が悪い。『夢幻の砂時計』の「氷の島」から移住してきたユキワロシ達の子孫。
テツオ
汽車が走る様子を線路沿いで撮影する、熱心な鉄道ファンの青年。
テリー
世界中を気球で飛び回り、様々なアイテムを販売している男性。
ラインバック3世
森の大地の「橋のたもとの駅」付近で「ラインバック商会」を営む男性。壊れた橋と自らの家の修理費をリンクに押し付ける。『夢幻の砂時計』に登場した航海士ラインバックの孫。
ゴロン族
火の大地の火山地帯に住む種族。語尾に「ゴロ」を付けて話す。
魔王マラドー
はるか昔に、光の神によって神の塔に魂を封印された魔王。

アイテム[編集]

大地の笛
ゼルダ姫所有のパンフルート。ニンテンドーDS本体の下画面タッチパネルで位置を調整し、マイク部分に息を吹きかけることで演奏できる。以下の曲を演奏することでそれぞれの効果を発揮するほか、ロコモ族の賢者などとセッションする際にも用いる。
  • 目覚めの唄 - ダンジョン内に設置された「ゴシップストーン」を目覚めさせ様々な情報を聞ける。
  • いやしの唄 - ダンジョン内で一度だけ妖精を呼び出し、体力を全回復することができる。
  • 鳥使いの唄 - 鳥を近くに呼ぶ。
  • 光の唄 - 各地にある「光の石像」を起動させる。
  • 発掘の唄 - 特定の場所で地下に埋まっているもの等を発見できる。
機関士の服
物語冒頭でリンクが着用している紺色の制服。帽子には白いハトのマークが描かれている。
みならい兵士の服
ハイラル王国の見習い兵士が着用する緑色の制服。ゼルダ姫から受け取る。
みならい兵士の剣
ハイラル城の兵士長から貰える剣。
ロコモの剣
シャリンから授けられる聖剣。神の塔で光のしずく(後述)がなくてもファントムに打撃を与えられるようになる。
よろず屋等で入手できる青色の盾。前方からの一部の攻撃を防ぐことができる。筒状の敵「ライクライク」に飲み込まれると失ってしまう。
古の盾(いにしえのたて)
ニコの古い友人が使っていたという茶色の盾。『夢幻の砂時計』に登場する盾に酷似している。「ライクライク」に飲み込まれても失うことは無い。
疾風のプロペラ
前方に風を巻き起こすアイテム。ニンテンドーDS本体のマイクに息を吹きかける事で作動する。
ブーメラン
前方に投げると手元に戻ってくるアイテム。ニンテンドーDS本体の下画面に軌道を描くとその通りに飛ぶ。
バクダン
壁や岩を破壊したり、敵を攻撃したりできる爆弾。テリーの店で「バクダン袋」を購入後に使用できる。ゲームクリアには必須ではない。
ムチ
ヘビのような外見の。武器として使用できるほか、壁からせり出た杭などにぶら下がったり、離れた位置にあるアイテムを回収したりする用途もある。
弓矢 / 光の弓矢
矢を放つ武器。ニンテンドーDS本体の下画面をタッチして弓を構え、画面から放すとその方向に矢を射る。光の弓矢は、力を溜めると敵を貫通する強力な光の矢を放つことができる。
サンドロッド
砂地を一時的に盛り上げて硬化させることができる杖。
剣士のまきもの1 / 剣士のまきもの2
新たな剣術を習得する巻物。「1」はハート(体力)が満タンの時に剣先からビームを出せるようになり、「2」は広範囲を攻撃できる大回転斬りが行えるようになる。
ハートの器
ハートの最大値が1つ増加する器。
赤い薬
飲むとハートが6つ分回復する薬。
紫の薬
飲むとハートが8つ分回復する薬。力尽きた際には自動でハートが回復する。
黄色い薬
飲むとハートが全回復する薬。
おたから
世界各地で見つかる高価なアイテム。換金もできるが、「ラインバック商会」で汽車の車両と交換する際にも用いられる。全部で16種類ある。
テリークラブカード
テリーの店でアイテムを購入した後に「テリークラブ」に入会すると手に入るポイントカード。その後、アイテム購入時に加算されるポイントに応じて「テリーシルバーカード」「テリーゴールドカード」「テリープラチナカード」「テリーダイヤモンドカード」と等級が上がり、それぞれ1割引、2割引、3割引、5割引でアイテムを購入できるようになる。
テリータダの券
テリーの店で一度だけ商品を無料で購入できる券。
ポイント5ばい券
テリーの店で商品を購入する際に一度だけ加算ポイントが5倍になる券。
懸賞ハガキ
ポストに投函して懸賞に応募できるハガキ。当選すると様々なアイテムが手に入る。
スタンプ帳
世界各地のスタンプ台にあるスタンプを押して保存できるノート。
ウサギあみ
世界各地のフィールド上に潜むウサギを捕獲するための網。
にんめいしょ
ゼルダ姫から受け取る正式な機関士の証。
光のしずく
神の塔の各フロアにあるしずく。3つのしずくを剣に宿すとファントムに対して打撃を与えることができ、ゼルダ姫のファントムへの憑依が可能になる。
森の大地の石板 / 雪の大地の石板 / 海の大地の石板 / 火の大地の石板
神の塔の一室に安置されている石版。この石版の力により、消えている線路の一部が復活する。
森のけっかい / 雪のけっかい / 海のけっかい / 火のけっかい / 砂のけっかい
神の塔で魔王の封印に用いられる結界。各地の神殿のボスを倒すと手に入る。
フォース
人々から感謝を得ることで生まれ出る、黄金の三角の結晶。この結晶の力により、消えている線路の一部が復活する。
光のラシンバン
魔王が潜む場所を指し示す羅針盤

ダンジョン[編集]

森の神殿(1F - 5F)
内部の至る所で毒霧が漂っており、そのままでは進めない。
ボス:甲殻巨大種 デグクレス
雪の神殿(B1 - 4F)
各所にある釣鐘を土台にセットた後に特定の順番で鳴らすことで閉ざされた扉が開く。
ボス:氷炎幻術師 フリブレイズ
海の神殿(1F - 8F)
足場のない場所が多いため、アイテムを用いて空中を飛び移ることになる。
ボス:荊毒寄生種 イバラケバラ
火の神殿(B5 - 2F)
多くの場所でレールが敷かれており、トロッコに乗って長距離を移動しながら仕掛けを作動させる必要がある。
ボス:溶焔巨神 イワントス
砂の神殿(B4 - 3F)
砂地が多く、体が飲み込まれる場所もある。一部の敵やアイテムは砂の中に埋まっている。
ボス:古代魔人族 ドスボーン
神の塔(1F - 3F、4F - 7F、8F - 12F、13F - 17F、18F - 24F、24F - 30F)
冒険の進行状況に応じて何度も訪れることになるダンジョン。『夢幻の砂時計』のダンジョン「海王の神殿」の仕組みと似ているが、この時とは違い時間制限は無い。
ゼルダ姫がファントムに乗り移ることで得られる様々な能力を用いながら攻略していく。
ボス:勇往神魔 ディーゴ

ボスキャラクター[編集]

甲殻巨大種 デグクレス
森の神殿のボス。臀部が毒霧で覆われたカブトムシ型モンスター。巨大な角を突き上げて攻撃し、一定のダメージを与えると、爆発する虫を空中から投下して突進してくる。
氷炎幻術師 フリブレイズ
雪の神殿のボス。炎と冷気を操り攻撃するモンスター。しばらく攻撃を加えると2体に分裂する。『夢幻の砂時計』のボスキャラクター「火焔幻術師 ブレイズ」に類似している。
荊毒寄生種 イバラケバラ
海の神殿のボス。4本の触手を持つ一つ目のモンスター。水中からとげのついた触手を伸ばして攻撃するほか、毒液を噴射する攻撃も行う。
溶焔巨神 イワントス
火の神殿のボス。岩石の体を持つ巨人。殴りかかったり岩を落としたりして攻撃する。周囲を取り囲むレールの上をトロッコで移動しながら戦うことになる。
勇往神魔 ディーゴ
神の塔のボス。素早く飛び回りながら衝撃波や光弾を放つほか、左腕にはめたガントレットからは鉤爪を発射する。一定のダメージを与えた後は鉤爪を用いた接近戦を仕掛ける。
古代魔人族 ドスボーン
砂の神殿のボス。ムカデのような体と骸骨の頭を持つモンスター。胴体部分を開いて岩を発射し、胴体を全て失うと頭部だけで襲い掛かってくる。
魔列車
闇の世界のボス。前面に顔がついた三両編成の巨大な列車。一直線に伸びた4本の線路上を走る魔列車を神の汽車で追走、併走しながら戦うことになる。車両の中から爆薬入りの樽を投下したりレーザーを発射したりするほか、幅寄せして汽車に体当たりする攻撃も仕掛ける。
魔王マラドー
本作の最終ボス。3連戦が行われる。1戦目では、マラドーがレーザーで攻撃する一方で、キマロキがファントムに憑依するゼルダ姫を魔術で操りリンクを攻撃させようとする。2戦目ではマラドーが巨大な獣の姿と化し、火のついた岩を口から連続して吐き出してくる。リンクは、力を溜めているため動けないゼルダ姫をマラドーの攻撃から守り続けることになる。3戦目ではリンクとゼルダ姫が協力してマラドーと戦う。

通信要素[編集]

対戦モード
最大4人でプレイできる対戦専用ゲームが用意されている。DSワイヤレスプレイ(ゲームカードが人数分必要)とDSダウンロードプレイ(ゲームカードが最低1枚あれば全員がプレイ可能)に対応している。『夢幻の砂時計』収録の対戦モードとは違い、インターネットに接続するニンテンドーWi-Fiコネクションには対応していない。
ステージ上に散らばる「フォース」を集めて数を競う。ステージを徘徊するファントムから攻撃を受けたり様々な仕掛けによってダメージを受けると、手持ちのフォースの一部を失いステージ上にばらまかれてしまう。制限時間終了時にフォースを一番多く所持していたプレイヤーが勝利となる。
すれちがい通信
すれちがい通信を使って、汽車の車両の入手時に必要となる「おたから」をすれ違った相手と交換することができる。

スタッフ[編集]

その他[編集]

各種評価
総計レビュー
評価者 点数
GameRankings 87.05%[3]
Metacritic 87%[4]
ゲームレビュー
評価者 点数
1UP.com A-[5]
Game Informer 8/10[6]
Game Revolution A-[7]
GameSpot 8.5/10[8]
GameSpy 4.5/5stars[9]
IGN 9.3/10[10]
Nintendo World Report 9/10[11]
X-Play 4/5stars[12]
週刊ファミ通 37(10,9,9,9)/40[13]
  • 汽車の行路を描きながら冒険するという本作のアイデアは、プロデューサーを務める青沼英二が当時4〜5歳の息子に読み聞かせていた絵本『せんろはつづく』(竹下文子・文、鈴木まもる・絵、金の星社より2003年に刊行)から着想を得ている[14]
  • 本作の一部の登場人物の名前には、「キマロキ」(キマロキ編成)や「シロクニ」(国鉄C62形蒸気機関車の通称)など、鉄道にまつわる用語や、それに似た名称が用いられている。
  • 日本国内では、早期購入者への特典として「羽根ペン型オリジナル透明タッチペン」が付属された[15]。また、イギリスのゲーム販売会社Gamestationは、ソフトのパッケージとリンクのフィギュア、ファントムのフィギュアをブリキ製の容器に詰めたセット「The Legend of Zelda: Spirit Tracks - Limited Tin Edition」を販売した[16]
  • 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』では、本作の世界観をモチーフにした対戦ステージ「汽車」が登場する。
  • ゼルダ無双』では、本作のゼルダ姫がプレイヤーキャラクターとして登場し、ファントムに乗り移った状態で戦う。


書籍[編集]

攻略本
楽譜

注釈[編集]

  1. ^ a b 2009年度 第70期 (2010年3月期)決算説明会 参考資料”. 任天堂 (2009年5月8日). 2011年9月26日閲覧。
  2. ^ 『ゼルダの伝説ハイラル百科』 徳間書店2017年、36頁。ISBN 978-4198643782
  3. ^ The Legend of Zelda: Spirit Tracks for DS”. GameRankings. 2016年12月30日閲覧。
  4. ^ The Legend of Zelda: Spirit Tracks for DS Reviews”. Metacritic. 2016年12月30日閲覧。
  5. ^ Legend of Zelda Spirit Tracks Review for the Nintendo DS”. 1UP.com. 2012年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月30日閲覧。
  6. ^ Andrew Reiner. “Derailing The Classic Formula - The Legend of Zelda: Spirit Tracks - Nintendo DS”. Game Informer. 2016年12月30日閲覧。
  7. ^ Blake Morse. “The Legend of Zelda: Spirit Tracks Review”. Game Revolution. 2016年12月30日閲覧。
  8. ^ Randolph Ramsay. “The Legend of Zelda: Spirit Tracks Review”. GameSpot. 2016年12月30日閲覧。
  9. ^ Brian Altano. “The Consensus: The Legend of Zelda: Spirit Tracks Review”. GameSpy. 2016年12月30日閲覧。
  10. ^ Mark Bozon. “The Legend of Zelda: Spirit Tracks Review”. IGN. 2016年12月30日閲覧。
  11. ^ Neal Ronaghan. “The Legend of Zelda: Spirit Tracks Review”. Nintendo World Report. 2016年12月30日閲覧。
  12. ^ The Legend of Zelda: Spirit Tracks for DS”. X-Play. 2016年12月30日閲覧。
  13. ^ 批評家(乱舞吉田、ウワーマン、本田やよい、ジゴロ☆芦田)
  14. ^ 社長が訊く『ゼルダの伝説 大地の汽笛』 (3/7)”. 任天堂 (2009年11月19日). 2016年12月30日閲覧。
  15. ^ 社長が訊く『ゼルダの伝説 大地の汽笛』 (7/7)”. 任天堂 (2009年11月19日). 2016年12月30日閲覧。
  16. ^ The Legend of Zelda: Spirit Tracks - Limited Tin Edition”. gamingbits (2009年10月19日). 2016年12月30日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]